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「好きな人には彼女がいる……」「恋を成就させたいけど、望みが薄そう……」そんなふうに悩んでいる女性も多いようです。
誰かに恋をしているときは盲目になりがち。「せめて告白だけ……！」と体当たり的な行動をすると、いつの間にか修羅場に発展してしまうこともあります。
思いを伝えるなら、少し慎重にならないといけないですよね。
本記事では、彼女持ちの彼に告白しようか思い悩む女性のために、さまざまな方向からアドバイスをお届けしようと思います。
目次
そもそも、彼女持ちの相手に告白をするのは、良くないことなのでしょうか……？
一般的には「すでに恋人同士になっているカップルには手を出さない」というのが暗黙の恋愛マナーになっています。
“彼は彼女のことが1番に好き”というのが明確な状況でもありますので、客観的に見ると、あなたが彼に「横恋慕（よこれんぼ）」している状態です。
彼からしてみれば、彼女以外に自分のことを慕ってくれる女性がいるのは「嬉しい」でしょう。しかし、噂の種にもなることですので同時に「困る」という思いも抱くかもしれません。
そういった潔い形であれば、彼の恋路を邪魔することなく、“告白した”という事実だけを残すことができますね。
彼女がいるのを承知の上で告白する場合は、好意を伝えたかった旨や返事が必要無い旨を言葉にすると良いでしょう。
＜例＞
「〇〇さんに彼女がいるのは知っているけれど、どうしても伝えたくて。今まで好きでした。」
「今まで、〇〇さんのことが好きでした。彼女がいることは知っているので、お返事はいらないです。」
また、実際に好きになったエピソードや相手へのお礼なども添えると、より気持ちが伝わりやすくなります。
＜例＞
「実は、〇〇さんが△△をしているのを見てから素敵だなって思っていたんです。彼女さんと幸せになってください。」
「△△のとき、助けてくれたことがありましたよね。すごく嬉しくて、それがきっかけで好きになったんです。本当にありがとうございました。」
自分が一番好きな人との関係性を守ろうという気持ちが働いて、それを壊すリスクを避ける行動に出るためです。
他にも、次のような注意点があります。
万が一、あなたが告白したあとに彼の気持ちが自分に向いた場合、両思いに近づいたようで嬉しく感じるかもしれません。
しかし、客観的には「略奪した」とみなされてしまいますので、同じ組織や集団に所属している際には、和を乱してしまうことも。
まだ迷っている段階なら、彼が本当にそれを望むか、一度自分の胸に問いかけるのも良いかも。彼女と別れるのを気長に待つという方法もありますよ。
彼の彼女がもしもあなたの友人なら、あなたが告白することで「恋敵」とみなされることも。これまでのように、仲のいい友人でいるのは難しいかもしれません。
また、もし告白した場合は、彼の口から彼女である友人にバレてしまう可能性はとても高いです。あなた自身がそれを望んでいるのか、一度考えてみて。
もしもあなたに彼と彼女の仲を引き裂くつもりが無く、これからも友人でいたいのであれば、「気持ちだけ伝えるのを許して」と先に彼女に相談しておくと良いでしょう。
具体的に今後の話が出ないのであれば、「嬉しい気持ちがあるものの、もちろん応えることはできない……（言わなくても知ってるよね？）」という意味合いの可能性が高いでしょう。
けれども、本当にぐいぐいアプローチするのはちょっと待って。「俺の気持ちより自分の気持ちを優先させる人なんだ……」と引かれてしまったら、逆効果です。
まずは彼の幸せを見守る姿勢を示しましょう。 そのうえで好意を内に秘めたまま自分磨きをし、2人が別れるタイミングを待つのが吉ではないでしょうか。
こちらの体験談では、投稿主さんの知人女性のお話が語られています。なんと、彼女のいる男性を略奪するのに成功したのだとか……！
“親友は略奪に成功し、
もちろん、結果的にはお付き合いしている彼女が悲しむことになりました。
何度も、嫌味なことを言われたみたいです。
泣きながら話しをしてくれた親友は「好きになるのに咎められなきゃいけない理由はない」って、何度も自分に言い聞かせていました。
略奪するくらい、気持ちはタフだから、しっかり乗り超えてくれて、周りが頬を染めたくなるくらいラブラブな関係を築いています。”
“でも彼女とはうまくいっていなくて、私に惹かれているとも言われたんです。
私はそばにいれば彼が私を好きになってくれると思ったので、「友達以上恋人未満の関係で良いから一緒にいたい」とお願いしました。
すると彼はOKしてくれたので、本当に嬉しかったです。
正直、うまくいっていない遠距離彼女とは別れて私と付き合ってくれる可能性は高いと考えていました。
でも、何度デートをしても彼が彼女と別れることはなく、一緒にいることがどんどん辛くなってきたんです。”
引用元：「彼女になれると思ったのにうまくいかず深い傷を負いました」kotoe｜日本最大級の恋愛体験談メディア ヒトコイ
ここから主さんは、彼ともっと仲を深められるように工夫しますが、案の定断られてしまいます。次第に、「彼女といつ別れるの？」と彼を責めるようになったのだとか。
“そんな私が嫌になったようで、ある日彼から「もう仕事のこと以外で話しかけないで」と言われてしまったんです。
彼に嫌われて初めて自分のしたことが自己中だったと気づき、たくさん泣きました。
会社では普通に接してくれましたが、プライベートでは一切関りを拒否され、私の恋は終わりました。
彼を彼女から奪えると軽く考えた自分が悪かったんです。
深い傷を負った私は辛くなって会社を辞め、彼を忘れるのにかなり時間がかかりました。”
これから彼女持ちの男性に告白しようと考えている方がいらしたら、この2つの体験談から学べることもあるかもしれません。
彼女持ちの彼に告白することに関して、よく出てくる質問をご紹介します。
一般的には、彼女持ちの男性に告白することはマナー違反で迷惑になることが多いです。
ただし、自分の気持ちに決着をつけるために、返事を求めずに気持ちだけ伝えることはアリです。
相手に告白させるためには、自分磨きをして彼の幸せを見守る姿勢を示しましょう。
彼の気持ちを無理やり変えようとすると、逆効果になることがあります。2人が別れるタイミングを待つことも選択肢の1つです。
世の中で語られる恋愛エピソードのなかには、彼女持ちの彼に告白して略奪する話も確かにあります。しかし、誰かを傷つけることになるため、なかなかにリスクの高い方法です。
少しでも平和的な解決を望むなら「返事を貰わずに気持ちだけ伝える告白をする」か「2人の状況を見守りつつ別れるのをじっくり待つ」のが得策ではないでしょうか。
本記事が少しでも参考になれば幸いです。
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