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【暇なので妹のパパ活に乱入してみた③】神オジ降臨!一撃2万円!しかし、最後に本性を現す…
とうもろ こしき 女性
公開日|2023.05.09
更新日|2023.05.11
初めてのアプリパパ活に失敗した私たちが、次なるパパとして選んだ男性の名前は ゆたか(仮名 / 60代)。
普段はギャラ飲みアプリを使って女性と飲んでいるという彼は、こちらが想定した通り、圧倒的な神オジだった。
神オジとの初回デートのお手当は2万円!
前回の記事で紹介した『Paddy』でいいパパを見つける方法を使って探し当てた神オジゆたかは、貿易関係の会社を経営している独身者だった。
妹はゆたかと3週間ほどメッセージのやり取りを重ね(他県に住んでいるため会う日程が中々合わなかった)、お互いの信頼感が高まりまくったタイミングで3時間のデートを取り付け、2万円をもらった。
普段ギャラ飲みを多用しているゆたかにとって、20代前半の女との3時間のデートで2万円、というのは割安だったらしい。(ギャラ飲みでは1時間あたり1万2千円ほど払っている模様)
ゆたかは本当に紳士で会う前のメッセージでも「オトナ」を連呼してこなかった。(オトナ=セックスの約束を取り付けること)
妹とのデート中も、その手の会話やお触りはなかったらしい。
1軒目のお店で上等なカニを食べ、2軒目のバーではマスターを含めた3人でボックス席に座り、自分と妹の間には常にクッションを挟んで体に触れないような配慮までしてくれていた。
パパ活女子にオススメしたい秘技・「神オジ渡り」!
なんというか、パパ活界隈って、格の違うオジサンたちが同じような場所(今回でいうとパパ活アプリ内)に混在している。玉石混合。
だからそのドロドロの砂利の中から、どうにかして光る一粒の宝石を見つけて、自分のものにするしかない。
とはいえその手の宝石オジも、結局は最初にセックスを求めてこない(女を選んでいる)だけで、何度か会っているうちに求めてくるんだと思うけど。
食事デートだけでパパ活をしたい女子は、神オジをキープして何度も会いつつ性交渉を華麗に躱し、どう頑張っても躱せないほど要求がしつこくなったら一度距離を置き別の神オジを探す、という神オジ渡り戦法がオススメ。
神オジから神オジへとどんどん渡り歩き、顔合わせや食事デートだけでお小遣いを稼ぎ続ける。
いわゆる個人でキャバ嬢をやってるのと変わらない状態をつくっていくこと。
妹のパパ活に姉が乱入!…の前に、念のため許可取り
ちょっと話が逸れたけど、今回のテーマは単なるパパ活ではない。
妹のパパ活に姉が乱入したらどうなるのか、という化学反応が見たいのだ。
そんなわけで私は、神オジゆたかとのデートが約束の3時間を迎えた妹に、乱入の許可を取ることにした。
▼ 妹に「突撃していい?」と連絡したところ…
すでに金をもらっているので早く帰りたい妹
ただし、オジ側に何も言わず勝手に突撃して揉め事になるのは避けたいので、事前に軽く許可をとってもらうことにした。
妹「姉が近くで飲んでるんだけど、呼んでも良いですか?」
ゆたか「おー良いね!会いたい!」
ふたつ返事でオッケー。
ノリのいいオジで助かった。
パパ活は慈善事業?金持ちオジサン特有の悩みとは…
指定された会員制のバーに到着すると、スナックを居抜きしたような内装のソファ席に、妹とオジが横並びで座っていた。
私「はじめまして、姉です!」
オジ「おっ、お姉さんのほうが妹より好みだな〜」
妹「ちょっとww」
このオジ、飲み慣れてやがる…
そんな強者の覇気を感じつつ、対面のソファに座る。
しばらく談笑していると、だんだんと彼の影の部分が見えてくる。
どうやらゆたかには、経営者の男性ならではの悩みがあるようだった。
ゆたか「この年になると、友達っていうのが中々できない。仕事関係の相手は一線も二線も引いてくるし、常に敬語で敬われて、本当の友達にはなれない。だからこうして、若い君たちが俺に何の気も使わず、素直に飲んで"次の店行きましょうよ!"なんて言ってくれるのが、ものすごく嬉しいんだ…」
ゆたかは若い女にセックスを求めているわけではなかった。
もちろん、コミュニケーションの一環としてそれを求めることはあるかもしれないけど、本当に求めているものはそれではなかった。
ゆたかは淋しい人だった。
だからこそ、自分のパパ活デートに姉である私が乱入したことを、ものすごく喜んでいたんだと思う。
普通、パパ活中に若い女子の実姉なんか飛び込んできたら、2人っきりじゃなくなってセックスに誘えなくなるので困る。
でも彼は、その状況を全くもって嫌がらず、むしろ楽しくて仕方ないといった様子だった。
お金も時間も関係なく、自分と何の忖度もなく飲んでくれる人の存在を、切に求めていたんだと思う。
そんなゆたかの様子を見ていると、私も自然と「このオジに良い思いをして欲しい!仲良くなって楽しませたい!」という気持ちになり、ホステス時代に50代以上の男性に大ウケした布袋寅泰の『POISON』をカラオケで歌ったり、ゆたかのカラオケのうまさや(ヘタ)、紳士ぶりを褒めたりするなどして、"乱入"というテーマにふさわしくないほど整えた居心地を彼に提供した。
その結果、気持ちよくなったゆたかは浴びるように酒を飲み、「最後に焼肉に行こう!」という流れになった頃には、ほとんど酩酊状態だった。
ゆたか「今日は本当に、本当にありがとう」
バーを出て、ビルのエレベーターを待つ間、酔ったゆたかが妹・私と順番にハグをしてくる。
なんだかこんなオジサンを見ていると、パパ活が慈善事業のように思えてきた。
もちろん私は妹のパパ活のアフターに乱入しただけなので、お金を受け取ったりはしていないけど、高額の飲食代はすべてゆたか持ちなので、実質"準パパ活"みたいな状態だ。
それでこんなに喜んでもらえるなら、今日は乱入した甲斐があったな、と心から思った。
神オジ、ついに本性を現す!
3人でタクシーに乗り込み、朝までやっている高級焼肉店を目指す。
タクシーでの座席は、
助手席 運転席
妹 ゆたか 私
という配置になった。(ゆたかが1番下座!)
ゆたか、良いオジだなぁ…
普通に人柄もいいし、そんなに淋しいなら、次はお手当てとかナシで普通にみんなで飲みに行っても良いかもな…
そう思いながら、走り出したタクシーの車窓を眺めていると…
サワサワサワサワ
私の左太ももを、ゆたかの右手が這い回っていた。
幸い厚手のスキニージーンズを履いていたので、さほど嫌悪感もなかったけれど、私はなんだかちょっと残念な気分になって、ゆたかの右手をつまみあげて彼の膝上にドスンと落とした。(幸い、妹は被害に遭っていなかったので良かった)
それが悲しかったのか、単に酔っ払っていたのか、ゆたかは焼肉店に着いても「俺はダメなんでしょ?」「さっき拒否したもんね…」みたいなことを私を見ながら呟いたりして、妹や店員の目もお構いなしで拗ね続けていた。
私はそんなゆたかの姿を見て、「あぁやっぱり、パパ活界に神オジなんていないんだ。いるのは神オジ"風"の男だけ。水商売と一緒だ…」と思ったのを覚えている。
ちなみに、ゆたかと妹が2回目のパパ活デートをすることはなかった。
ゆたか曰く、「パパ活でもギャラ飲みでも、2回目会う子はほとんどいない」だそうだ。
おそらく1回目のデートであの手のお触りやヤリたいアピールを繰り出して、女性に拒否された結果、「この子はヤれない」と判断して会わなくなるんだと思う。
妹のパパ活に乱入した結果、淋しいオジにお触りされて口説かれる、という切ない結末になったけど、
なんとなくパパ活オジサン側の事情や心境もリサーチできたし、好き放題食べて飲んで歌って喋って普通に楽しかったから、
お小遣い稼ぎやタダ飯ラッキー程度の気持ちでやるパパ活は楽しいかもな、と個人的に思った。
もしこれが、高額お手当を狙ったり、本業ばりに稼ごう!と意気込んでやってしまうと、頑張った分だけメンタルがすり減ると思う。
あくまで片手間に、病まない範囲で、一切頑張らず、「最初はお手当て3千円でタダ飯食えたら合格だ」くらいの軽い気持ちで、アプリをやってみるのがオススメ。
▼ 今回私たちが神オジ風オジを見つけたアプリはこちら
パパ活って、一部の淋しい男性にとっては、心の拠り所なのかもしれない。
その淋しさを埋めるために、キャバクラや風俗ではなく素人相手にデートや肉体関係を求めている。
そんな構造を理解して、パパ活は素人がやる水商売だという心持ちで参入するのなら、パパ活アプリはアリだと思う。
もちろん、それなりの選別スキルは必要だけど。
以上、私のちょっと変わったパパ活アプリ体験レポでした。
最後まで読んでくれてありがとう!
このお話は、私・とうもろこしきが体験した実話です。私の体験談をもっと読みたい人は、ぜひ note を覗きにきてね。
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著者プロフィール
とうもろ こしき京大出身。在学中は祇園の高級クラブでホステスとして働いていた。
趣味は男女関係の観察・分析。仕事柄身についた対人テクニックを恋愛に応用する手法を書籍やSNSで発信している。
■ Twitter:@toumorokoshiki
■ note:https://note.com/club_monogoi
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