自分は男性なのに女性から「可愛い」と言われてしまって、少し複雑な心境に戸惑っている方も多いようです。

また、女性の方でも、「このひとは、男性なのに、かっこよさと可愛さの両方を兼ね備えているかも……♡」と、ちょっとドギマギしてしまうことってありますよね。

雰囲気的に「可愛い」と「かっこいい」は正反対のように思えるのですが、これらの要素が混在することってあるのでしょうか?

今回は、「可愛い」要素と「かっこいい」要素について、特徴を深堀りしていきます。

目次

「可愛い」と「かっこいい」、違いはあれど両立する!


「可愛い」と「かっこいい」は、イメージ的には正反対な気もします。しかし、人間は意外にも多面的な生き物なので、これら2つの要素は両立可能

たとえば「誰もが振り向く美人女性なのに、あの人中年親父っぽい趣味なんだよね……」といったことってありますよね。1人のヒトに正反対の要素が存在し得るのです。


「かっこかわいい」という言葉もあるが、すでに死語?

その昔、「かっこいいけれども可愛さもある」「可愛いけれども、かっこよさも兼ね備えている」様子をあらわす語句に「かっこかわいい」という言葉がありました。

今では、日常的に聞くことも少なくなって「死語」として扱われていますが、かつてはよく使われた若者言葉です。

このような概念が存在すること自体が、「可愛い」と「かっこいい」の2つの要素の両立が可能であることを示しているのではないでしょうか。


女性がつい「可愛い」と言いたくなる瞬間|男性の特徴・言動


女性がついつい男性に対して「可愛い!」と言ってしまう瞬間があります。それは、次のように、傍にいる男性につい母性を感じてしまうような言動や特徴が見られた時です。

・感情表現が豊かで、子供のように表情が良く変わる
・寂しがり屋で、常に彼女と一緒に居たくなってしまう
・ご飯粒を頬につけていることに気づかないなど“うっかり”
・外ではクールな人なのに一緒にいる時間は甘えてくる


もしかすると、「可愛い」と言われてしまった男性は少し複雑な心境かもしれません。

しかし、女性にとっての「可愛い」は好意的な意味合いを含むことがほとんど。ですから、ぜひ喜んで受け取ってくださいね。


女性が「かっこいい」と感じる瞬間|男性の特徴・言動


反対に、女性が男性に対して「かっこいい!」と感じる、定番の瞬間もあります。そんなタイミングで女性が着目している男性の言動や特徴は次の通り。

・清潔感があり、トレンドをおさえたオシャレをしている
・ふと、重いものを持ったらがっしりした筋肉が見えた
・いつも余裕があり、気持ちを支えてくれる度量の広さがある
・ 経済面でも気持ちの面でも自立しているのを見たとき


たいてい、世間一般的にいう「男らしさ」の要素です。しかし、これを見てみると、前述の「可愛い」と両立できる要素があることに気づくはず。

たとえば、がっしりした筋肉の男性が彼女に突然甘えたら? きっと彼女は「かっこいい!」のに「可愛い♡」と、つい思ってしまうはずです。


男性も「かっこいい」と感じる瞬間|女性の特徴・言動


同様に、 男性も女性のことを「かっこいい」と思ってしまう瞬間があります。近年は、男性と同じように活躍する女性も多くなっていますので、“当たり前”なのかもしれません。

具体的には、たとえ女性であっても、どこか“男性らしさ”を感じさせるような言動・特徴が見られたときに、「かっこいい」と思うようです。

・見た目以上にしっかりと合理的な決断ができる
・責任感も行動力もあってイキイキしている
・笑顔が爽やかで、誰からも頼られている
・裏表が無く、誰と話してもさっぱりした性格


現代では「かっこいい」と言われることを喜ぶ女性も多いはず。もし、あなたが女性の「かっこいい」場面に遭遇したら、ぜひ率直に伝えて、褒めてあげてくださいね。


男性が「可愛い」と思ってしまう瞬間|女性の特徴・言動


一方で、やはり定番として男性が女性に対して「可愛い」と思ってしまうこともあります。昔から“女性らしさ”と言われることの多い、次のような言動や特徴が見られた瞬間です。

・小動物のように、感情がまっすぐで素直
・ちょっとした所作に女性ならではの美しさがある
・なにかに対して一生懸命な姿が微笑ましい
・いつも明るく愛嬌があり、甘え上手


これらの特徴も「あ〜、あるある!」となりますよね。ここでも、前述の「かっこいい」要素と「可愛い」要素が両立可能であることに、お気づきでしょうか?

たとえば、いつも甘え上手で愛嬌があるのに、仕事に一生懸命で必要なときにきっぱりと決断ができるなど。ギャップに「あの子、意外とかっこいいわ!」となるのです。


「かっこいい」を超えると「可愛い」に!?


人間は多面的なので、複数の要素を持ち合わせることがあるのは前述のとおり。「ギャップ萌え」という言葉があるように、一見正反対の要素を持っているヒトは魅力的にうつります

また、このように誰からも分かる客観的な要素以外にも、特別な相手だからこそ、「かっこいい」を超えて「可愛い」という主観的な感情が発生することもあります。


「可愛い」と思えるのは、最上級の「好き」だから!?

恋をしているとき、はじめは外見を見て「かっこいい」と感じていたものの、関係が進んで相手の内面を知るにつれて「可愛い」と感じるようになることがあります。

とくに大人は、普段相手の社会的な一面のみを強く見ています。ですから、自分に内面を見せてくれる相手には特別な感情が生じやすく、それを「可愛い」と表現することがあるのでしょう。

恋人同士であれば、本当の相手を知って「恋」から「愛」へ感情が変化し、特別に母性をくすぐられる感覚になることも。最上級の「好き」が「可愛い」だと考える方も、いらっしゃるようです。


まとめ

今回は、「可愛い」と「かっこいい」という、一見正反対に見える要素についてご紹介してきました。

はじめは、これらの要素が1人の人に混在することを不思議に思うかもしれません。しかし、よくよく振り返ってみると両方の要素を兼ね備える方は、多くいらっしゃいます

また、片思いのときに「かっこいい」と慕っていた相手でも、お付き合いしてより関係性が進展していくにつれて、母性的な愛情が生まれることも。そういった相手には、つい「可愛い」と感じてしまう……そんな側面もあるのかもしれません。

あなたの周りに「かっこいい」と「可愛い」を両方兼ね備えた男性や女性はいますか? ぜひ探してみてくださいね!