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人は病気になった時に本当の愛が見える
倉持 男性
公開日|2022.12.07
更新日|2022.12.07
学生時代から付き合ってた子と早く一緒になりたいと考えて私は自衛隊に就職し、2年後に結婚しようなと連絡を取って頑張っていました。
ある日、寂しいと別れの手紙が届きました。
何故なんだと?故郷の友達に連絡をしたところ彼女は彼氏が出来たと教えてくれ、私は自衛隊を脱走して彼女に会いにいきました。
まぁ免職ですね。
結果はわかっていたけど、どうしても人の気持ちは、こうも簡単に人は変わるものなか?と信じられなかったですね。
それから人を、信じられなくなり言い方が悪いですが適当な人と結婚し、子供は、出来なくても普通に仲が良い夫婦だったと思います。
私は長距離トラック運転手として寝泊りはトラックの中で家には2週間に一度帰る、そんな生活を長年してきたせいか、数年前の真冬に長野県でトラックの中で脳出血に倒れ働けない体になりました。
家族が病院にきてくれたのは、わずかな記憶で覚えてます。
その時に嫁さんの態度が何か違和感があったのも覚えてます。
意識がはっきりした頃に嫁さんが別れたいと言ってると弟に聞きました。
またかぁ…と人は簡単に裏切るものだとわかっていたけど、ショックでしたね。
私は石川県に住んでいましたが、倒れて入院したのは長野県です。
そんな時にある女性が石川県から長野県まで雪道をかっ飛ばして来てくれた人がいました。
長年、友達付き合いしてた女性ですが、その人の勇気、こんな雪道なのに危険なのを承知で長距離を走って見舞いにきてくれたことに、今までにない感謝と感動があったのを覚えています。
私を本当の意味で愛してくれる女性に病気になって出会いましたね。
その人とは結婚はできないですが私に人を愛する気持ちを、教えてくれて、私は宝物のように思っています。
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