「なんだか彼女に虚言癖があるっぽい…」


嘘をつく癖が治らない彼女にそんな疑いを抱いている男性もいるのではないでしょうか?


もっとも信頼しあえる仲でいたい恋人に嘘をつかれるのは悲しすぎますよね。


今回は虚言癖の疑いがある女性について掘り下げてみましょう。


嘘をつく理由や対処法を紹介するので、参考にしてみてください。

目次

嘘ばかりつく彼女は虚言癖があるの?

「虚言癖」とは、嘘をつかずにはいられない人間の性質を指す専門用語です。


多くの場合、嘘をついている意識がなく、罪悪感を抱かないといわれています。


またどこからが嘘で、どこまでが真実なのかの線引きが難しいこともあり、虚言癖は正式な病名ではないそうです。

たしかに嘘をまったくつかない人はいませんし、相手を思いやって優しい嘘をついた人に対して「あなたは病気だ」とはいいきれないでしょう。

むしろ相手が傷つくような、言う必要がないことを「だって本当のことだから」なんて口にしてしまうほうが病的な気がします。

とはいえ、彼女が自分に対してやたら嘘をつくとしたらそれはイヤなもの。


その嘘に対して自覚がなかったり、自分が優位に立つための嘘だったりするなら、心の闇が見えるような気がして、かなり怖いですよね。

彼氏としては、どう向き合うべきなのか考える必要があるでしょう。


彼女が嘘をつく理由

嘘の種類は自覚のない虚言癖的なものや、自己保身、相手への気遣いなどさまざまです。


ここでは彼女がなぜ嘘をつくのか、推測できる理由を紹介します。


周囲から注目をされたい

承認欲求が強く目立つ存在になりたいのに、取り立てて注目を集めるような要素がない人がいます。


このような人は「目立ちたい」という自分の欲求を満たせないことに耐えられません。


そしてなんとかして目立とうとして嘘をつくのです。


「なんだか具合が悪い」と仮病を使って彼氏に心配されたり、「お化けがいた」と見てもいないのに作り話をしたりして、関心を集めようとします。


プライドが高く見栄っ張り

嘘ばかりつく女性のなかには、プライドが異様に高く、虚栄心の強い人がいます。


プライドが高く見栄っ張りのため、人より劣るのが耐えられません。


「彼氏と結婚することになった」なんて誰かがいえば、とっさに「わたしもプロポーズされた」なんて嘘をついて対抗します。

人の幸せを喜ぶことができずに「あいつに負けたくない」という心理になってしまうのです。


ライバル視する相手がいれば、あることないこと吹聴するような面も。


自分が勝つためなら、相手を陥れても罪悪感を抱かないのです。


自分に自信がない

劣等感が強く、自分に自信を持てない女性がいます。


そんな女性のなかには、嘘をついて誤魔化してばかりの人もいるもの。

たとえば、彼氏がいても「恋人はいない」と隠してしまいます。
自信がなく、あれこれ詮索されるのがイヤな心理や、妬まれて攻撃されたくないなどの心理が働くもの。

問い詰められたりするのが怖いのです。

彼氏の存在を隠したせいで、男性にアプローチされて、断りきれずにデートしてしまうような面も。

そのデートのために、彼氏との約束を「仕事が終わらないから」と嘘をついてキャンセルしてしまう悪循環に陥る面があります。


有利な立場になりたい

人間関係でつねに相手より、自分のほうが上に立っていたいと考える人もいます。


そのような人は自分が有利な立場になるためには平気で嘘をつく場合も。

彼氏との約束を完全に忘れていたときも、それを素直に認めません。
「そんな約束していない」「明日だって言っていた」などと嘘をついて彼氏に責任をなすりつけることも。

自分の非を認めて、形勢が逆転して、彼氏優位な関係になるのだけは絶対に避けたいと考えているのです。


人を騙すことが快感

嘘をつくことで快感を得るタイプの人もいます。


自分がついた嘘で人が思い通りに動くのが愉快で仕方ないとか、騙されて怒ったり、悲しんだりしているのが気持ちいいと感じるタイプです。

人を口先ひとつでコントロールできることに喜びを見出している、歪んだ感情の持ち主といえるでしょう。


彼女がこんな女性だと、いつも振り回されるものです。


嘘をついていると思っていない

嘘をついている自覚がないのが虚言癖がある人の特徴といわれています。


ついた嘘が自分のなかで真実になってしまっているため、見分けるのが難しいときも。

たとえば彼氏からもらった指輪をなくしたとします。
これを誰かに盗まれたことにして誤魔化してしまおうと考えるのは、虚言癖のない人でも考えるでしょう。

しかし嘘をついている自覚があるため、しどろもどろになりバレてしまいがち。
一方、自分のなかで真実になっている人は上手に嘘をつきます。

本人は本当の話だと思っているのですから、聞いたほうもすっかり信じてしまうものです。


彼氏を心配させないため

嘘のなかには相手を思いやってつく嘘もあるもの。

たとえば恋愛関係でいえば、彼氏がいるのに別の男性から告白されたとします。
とうぜん彼氏がいるため、告白を断るのですが、ここでそのできごとを彼氏に告げるかは迷うもの。

彼氏の性格によっては正直に告げると不安になったり、傷ついたりしてしまう場合もあるでしょう。

そんなときには「余計なことは言わない」「彼氏に聞かれても告白されていないと言う」などの選択をする場合もあるもの。

正直に告げるか、嘘をつくかどちらが正しいかはわかりませんが、少なくともこの嘘には悪意はないでしょう。


嘘つきな彼女への対処法

虚言癖が疑われる彼女とどのように向かい合うべきなのでしょうか。


ここでは嘘つきな彼女の対処法を紹介します。


不安にさせないように話す

早い口調や責めるような口調で話すと、自信がないタイプの人は不安を抱きやすいです。


不安な心境から逃げるために、とっさに嘘をついてしまう場合があります。


これを防ぐには優しい口調で話すのを心がけること。


会話をしているときに不安感がなければ、素直に話してくれるはずです。


嘘を見抜いているとカマをかける

確信が持てなくても、頻繁に嘘をつかれている気がする場合もあるでしょう。


そんなときは「嘘ついたの知っているよ」と彼女の嘘を見抜いているとカマをかけるのもおすすめ。

自分の嘘がバレていると思うと少なからず、焦る態度やごまかしが見えてくるはず。


その態度から彼女が嘘をついていたと確信が持てたら、これ以上は嘘はつかないでほしいと伝えましょう。


発言を記録しておく

虚言癖がある人は嘘をついている自覚がなく、罪悪感を抱かないそうです。


そのため自分の嘘で周囲が迷惑していると気づいていない可能性があります。


まずは嘘をついている証拠を押さえてみましょう。
彼女の発言や行動を録音して、残しておくのです。


後日、それを証拠に自分が嘘をついていると気づいてもらいましょう。


嘘が関係を壊すことを伝える

嘘をつかれるたびに信用できなくなると彼女に伝えましょう。


このままでは気持ちが冷めるし、交際が続けられないとハッキリと宣言するのです。

大切な人に嘘をつくことに対して、罪悪感を持つことができるはず。


安易に嘘を口にすれば、恋人関係が壊れると理解すれば、反省する可能性があります。


専門家に相談する

病的な虚言癖の場合は、長年培った性質である可能性があります。


素人が対処しようとしても困難で、治らないのではないでしょうか。

彼女が病的に嘘をつく場合は、専門家に相談してみるのがいちばんかもしれません。


心療内科や精神科などで診療を受けてみるのをおすすめします。


虚言癖が治らない彼女とは関わらないほうが幸せかも

彼女の嘘に苦しめられていると「どうにかして治す方法はないのだろうか…」と考えるもの。


自信のなさで思わず嘘をついてしまう程度であれば、自信をつけてあげることで改善するかもしれません。

しかし、自覚のない嘘つきや、嘘に対して罪悪感がないケースなどは、簡単に改善しないケースも多いのではないでしょうか。

嘘をつく彼女と真剣に向き合ってみても「治らないかも」と思ったら、おもいきって別れるほうが賢明かもしれません。

深入りしてしまうと自分が深い傷を心に負ってしまうかもしれませんし、だまされて取り返しのつかない事態になる可能性もあります。

周囲に嘘ばかりつく人がいれば、深入りはしないもの。
それは恋人でも同じこと。

距離を取って自分を守るほうが幸せになれると筆者は思います。



「虚言癖の彼女」よくある質問

虚言癖の彼女に関して、よく出てくる質問をご紹介します。

彼女が嘘をつく理由は何ですか?

周囲に注目されたい、プライドが高い、もしくは自分に自信が無いことが多いです。個々によって異なりますが、彼女が何らかの欲求や不安を抱えていることが背景にあることが多いです。

彼女が嘘をつくのをどうやって対処すればいいですか?

自信のなさから嘘をついている場合は、彼女に自信をつけてあげることで改善する可能性があります。

しかし、自覚のない嘘つきや、嘘に対して罪悪感がないケースなどは、簡単に改善しないことが多いです。

そういった場合、真剣に向き合ってみても改善しないと感じたら、思い切って別れることも検討することが賢明です。

深入りしすぎると、自分自身も傷つく可能性がありますので、適切な距離感を保ちながら自分を守ることも大切です。

まとめ

虚言癖が疑われるほど、嘘ばかりつく彼女との交際はつらいもの。


「どうにかして治らないかな」と悩んでいる人もいるはず。


ちょっとした嘘つきであれば、向き合い方次第で改善できるかもしれません。


しかし、病的な虚言癖となると素人では対処しきれない可能性が高いです。


専門の医療機関などに相談するのをおすすめします。