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初恋はバイト先の店長
凛たろ 男性
公開日|2022.04.26
更新日|2022.04.26
初恋はバイト先の店長でした。20歳になった僕はそれまでまだ恋人ができた事もなく、勿論童貞でした。
成人してなお童貞というのはさすがにまずいだろうと思い、年の近い女性アルバイト店員が多そうなファーストフード店でバイトをして、そこで彼女を作ろうと思いました。
「今年で30歳なんです~ごめんなさ~い。」などとおどける、ちょっと変わった女性店長の面接を経て無事採用となり、働き始めました。
一人暮らしをしていて稼ぎが必要だった事もあり週5でバイトしていた結果、朝も晩も一番多く時間を共有していた店長とだんだん距離が縮まっていきました。
一人暮らしの学生でお金もないだろうからと、ご飯もずいぶんとおごってくれました。
そうして二人で居酒屋で飲む事もだんだんと当たり前になっていったのですが、もちろん毎回店長のおごりです。
ある日、居酒屋で酔いに任せて僕が「店長ってもしかして僕の事好きなんじゃないですか」と冗談めかして言った所、向こうも酔っていたのか「うーん、そうだと思う。」と返答。
そうして結局バイト先の10歳年上の店長が初めての彼女となったのですが、バイト先ではそれを隠しながら仕事をしないといけないのが、少しくすぐったい快感があったように思います。
二人とも同じ彼女の家に帰る予定だけど、怪しまれないようにタイミングを少しずつずらして退勤して駅で待ち合わせしたりもしてました。
お店の裏の倉庫でこっそりキスをしてみた事もありますが、嬉しさを隠すように困り顔をしてみせる店長はとても可愛かったです。
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