結婚する前に妊娠してしまったら、不安でいっぱいになってしまいますよね。


「彼にはなんて報告しよう」、「両親にはどう伝えたらいいだろう」など考えることはたくさんあります。


今回は、妊娠がわかったときに考えるべきことを順番にまとめました。
この記事を読んだら、結婚前に妊娠してしまったとき、なにを考えればいいのかがわかります。


落ち着いて順番に対応していくことで、不安が少し和らぐはずです。

目次

まずは彼に報告しよう

妊娠がわかったときや、「妊娠したかも!」と思ったとき、まずは彼に報告しましょう。


病院へ行くことや両親へ伝えることより、まず真っ先に彼に相談します。
真っ先に彼に相談することによって、彼にも責任感が芽生えます。


「妊娠したかも!」と思った段階から彼と一緒に考え、行動することによって、彼にも自分事という自覚が生まれます。


彼が妊娠という事実に対して真剣に向き合ってくれるかどうかで、このあとの大変さが大きく変わってきます。


彼への報告はとにかくなによりも早く行うのがオススメです。


病院でしっかりと検査を受けよう

妊娠の可能性がある場合、病院でしっかりと検査を受けて調べてもらうことが大切です。


市販の妊娠検査薬でも妊娠したかどうかを調べることができますが、最終的には病院での検査が大切です。
今後どうするにしても病院へはいずれ行かなければならないので、なかなか勇気が出ない人もいるかもしれませんが、早めに病院を受診しましょう。


病院へ行くときは、次のような内容についてあらかじめメモしておくよいでしょう。

・最後に生理がきた日
・最近性行為をした日
・妊娠検査薬の結果(あれば)

また、病院へ行くときは、次のようなものを準備して行きましょう。

・診察費
・保険証
・診察券(あれば)

病院へ行く際は、ぜひ彼にも一緒についてきてもらいましょう。


出産するか否かを考えよう

出産するか否かをしっかり考えることも非常に大切です。


ご縁があって授かった命ですから、「出産しないなんてあり得ない!」と思う人もいるでしょう。
しかし、人にはさまざまな事情があります。


経済的に生活が苦しかったり、そのほかの状況を見て出産・育児が難しいと感じる場合、出産しないという選択肢もあり得ます。


おめでたいときに「出産するか否か」を考えるなんて不謹慎だと思えるかもしれませんが、一度立ち止まって考えてみることは大切です。


出産にあたって大変な思いをするのは女性ですから、自分の気持ちをなによりも大切に考えてみてください。
出産するか否かを考える際は、1人で考えましょう。


彼や両親などほかの人の気持ちについて考えると、あなた自身の素直な気持ちにふたをしてしまう恐れがあります。


「自分はどうしたいのか」という自分の本心をぜひ一度探ってみてください。


両親への伝え方を考えよう

結婚前に妊娠がわかった場合、両親への伝え方を考える必要があります。


最近は「授かり婚」も増え、結婚前に妊娠・出産する人は珍しくありません。


しかし、それでもまだ「妊娠・出産は結婚してから」と考える人が少なくないのも事実です。

あなたの両親や彼の両親はどのような価値観の人でしょうか?


両親の価値観に合わせて、伝え方を考えてみてください。


両親が歓迎してくれそうな場合

両親が結婚前の妊娠・出産を歓迎してくれそうであっても、妊娠の報告には誠実さが大切です。

・もともと結婚するつもりであったこと
・しっかりと子どもを育てていける環境であること
・お互いを大切にして生活していく気持ちがあること

上記の内容を、自分たちの言葉で真剣に伝えましょう。


きっとご両親は喜んで妊娠・出産を歓迎してくれるでしょう。


両親が難色を示しそうな場合

両親が結婚前の妊娠・出産に難色を示しそうな場合、反対されるという覚悟を決める必要があるでしょう。


しかし、誠実に気持ちを伝えれば、最終的には受け入れてもらえるかもしれません。

・真剣な交際であり、結婚するつもりがあったこと
・仕事や生活の状況的に、じゅうぶんに子育てをしていけること
・今後の妊娠・出産・子育てや結婚生活、仕事に関するしっかりとした計画

上記の内容を盛り込みつつ、事前に2人で伝え方を相談しておきましょう。


2人で報告の練習をしておくのもオススメです。


2人の真剣さが伝われば、はじめは難色を示したご両親も受け入れてくれるかもしれません。


結婚のタイミングはどうする?

結婚前に妊娠が発覚した場合、結婚について彼と話し合う必要があります。

・結婚するのか、しないのか
・結婚する場合、いつ入籍するのか
・引越しや各種手続きなどのタイミング
・生活や仕事に関するお互いのプラン
・経済面に関する長期的な計画と相談
・引っ越す場合、どこに住むのかなどの相談

妊娠を機に結婚する場合、彼と話し合わなければいけないことがたくさん出てきます。


なぜなら、結婚するということは、生涯をともにするパートナーになるということだからです。


生活や住まい、仕事やキャリア計画、お互いのライフプランの理想やお金のことなど、この機会にすべてきちんと話し合っておきましょう。


必ずどこかで妥協しなければならないところも出てくるでしょう。


2人でしっかりと話し合い、折り合いをつけておきましょう。


結婚式はする?

妊娠を機に結婚する場合、結婚式をするかどうかも彼と話し合わなければいけません。


結婚式をする場合、式のタイミングは非常に重要です。


出産より前に結婚式をする場合、妊婦の体調に配慮してさまざまな工夫をする必要があります。

・転びにくい靴を選ぶ
・お腹が膨らんでいても着用できるドレスを選ぶ
・妊婦ができるだけ座っていられるような式を計画する
・妊婦がアルコールを摂取しなくていい食事プランを選ぶ
・万が一体調を崩しても対応できるようにあらかじめ準備しておく

また、タイミングにかかわらず、結婚式には決め事がつきものです。


2人で相談しつつ、協力して準備を進めましょう。


仕事について考えよう

妊娠した場合、仕事について考える必要もあります。


出産を機に退職する女性もいますし、産休を取得して仕事を継続する人もいます。
どちらの選択も間違いではありません。


自分はどうしたいのか、自分の状況も考えつつ、自分の気持ちをなによりも大切にして仕事について決めましょう。

また、上司への報告も必要です。


報告はできるだけ早いタイミングが望ましいですが、自分の状況や職場の状況を見てタイミングを決めましょう。


報告のしかたについても、事前に伝え方を考えておくとスムーズに報告することができます。


友人・知人へ報告しよう

出産する場合、友人・知人への報告も必要になってきます。


友人・知人への報告については、人それぞれさまざまな考え方があります。

・特に報告はしない
・親友にだけ報告する
・友人全体へ広く報告する
・知人も含めお世話になっている人全員へ報告する
・手紙や葉書、電話などでしっかりと出産を報告する

友人・知人への報告に関する価値観は人それぞれで、どの考え方も間違いではありません。


自分たちに合った報告のしかたを選択しましょう。


しかし、「世の中にはいろいろな考え方の人がいる」ということを念頭に置いておくことも大切です。


もしかすると、「どうして私に報告してくれなかったの?」と腹を立てる人や、反対に「わざわざ報告してくるなんて……出産祝を贈らなきゃいけないのかなあ……」と深く考えたりする人も出てくるかもしれません。


さまざまな価値観の人に配慮した対応ができると、対人関係でトラブルになりにくいでしょう。

まとめ

結婚前に妊娠がわかると、おめでたく嬉しいと感じる反面、不安に思ってしまうものですよね。


しかし、落ち着いて1つ1つ順番に対応していきましょう。


対応していくうちに、少しずつ不安も和らいできますよ。