「人と一緒に暮らすのが不安」
「同棲すると結婚が遠のく?」

彼と同棲の話があがり、嬉しい反面、初めての共同生活に不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

目次

筆者も一人の時間が大切で「同棲なんて考えられない!」と思っていましたが、付き合っていた彼氏と同棲、結婚に至りました。

筆者の体験談を交えながら、一見同棲に向いていないように見える人が「どんな人となら同棲できるのか」「同棲生活を楽しむコツ」をご紹介します。

同棲に向いていない人の特徴

まずは一見「同棲に向いていない人」と思われる人の特徴を紹介します。

自分の時間を最優先したい

「一人の時間がないと心のバランスがとれない」

「趣味の時間がないと充電できない」

自分の時間を確保できるかは、筆者も同棲にあたって一番不安だったことです。

「一緒に住むのに一人の時間が必要というのは矛盾しているのでは?」

と思っていました。しかし周囲に聞いてみると、男性女性関係なく相手との時間も一人の時間も必要という人は多くいました。


自分の気持ちを伝えるのが苦手

「同棲したら彼に合わせなきゃいけないのかな」

「彼に不満があってもなかなか言い出せないかも」

日頃から彼にどう思われるかを気にして行動を合わせがちな人は「同棲すると家でも安らげないのではないか」と不安になるのではないでしょうか。

筆者も彼への不満をため込みがちで、同棲に不安を抱える一人でした。


素の自分を知られるのが恥ずかしい

「感情の波を見られたら、彼に失望されるんじゃ」

「スッピンを見られるのが恥ずかしい」

同棲すると彼といる時間が増え、生理期間のメンタル不調やメイクを落とした姿を見せることになります。

自分の素を見せたら彼の心が離れるのではと心配になる人もいると思います。


同棲に向いていない人が一緒に暮らせる相手の特徴

自分が一見「同棲に向いていない人」だからといって同棲できないわけではないので、安心してください。

自分に合う相手であれば同棲は可能です。

ここからは、一緒に暮らせる相手の特徴を解説します。


性質が合う

元々の性質や行動のペースが合う相手であれば、同棲してからも素の自分を保ちながら生活できるでしょう。

「きれい好き」もしくは「片付けが苦手」など相手の性質を観察し、相手に共感できれば感覚の違いに苦しむ場面が減ります。


大事にしたい価値観が合う

「仕事を大事にしたい」「友人を大事にしたい」など価値観が近い人同士であれば、お互いの行動を理解でき、気持ちのすれ違いが少なくなります。

お互いに「生きていくうえで大切にしたいものはなにか」を話し合っておくとよいでしょう。


理解し合いたいと思える

「お互いのことを理解し合いたい」と思える相手であれば、価値観や生活の違いを受け入れやすくなります。

例えば、普段のデートで「この人は私と考えが違うけど、そういう考えもあるよね」と受け入れられたり、自分はやらないと思うことでもこの人の場合はなぜか許せるという相手であれば、一緒に暮らしてからもお互いの違いを受け入れやすくなるでしょう。


同棲生活を楽しむコツ

どんなに気の合う相手でも元々は他人同士、一緒に暮らしてみるとお互いの違いが見えてきます。

ここからは、お互いの違いを楽しむヒントを紹介します。


相手を一人の人間として尊重する

相手を「一人の人間」として認めて接するとよいでしょう。

カップルの関係にあると、どうしても相手に期待したり、束縛したりしてしまうことがあります。

相手と自分は別の人間であると自覚することで、相手は相手、自分は自分、違いがあるのは仕方ないと思えるようになります。


思っていることを相手に伝える努力をする

自分の思っていることを相手に伝える努力をしてみましょう。
元々は他人同士、一緒に暮らしているとどうしてもお互いの生活リズムや価値観の違いが出てきます。そんな時に「私はこう思うけどあなたはどう思う?」と伝えることで、お互いを理解し、納得のいく解決策を見つけられます。


お互いの「譲れないこと」を理解する

お互いの「譲れないこと」を理解する姿勢を持つといいでしょう。

「私はこういうタイプだからよろしくね」と伝えます。

相手に遠慮してしまう気持ちはわかりますが、我慢していては自分の心がつぶれてしまいます。

具体的には「一人の時間が毎日〇時間必要」「一か月に〇回は友人と遊びに行きたい」と数字を伝えることで、お互いに共有しやすくなります。

彼と一緒にいる以外との時間をもつ

彼以外との時間を作ってみるのもおすすめです。

いくら素を出せて落ち着く相手といっても、同棲を始めると最初は精神的に疲れてしまうことがあります。

たまには彼といる以外の時間を作ってリラックスするといいでしょう。

筆者は同棲のストレスがたまった時、下記の方法を実践していました。

・友人とお茶をして、彼に言えない悩みを聞いてもらう
・一人でファミリーレストランに行き、食べたいものを食べまくる
・仕事や趣味に打ち込む

ぬいぐるみを介して不満を伝える

意外に思われる方も多いかもしれませんが、ぬいぐるみを使って相手に言いにくいことを伝えるのも有効な方法です。

彼に直接指摘するよりも、ぬいぐるみを使った方がやわらかい印象になり、言われた方も自発的に動く気持ちになります。

我が家には横浜DeNAベイスターズのマスコットキャラクター・スターマンのぬいぐるみがいます。


お互いの違いを楽しむ

同棲する間柄といっても元々は違う人間、一緒に暮らしてみるとギャップが出てくるのは当然のことです。

そんな時に、自分の当たり前を押し付けたり、できないことを責めるのではなく、違いを楽しんでみる姿勢が大切です。

まとめ

ここまで、一見同棲に向いていない人がどのような人となら同棲できるか考え、同棲生活を楽しむコツを紹介してきました。

筆者も「自分が人と暮らすなんてできるのだろうか」と不安がありましたが、お互いを認め合い、違いを楽しむことで同棲できる相手も存在するのだと知りました。

私も相手に気持ちや不満を伝えるのはまだ苦手ですが、少しずつ口に出すようにしています。

また、同棲は結婚生活のお試し期間と考えてみるのも良いかもしれません。

籍を入れてから「こんなはずでは…」となるのは大変リスキーです。

もし相手に対してどうしても許せないことがでてきたら「合わない相手と一生を過ごすことにならずに済んだ。ラッキー!」という気持ちでお別れするのもひとつの手段です。

少しずつ自分の素を出しながら「彼が本当に自分に合う相手なのか確認しよう」というポジティブな気持ちで同棲生活を楽しんでいただければ幸いです。