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コロナ禍で生まれた娘
りなりーな 女性
公開日|2023.08.20
更新日|2023.08.20
2020年コロナが流行し始めたとき、私のお腹にはすでに娘がいて、安定期を迎えていました。
つわりの激しさから少し解放されたと思っていたら、世界でのコロナ感染、いろんなことが制限され初めての出産に不安が舞い込みました。
里帰り出産のため飛行機を予約したくても飛行機は飛ばなくなり、なんとか車と電車を乗り継ぎ実家へ。
2週間の待機でようやく産院へ健診にいけて、事前の見学説明会にいけた時はもう出産間近でした。
出産には誰も立ち会えず、生まれた後も1週間娘と二人、私がしっかりしないと!と思いましたが、初めての授乳、痛み、寝不足、助産師さんたちの優しさが本当に身に沁みた一週間でした。
生まれてからも繰り返す緊急事態宣言、地元じゃない場所での孤独な子育ては本当に辛かったです。
成長の早い娘に少しでも同じような子たちと交流を持ってほしいと通う予定だった施設にも誰も来なくて‥。
近くの公園や海辺も閉鎖。
私たちはどこに行けばいいんだろうと本当に辛い毎日でした。
町に一つあった私営の保育施設が親子で参加型の教室を週1で行っていて、そこにすがる思いで電話しました。
コロナ禍でどこにも行けなくて何もできない毎日に疲弊していた私にとって受け入れてくださったこちらの園長先生には今でも感謝しています。
それから1年半こちらにお世話になりました。
コロナ禍に生まれた娘も今年で3歳、今は楽しんで幼稚園に通っています。
娘が普通にお友達と遊んで楽しく暮らせる毎日がやってきて本当に良かったと今感じています。
コロナに負けない世界であってほしいと願う日々です。
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