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ドラマみたいな結婚式の顛末!
なあなちゃん
公開日|2022.07.09
更新日|2022.07.09
同性の友人の結婚式に参列した時のことです。
私は新婦の友人席に5名で着席していました。
この5名は新婦の高校時代の友人です。
みんな気心が知れていたこともあり、参列中はとても楽しく過ごすことができました。
料理も美味しく余興も楽しく、良い結婚式だったと思います。
悲劇が起きたのは結婚式が終わる頃のことでした。
新郎と新婦がそれぞれの両親に感謝の気持ちを込めて花束贈呈をするシーンです。
結婚式でも感動のシーンとして有名ですし、私もきっとここで泣いてしまうだろうと思っていました。
照明も雰囲気づくりで少し落とされたため、誰かが入ってきたことには誰も気づかなかったと思います。
騒ぎが起きるまで私も何が起こったのかよく分かりませんでした。
気づいたら新郎が呆然と突っ立っており、新婦の姿は消えていたのです。
一緒の席に座っていた友人が「元カレに連れて行かれた!」と騒いでいました。
後で知ったのですが、新婦は元カレとの関係が切れていなかったのです。
そして、連れて行かれたのではなく、連れ出されることが決まっていたことのようでした。
新郎との結婚話がどんどん進み、元カレとの関係が切れていないこと、本当は元カレと結婚したいことを言い出せずにきてしまったのです。
新郎もそのご両親のお怒りは想像を絶するものがありましたし、残された新婦のご両親も謝罪行脚で見ていて不憫になりました。
それから一年後、音信不通になっていた新婦から私たち友人には謝罪文とその元カレと結婚して子どもが産まれたという内容の手紙が届いたのですが、私たちはもう友人として付き合うことはできないなと思ったものです。
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