学校を卒業して数年経ってポストに届く、同窓会の案内状。

しばらく会っていない同級生に会えるこの機会が、楽しみなかたとそうでもないかたと分かれるのではないでしょうか。

当時好きだったあの人との再会に期待してしまうのも、同窓会あるあるかもしれませんね。


中学の同窓会はカオス状態になるという話も聞いたことがありますが、実際はどのような感じなのでしょうか。筆者が体験した実際の中学校の同窓会の経験も踏まえながら考えていきます。


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目次

同窓会っていつ頃あるの?





仲のいい同級生と飲み会を開いたり集まったりすることはあっても、クラスのみんなや学年のみんなで集まるとなると簡単ではありません。

学校や地域によって、卒業する際などに同窓会役員を決めているところも多いようです。
「卒業後〇年目に開催する」と決められているケースもありますし、顔が広く行動的な人が発起人となり開かれるケースもあるようですね。
地元を出て行った人も戻ってくる可能性が高い成人式後に集まるパターンや、5年おき、10年おきなど、きりのいい年齢で集まるパターンもあります。
以前は、卒業するときに学校にて住所や連絡先が控えられていることも多かったのですが、今はグループラインなどのSNS利用が楽で便利とされているようです。

時期としては、帰省する人が多い年末年始やお盆、またはゴールデンウィークなどの大型連休が多いようですね。

中学校同窓会はカオスって本当?どうして?



懐かしい友人たちとも再会できる同窓会ですが、ちまたでは「中学同窓会はカオスだった」という声が聞かれることがあります。

カオスとは「混沌としていてめちゃくちゃ」な様子ですよね。同窓会がカオスとは…どういうことで、また、なぜそうなってしまうのでしょうか。

・卒業後の進路がバラバラだから


ある程度の進路や学力に共通点が生まれる高校や大学と違い、公立中学校の同級生は同じ地域に住んでいることだけが共通点です。

卒業後の進学・就職先はきっとバラバラでしょう。
同窓会の時期にもよりますが、もう子どもがいたり、学生だったり、会社勤めだったり、社長だったり、ニートだったり…。たくさんの種類のひとたちが集まるのですから、社会的立場も会話の内容もバラバラで、カオス状態になるのは仕方ないかもしれませんね。

・ハッキリ見える格差を感じてしまうから


上の内容にもつながりますが、さまざまな境遇の人達が集まると、自ずと格差が目立つようになります。

中学生時代は気にしていなかった家庭環境の差はもちろん、大人になると、今置かれている社会的立ち位置や収入の格差も見えるようになるのです。
私立中学校の場合は、いい大学や有名企業に進めたかどうか、いわゆる「勝ち組」コースかどうか見定めようとする人も出てきます。


同級生にマウントを取る、マウントを取られる、どちらの立場の人も出てきてしまうのですね。



・黒歴史に触れないで!思春期の自分を知られているから


「中二病」という言葉があるように、中学生は思春期真っ只中です。
恋愛、人間関係、アイデンティティに関していろいろと思い悩みがちな時期だからこそ、この時期に思い出したくない恥ずかしい過去を抱えている人も多いのではないでしょうか。
昔話に花を咲かせるのは楽しいですが、恥ずかしすぎる過去や痛いエピソードを掘り返されると、笑えない状況になってしまう場合もあります。

・誰が誰だかわからないから


卒業から時間が経てば経つほど、中学時代の面影から離れてしまう人も多いですよ。


特に女子に多いのが、高校デビュー、大学デビューなどで外見が変わってしまうことです。
メイクや服装、ダイエットへの目覚めなどで、ぐんと綺麗になる女子もいれば、いつもジャージだったのにオシャレに目覚め、かっこよくなる男子も。
社会人になると、精神的にもずいぶん洗練されるため、まとっている雰囲気が全く違う人もいます。


一方で、かなり太った、髪が薄くなった…などのちょっぴり悲しいパターンの変化をしたために、面影がない…という人もいます。

気になるあの子は?恋愛への発展はアリ?



久しぶりに会う同級生の中でも、特に気になるのは当時好きだった相手や付き合っていた相手のことですよね。

上で解説したように、中学生の頃のイメージのまま再会できるかどうかは分かりません。


より魅力的になっていたり、反対に残念な思いをしたりするかもしれませんが、久々に会って恋愛が始まることはあるのでしょうか。


・恋愛に発展する可能性は大いにアリ!


「同窓会マジック」という言葉を聞いたことはないでしょうか。

実は、同窓会の再会がきっかけで恋愛が生まれることは少なくないのです。

特に、まだ独身だったり、恋愛にアクティブだったりする20代の再会がきっかけになることが多いようですね。


中学生の頃よりもさまざまな経験を積み、内面も外見も大人になっているからこそ見える魅力もあります。かと言って全く知らない相手というわけでもなく、昔から多少なりとも知っている相手ですから、気を遣わずに自分らしく話をすることもできます。中学生の頃とは違い、お酒の力も加わるので、話が盛り上がることもしばしばあります。親しくなるためのハードルが低いからこそ、距離が縮まるスピードも速そうですよね。


・どんな場合に恋が生まれる?


昔よりも魅力的になっている相手に不意にときめいてしまうこともありますし、変わらない部分に懐かしさや安心感を感じて恋心が再燃してしまうケースもあります。
中学生の頃の姿を知っている分、「こんなに素敵になっている」「変わらず素敵なままだな」と、どちらにしても好印象をもつきっかけになるのですね。
また、思春期だった頃には話しかけづらかった相手が社交的な人になっており、意外な相手と会話が弾んでしまったというケースもあるようです。


筆者の友人には、中学時代にはただの顔見知り程度だったのに、同窓会で初めて深く話したことがきっかけで交際し、結婚に至ったカップルもいますよ。
少しでも気になる人を思い浮かべたのであれば、同窓会がきっかけの恋愛を期待してみてもいいかもしれません。

・気になる相手がいたらどうする?


もしも同窓会で仲を深めたい相手がいた場合、どのような行動をとるのがよさそうでしょうか。


とにかくまずは積極的に話しかけてみましょう。同窓会の時間は限られていますし、お互いが住んでいる場所によってはなかなか会えなくなる可能性もあります。
「どこに住んでいるの?」「学校・仕事はどうしているの?」など、当たり障りのない会話から始めるとスムーズです。本気で進展したいなら、この時点で恋人の有無を聞いておくのもいいですね。
同級生ということで共通の友人も多いため、協力者になってくれそうな信頼できる友人もいるかもしれません。この場限りの付き合いになってしまわないよう、また集まりやすいメンバーでグループラインなどの繋がりを作っておくのもいいですね。


一緒の写真を撮っておいたり、SNSでのアカウントを教えてもらったりして、「同窓会は楽しかったね」「また遊びたいね」などと連絡できる口実を作っておくと、次のアクションにもつながりますよ。

まとめ

人によっては、同窓会への参加に不安な気持ちもあるかもしれません。

しかし、少しでも行きたい気持ちがあれば参加してみませんか。

「カオス状態」ということも単なるデメリットではなく、いろいろな人の人生に触れて盛り上がるきっかけととらえることもできます。
面倒さや多少のリスクも多少ありますが、旧友との再会で会話が弾み、新しい友人ができたり恋愛のスタートが隠れていたり、今後の人生がちょっぴり変わるきっかけになるかもしれませんよ。