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続編・『クズすぎるDV元カレ』のまさかな展開
セクメト
公開日|2022.08.16
更新日|2022.08.16
プロフィールにも書いた通り
元カレDV、8股サレ、愛人&枕強要多数。なうサレ妻、今年から母。
名前を怒りの神『セクメト』になぞらえて、我慢してきた人生の数奇な体験談を暴露します。
今回は前回投稿した『クズすぎるDV元カレ』の1年後、まさかな展開があったので、続編です。
フィクションみたいなノンフィクションです。
事実は小説より生成り、とありますが、
これはあのクズDV元カレから1年後のお話です。
元カレと私は一緒に上京し同棲していたので、あの事件以来、必然的に私は一人暮らしになり
金銭面の負担も同棲時より重くなっていました。
なので早朝バイトに加え、私は夜、銀座で働くことに。
銀座のバイトはいわゆる、水商売。
ただそのお店は私服で働けて、わいわいした大学生が多いお店だったので私は部活感覚で楽しみながら生活費を稼いでいました。
心の傷もほぼ消えかけていたその頃、
私は一緒にバイトしていた中でも割と仲良くしていたA子と、
プライベートで遊ぼうよ、ということになりお互い源氏名ではなく本名を教えることに。
次の日、バイトの暇な時間にA子がいつもみたいに話しかけてきました。
「ねぇねぇ!〇〇(私)の名前検索したらブログ見つけちゃった」
私はたまに更新するブログを書いていました、夢のことや、何気ない日常、友達のことや、映画のこと、少し恥ずかしくなりながらも「よく見つけたね!」なんて笑っていると、
A子が私のブログの中に知り合いの写真が載っていたと言うのです、
そんな偶然すごい!
なんて思いながらどの人かを聞くと
A子がブログを遡って「この人!」と止めたのは
あのクズDV元カレ…
「消すの忘れてたな」とブログに元カレが載ったままだったことにモヤッとしながらも
「へぇ!なんの知り合い?」と聞いてみると
A子は食い気味に言った
「こいつクズでさ!」
まさかそんな言葉を聞くと思ってなかったのですが「あぁわかるよ笑」なんて相槌を打つと
A子は続けた、
「1年くらい前かな〜?ちょっとだけ付き合ってたんだけど」
想像の斜め倍上をきた、
・・・・・・え??
「出会いがすごくて(笑)!クラブで会ってテキーラ飲んでベロベロになったからお家に泊まりなよって言われて、そいつの家行ったらさ、女いて(笑)!」
心臓の音が耳の横でなる感覚がした。
「目の前で大喧嘩(笑)!女全然出ていってくれなくて!そしたら最終的に警察まで来て(笑)やばくない!?」
追いつかない思考とバクバクする心臓でとりあえず何か返そうと、
「それで…なんでクズだったの?」と絞り出すと
3ヶ月くらい付き合った時に女遊びがひどいとか、嘘をつかれたとかで別れたらしい。
2人は“警察沙汰事件”からその時私たちが住んでいた駅の隣の駅にマンションを借りて少しの間同棲していたらしい。
家電は彼が引っ越しの時に待ってきてくれた、と…。
一通りA子が話し終わった後に(ほぼ内容が頭に入ってこなかったけど)
「その修羅場になった彼の家って、…〇〇(地名)じゃなかった…??」
「うん!そう!!そこ!!……………え?」
「A子ってもしかして、その時金髪だった…?」
「………うん…金髪だった……」
少しの沈黙の後、
「…………多分、その喧嘩してた女、私だわ!」極力、最大限に明るく言った。
A子も察して「…え、えぇ!?うそー!あの時の!?そんなことある!?」と明るく言う。
長い沈黙。
「でもお互いにあいつに捕まらなくてよかったね!あんなクズね!」
頑張って談笑したけど、衝撃の現実に正直、またいろんな傷が蘇った。
あの玄関の金髪の女と、友達だった。
顔なんて覚えてなかったから、気付きようがなかった。
A子は悪い子じゃなかった。だけど、
「家電は持ってきてくれた。」多分それ私が使ってたやつ、
「持ってきてくれたパソコン、古くてすぐ壊れた」あぁそう、パソコンも持ってかれたんだった、
「女全然出ていかなくて」どんな気持ちでタバコふかしてたんだろ、いやどんな気持ちもクソもないんだろうな、
私がでてった後、私の布団でヤッて、散らかしたまま帰って、あいつとそのまま付き合って、
おそらく悪気なんてない、
A子と私はなんとなく、自然と距離を置くようになり、約束していた
プライベートで遊ぶこともなかった、
“現実“は小説より奇なり。
まさか、縁が切れたと思っていたクズDV元カレがその後の私の人生に出てくるなんて
想像もしていませんでした、
それもこんな形で。
次回は夢を追いながら銀座で働いていた中で起きたたくさんのことを書きたいと思います。
今回も私の人生の一部を覗いてくれてありがとうございました。
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