付き合う前に手を繋ぐという行為にどんな意味があるのか、気になる方もいるはずです。
すでに付き合っている人と手をつなぐのは当たり前ですが、そうでない異性の手をつなぐというのは、ある意味普通ではないですよね。
ほとんどのケースで付き合う前の相手と手をつなぐというのは、これからあなたと付き合いたいという無言のアピールになるはずです。
では、付き合う前に興味を持った相手に、どんなときに、どんな意味を持って手をつなぐものなのでしょう。
さらにその良いタイミングはあるのか?そして脈はあるのか?などについて、ここではじっくりと説明していきます。

目次

どんなときに手をつないでしまう?


ではまず付き合う前の異性と手をつなぐというのは、実際にはどんなシーンで起こりえるのかを見ていきましょう。
さらに、付き合う前に手をつなぐということ自体の、意味合いについても考えてみます。

偶然触れてしまった

手をつなぐという行為は、まず手が触れるところからスタートします。
いきなりぎゅっと握ってくるのではなく、最初は手に触れるという流れが自然なはずです。
しかしそのきっかけとなる手に触れるという行為も、必ずしも意図してそうなるとは限りません
偶然何かの弾みで手に触れてしまった、と言うこともよくあるはずです。
そして一度手と手が触れてしまうと、お互いにちょっとドキッとしてしまい、その流れで手をつなぐということもあるのではないでしょうか。

びっくりしたりはぐれそうな時

手をつなぐための口実として王道なのが、怖い時や心配な時に相手を安心させるためにつなぐというパターンのはずです。
具体的に言えば、ベタなパターンですがお化け屋敷に行った時、女の子が怖がって手をつなぐというのがよくありますよね。
このパターンは男性側が怖がっている女の子の手をつないであげるというものと、女の子が怖がって男性の手をつなぐというふたつのきっかけがあります。
いずれも自然な流れなので、手をつなぐことはある意味当然と言えるかも知れません。
その他にも夜道を歩いている時に不安で手をつないだり、夜道で足を取られないよう手をつないで転ばないようにしてあげるというきっかけもあります。

意識してつないでしまうことも

しかしこのような何か特別なきっかけがない限り、付き合う前に男女が手をつないでしまうということは、あまり普通ではないはずです。
逆に言えばもし特別な条件がないにもかかわらず手をつなぐということは、どちらかが何らかの意図を持っているということになるはずです。
それは当然、手をつなぐことによって二人の関係をより深め痛いという意図となります。

親しさの表れ

手をつなぐというのは、つまり親しさの表れということができるでしょう。
まったく何の興味もない異性の手を積極的につなぐということは、一般的にはありません。
さらに手をつなぐという行為はスキンシップのひとつの形ですが、肩を叩いたりその他の場所に触れるようなものとは少し意味合いが異なってきて、より関係性が親密でないと手をつなぐことはないはずです。

好意を持っている

もっと言えば、手をつなぐというスキンシップには、相手に対して好意を持っているという意思表示ということもできるでしょう。
これは当然ながら、すでに付き合っている相手であれば手をつないで好きという気持ちを確かめることになるのですが、もしまだ付き合うまでの関係だとしたら、自分から手をつなぎたがるというのは相手が好きだということを行為として表現しているということにもなります。
ですから究極的には異性の手をつなぐということは、ある意味遠回しな告白ということもできるのではないでしょうか。
そして手をつなぐことを拒絶されなかったら、その無言の告白はおおむね成功したと言えるはずです。

付き合う前に手をつなぐのはあり?


とはいっても、人によってはいきなり手をつながれることに対して抵抗感を持ってしまうかも知れません。
果たして付き合う間に手をつなぐというのは、あり、なのでしょうか、それとも、なし、なのでしょうか。

自然さがあるなら大丈夫

付き合う前に手をつなぐ際に気をつけたいのが、いかに自然な流れで手を繋げるかということです。
いかにも狙い澄ましたように手をつないだり、あるいはあまりに露骨にドギマギしながら手をつなぐと、その不自然さが相手に不信感を与えてしまいます。
先ほども紹介したように、手をつなぐべきシチュエーションというものがありますから、そんなシチュエーションを作った上で、自然な流れで手をつなげば不自然さはないはずです。
ただしもしつないだ相手があなたに対して好意を持っていなかったとしたら、手つなぎを拒絶されたり、不快な表情をされたりするリスクがあります。

男性からつないだ場合

さらに付き合う前に手をつなぐのは、男性側からするのか女性側からするのかによっても若干意味合いが変わってくるかも知れません。
男性側からする場合は、先ほど紹介したように女性に対して気を遣っている、安全にしてあげるという意味合いで手を差し伸べるのがいちばん自然なパターンでしょう。
そうでない状況で手をつなごうとすると、不信感をもたれてしまう可能性が高まります。

女性からつないだ場合

しかし女性から手をつなごうとする場合は、もっとやわらかな、かわいらしいイメージを与えることができます。
ですから女性側から男性に手をつなぐ場合は、楽しかったりうれしかったりという感情表現のひとつの形と見られることもあり、比較的そんな状況で手をつなげば不自然さは感じさせません。

どんなタイミングでの手つなぎが正解?


さて、はじめについ手をつないでしまうシチュエーションについて説明しましたが、さらに、自分から相手に好意を伝えたい、あるいはもっとスキンシップを取りたいと思った時に手をつなぐ、ベストなタイミングを紹介していきます。

暗い場所などを歩く時

まずは暗い夜道を二人で肩を並べて歩く時です。
これは絶好の手つなぎチャンスということができるでしょう。
男性は女の子を心配するように手をつなげば良いですし、女の子は不安だから手をつないでいるという言い訳が簡単にできます。
これはお化け屋敷などでも使えますが、あまりにベタなパターンでやってしまうと少々興ざめになってしまうかも知れませんから、要注意です。

映画などで盛り上がった瞬間

手つなぎというのはやはり暗い場所が定番です。
定番として二人で映画を見に行って、そっと手をつなぐというのは付き合うきっかけとしてなかなか良いのではないでしょうか。
もしそんな状況で手をつないで、相手がそれを拒絶せず、良い感じになったのなら、その後告白タイムに突入しても良いはずです。

お酒の席でムードが盛り上がった時

お酒の席もまた、手をつなぐチャンスになるはずです。
もちろん飲んでいる最中にいきなり手をつなぐのは少し無理がありますが、お酒の席の帰り道に自然な流れで手をつなぐというのは、お酒の力を借りながらも自分の気持ちを相手に伝えるという意味で、よいアプローチと言えます。

まとめ

付き合う前に手をつなぐというのは、ある意味告白の前段階ということができるはずです。
手を繋げるようなシチュエーションを作り、そこで相手と良い感じで手をつなぐことができれば、その後の進展も期待できます。
いきなりアクションに移るのが心配だったら、つなぐ前に「手をつないでもいい?」と相手に聞いてみても良いですし、なんとなくいい雰囲気をつくりながら自然な流れで触れてみても良いでしょう。