マッチングアプリのwithで出会った、割り勘男

彼氏と別れてから、マッチングアプリにどハマりしていく私の話。

現在進行形で使いつつ、過去の出会いまとめてみました。

正直、マッチングアプリなんて

彼とは2年を過ぎたあたりからマンネリ化してきてて、別れるのも時間の問題だろうなと思ってたのになんだかんだズルズル1年も付き合ってしまいました。

（とはいえ、付き合った最初は結婚は考えてましたよ…。）

元カレを忘れるためにも新しい出会いが欲しいなぁ〜なんて思ったものの、社会人2年目にもなるとコンパや合コンも落ち着いてきてしまって出会いも皆無。

そんな時、友人に「withやってみなよ！私の友達それで超イケメン捕まえてたよ！」とwithというマッチングアプリを勧められたんです。

正直、マッチングアプリなんてモテない人かヤリモクが使うものだと思ってました。

でも、イケメンにめっぽう弱い私は「イケメン彼氏ができるならやってみよっかな☆」と軽いノリで即インストール。

withで超理想の年上イケメンとマッチ

全然タイプじゃない人からのいいねばかりでうんざりしていた私には彼が余計にかっこよく見えてしまっていたのかもしれません。
「うわ！！！イケメン！！いいね返そ！！」と自分でも体験したことのないスピードで指が動きました。

久々にときめいてしまった

んー！！シンプルなメッセージが好印象！！(結局イケメンならなんでもいいのかもしれん)

こちらこそよろしくお願いします！と返してから彼とのたわいもない会話がはじまりました。

彼は4つ年上で、都内のIT企業に勤めてて、猫が大好きで、週末にはバスケをしに行くことが多くて、5人家族の長男で、弟とは仲がいいけど、妹には邪険にされてるとか、そんな彼の情報が少しずつ増えていくのがなんだか嬉しかったんです。

プロフィールに載せていない写真も見せてくれて、やっぱり顔がタイプでした。

1週間くらい経った時に彼から
「〇〇ちゃん、よければ今度食事でもどうかな？」
と念願のお誘いが！！！！

「行きたいです！行きましょう！！！と食い気味に返信しました。

すると、彼から
「よかった！！”〇〇ちゃんのこと連れて行きたい”お店があるんだよね。」
とメッセージがきました。

久しく男性にこんな接し方をしてもらっていない私はこの一言にときめいてしまいました。

妄想が止まらない

今日はバスケしたよとか、明日は1日仕事だとか、そんなメッセージが続き、気分はもう彼女になったようでした。

彼と付き合ったら一緒に温泉旅行したいなとか、ドライブが好きって言ってたから一緒に夜景ドライブでもしたいなとか、もし彼と付き合ったらのことばかりが頭を巡っていました。

withを紹介してくれた友達にも「最近いい感じの人いるんだよね。もしかしたら付き合っちゃうかも😉」なんて話しをして、数々の妄想エピソードを聞いてもらっていました。

(A実へ　見てないと思うけど、その節はまじでごめん…笑)

とにかく寝ても冷めても彼のことで頭がいっぱいで、毎朝のおはよう連絡がないだけで不安になって、「おはよう、寝過ぎた〜」って連絡があるだけで舞い上がってしまうくらい、もう彼にゾッコンでした。

会う前日

すっごくドキドキしました。
「ね！私も楽しみ！」
なんて返信をして、ベッドに入りました。

早く寝なきゃいけないのに、ドキドキして眠れません。
(会うのはお昼すぎだから別にそんなに早く寝なくてもよかった笑)

明日初めてあった時なんて声かけよう
うまく話せるかな
本当にあの服でいいのかな
遅刻しないでつけるか不安だから早めに行ってカフェとかで時間潰してようかな
でもそうなったら何飲もう。コーヒーだとコーヒー臭くなったりするかな。歯ブラシ持ってこうかな…。

なんていろんなことを考えてしまって全然寝れないまま気がつけば当日の朝の4時に…笑

流石にもう寝なきゃまずいと思って、意図的に無心になる努力をして寝ました。

いざ当日

その後、1時間かけてガッツリメイクをして、着替えて、髪を丁寧に巻いて、お気に入りの香水をかけて準備万全です。
家出るまであと2時間もあるのに笑

「起きてる？楽しみだね！」

彼からのメッセージに胸が高鳴ります。

「ばっちり起きてるよ！！楽しみすぎて寝れなかった」
なんてちょっと可愛げのあるメッセージを送ってみました。

ドキドキを抑えるために、推しアイドルの動画を2時間み続けて、ついに家を出る時間に。

用意したヒールを履いて、玄関にある全身鏡で180度入念にチェックをして家を出ました。

電車に30分揺られ、少し早めに目的の駅に到着。
電車内で目的駅のアナウンスを聞いた時からもうドキドキが止まりません。

久々に付き合っていない男の人とデートするから、もう何をどうしたらいいのか分からん…。

駅のトイレでもう一度全身チェックとメイク直しをしてから待ち合わせ場所に移動します。

5分くらい待っていると彼から電話が。
(実はまだ一回も電話したことない)

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「あ、もしもし？ついた？」

「うん！着いたよ！待ち合わせ場所にいる！」

「OK！俺ももう着くよ！」

「お、ほんと！よかった！」

「なんか〇〇ちゃんだって分かる特徴ある？」

「んーっとね、ピンクっぽいワンピース履いて、オブジェクトみたいなやつの裏側にいる！」

「あ！！！見つけた！！」

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電話が切れ、周りを見渡すと写真通りの彼がいました。
今までのドキドキが大したことなかったみたいに、顔を見た瞬間心臓がはち切れるかと思いました。

まっっっっっっじでかっこいい！！！
誰似かと言われれば、杉野なんとかくんに似てると思います。身長は足りないけど笑

写真でも十分すぎるくらいかっこよかったけど、生身は格別…。
かっこ良すぎて、withを紹介してくれた友達が本当は神の使いなんじゃないかとか、ぜってぇに次あったらご飯奢る！とか思ってました。

まずはカフェへ

「〇〇です。こちらこそよろしく！！」

「なんかめっちゃ緊張するね笑」

「本当にやばい。手汗止まらない笑」

そんな会話をしながら、私たちはカフェに向かいました。

私はアイスティーを頼んで、彼はアイスアメリカーノを注文しました。
(緊張しすぎてめちゃくちゃ喉乾いてた笑)

カフェでたわいもない会話をしているうちに緊張も解けてきて、お互いの笑顔が自然になってきました。

あー本当にかっこいいな付き合いたい…。
顔を見ているだけでニヤけてしまうので必死に顔を隠していました。

そろそろディナーの時間になりそうだったのでカフェを退店することに。
伝票をもってレジに向かいます。

彼がお財布を見て、なんだか気まずそうな顔をしていました。
なんかごたつくのも嫌だったのでさっとお金を出して、「これでお願いします」と店員さんにお伝えして会計をしてもらい、お店を後にしました。
お店を出ると彼が
「ごめんね〜、おっきいのしかなくてちょっと迷っちゃった」
と言いました。

別に大きいのでも出したらいいのにとは思ったものの、崩れるのが嫌だったのかなーとか考えて大して気に留めませんでした。
(今思えば、これが前兆だった…？)

ディナーで連れてきてくれたのは高級料理店

彼が「お会計を」と店員さんにつげ、店員さんが伝票を取りに行きました。
私はその間にお手洗いに行こうと思い、彼にお手洗いに行く旨を伝え、お手洗いに向かいました。

お手洗いで、「初デートでこんないいお店に連れてきてくれるなんて本当に素敵な人だな。絶対に付き合いたい！」なんて考えていました。

あれ？

一気に幻滅です。
正直私はサイゼリヤでもいいくらいなのに、初デートでこんな高級店にきて挙句割り勘？
全然割り勘でもいいけど、それだったら最初からもう少し安い店を選びたかった。
私のときめきと健気な努力返せよ！！



もちろん払いました。
もう2度と会わないという餞別として。

浮かれ過ぎた私への罰だったのかな

とはいえ、やっぱり彼氏は欲しい…！withでなんとかイケメンに出会うための試行錯誤が始まります。

さようなら杉野くんもどき。
さようなら私の久々のときめき。

友達がそういえば、すぐにいい人に出会えるわけではないよ的なこと言ってたな…なんて

思い出した杉野くんでした。

次に出会うのは、「自称モデル」の男性。次回投稿をお楽しみに！