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セックスレス真っ只中の話
元サレ妻 女性
公開日|2023.06.25
更新日|2023.07.08
旦那とは大学3年生の時に友人の紹介で出会って、そのまま付き合い続け、26歳になったタイミングで結婚。
結婚から2年で旦那の不倫が発覚し、離婚。
旦那に不倫されたきっかけは紛れもなくセックスレスが原因だと思います。
冷静になった今考えてみれば、あんなにも旦那が大好きだった私でさえもあの時は辛くて、他の男性の方が魅力的に見えてしまう時期があったので。
セックスレスになったのは結婚して1年が経った頃
大学の頃はお互いの年齢的にお盛んな時期で、当時実家暮らしだった私は1人暮らしをしていた彼の家に入り浸るようになり、生理の時以外はしょっちゅうしていました。彼と出会うまでも何人かと交際し、体の関係になったこともありましたが、ダントツで彼との相性が良かったんです。
というか、それまで体の相性が良いうんぬんって良く分かってなかったのですが、彼と出会って初めて相性の良さというものを知りました。
大学を卒業してからは、お互い仕事で忙しく、平日はほぼ会えないので週末に会うというような状況が続いていました。
入社したての方は毎週末会えていたものの、彼が会社の部活に参加するようになってからは、隔週程度の頻度でしか会えなくなりました。
そんな感じでの交際が半年くらい経ったところで、私が不満をこぼしたところ、彼は平日の仕事終わりに時間を作って顔を見せてくれるようになり、私の不満も解消。
そうして仕事と恋愛を上手いこと両立しながら過ごすうちに彼からプロポーズを受けました。
今でも思い出すのですが、プロポーズされた時はこれ以上の幸せなんてもうないだろうと思うくらいに幸せでどうにかなってしまいそうでした。
実際、このプロポーズを超える幸せはなく、彼との幸せはここから下落。
手始めに入籍前に同棲するかしないかで揉め、結婚式のことでそこそこ揉め、将来の話で揉め、、、、
揉めるたびに良かったのは体の相性だけだったのかもしれないと思う始末。
結局同棲は入籍をするタイミングで一緒に始めました。
この同棲が最悪だったんです。
彼は1人暮らしの歴が長いくせに家事がまともにできない。
結婚したら家事は女がするものという古い考えを持っている。
そのくせ私がしたことに対して文句だけは言う。
彼は掃除が苦手で料理もほとんどできないので、掃除と料理はするから洗濯物だけやってくれと頼んでいました。
しかし、彼に洗濯を任せると服はヨレヨレ、時々生乾き臭がする、畳み方も下手で服は常に余計なシワが付き、着る時にアイロンはマスト。
よく今まで生きてこれたなと思うくらい何もできないんです。
今思えば、大学時代に彼の部屋に泊まっている時も掃除、洗濯、料理は私がしていたし、彼がまともにしているのを見た回数の方が少ない気がする。
こうなったら彼にやり方をいちから教えるしかないと思って、彼に教えると、「俺がやるより、サレ子がやった方が早いし、仕事で疲れてて覚える気力ない。」
私だってフルタイムで普通に働いてるのに、なんで私だけが家事をしなきゃいけないのって毎日毎日不満に思うようになり常にピリピリしていた気がします。
そこから一年くらいは喧嘩もしつつも何とか夫婦生活を保っていました。
保てていたのは私が昔から結婚生活に憧れがあって、理想の妻でいられるようにと努力していたからでしょう。
ただ、やはり物事にはいつか終わりがくるもので。
結婚から一年が過ぎた頃からだんだんとセックスの頻度が減っていき、気づけばもう数ヶ月以上もしていない。
私から誘っても
彼は「仕事で疲れてるから。」「今日は気分じゃない。」などと断り続け、同棲始めたてのころはうざいくらいぴったりくっついてきて寝息がくすぐったいくらいだったのに、完全に背中を向けて寝ている。断られるたびに私は傷ついていきました。
出会ってからこれまで彼から誘ってくる頻度の方が圧倒的に多かったし、私が誘うといつも以上にがっついてきていたから。
断られて傷つくのももちろん怖いけど、その当時私が最も恐れていたのは彼の心が私から離れていくことでした。
だから身体で繋ぎ止めようとしていたんですね多分。
そのうち、自分のフラストレーションが溜まっていき、旦那が寝静まった後に横でこっそり自慰をしたり、街中にいる男性で性的な想像をしてしまったりとこれまでの自分じゃ考えられない行動や思想をするようになってしまいました。
旦那の隣で1人でこっそりすれば、虚しくなり、他の男性に抱かれる想像をすれば、人妻としてありえないと自分を責めました。
自分の魅力がなくなったと思わされるのが辛くて、
彼は本当に仕事が忙しくて性欲が薄れているだけだ
年齢的にもそろそろ性欲が落ち着いてくるのではないか
などと都合の良い原因をでっち上げて現実から目を背けていました。
しかしある夜、ふと目が覚めると隣でスマホの光と彼の荒い息遣いが聞こえてきました。
目覚めたことがバレないようにこっそり見てみれば、AVを観ながら1人でする旦那の姿が。
性欲がなくなったわけではないと改めて気付かされる出来事でした。
そんな旦那に不倫された話はまた次回に。
サムネイル→著作者:yanalya/出典:Freepik
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