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3年目のプロポーズ!30歳の誕生日に。
夏みかん
公開日|2022.03.15
更新日|2022.03.15
今から3年前ーーーー
お付き合いを始めてから、3回目のわたしの誕生日を迎える秋。
周りからは「そろそろプロポーズなんじゃない?!」などと茶化され「いやぁ~ないない!」なんて言いながらも、内心ちょっと・・・いや、かなり期待していたわたし。
「付き合って3年経つし、わたしも30歳だし、今年の誕生日にはきっと何かがあるハズ・・・!!何もなければ、きっと彼は結婚を考えてくれていないということなんだろうな・・・」と、重たいとも言えるくらいに期待と不安が入り交じっていました。
お誕生日当日は平日だったので、その周辺の休日にデートに誘われ、ドキドキしながら待ち合わせに向かいました。
お誕生日祝いにホテルのランチを予約しているとのこと。
「ディナーではなくランチ?」と思いながらも、高級ホテルというロケーションに、ますます期待してしまうわたし・・・
しかし、食事を楽しみながら何度も腕時計を気にする彼。
「サプライズか何か?!」と、気になりながらも気がつかないふりをしていましたが、食事が終わってからも特に何もなく「出ようか。」の彼の一言に、席を立ちました。
「このあとは◯◯に行くよ!」と、次の行き先を聞かされ、そこでもまた腕時計を気にしながらも何事もなく、若干拍子抜けしながらも、いつも通りのデートを楽しんでいました。
「じゃあ、このあとの行き先は少し目をつぶっててほしいからこれをつけてて」と、車の中で手渡されたのはアイマスク(笑)
「いよいよか?!」と内心ドキドキしながら、プロポーズのシチュエーションにありそうな、夜景スポットやクルージング、有名テーマパークなどいろいろ考えながら楽しみにしていたところ、着いた先は空港。
頭の中が「?」になりながらも、若干早歩きで連れて来られたのは展望デッキでした。
そこで初めて思い出したのは、そこは3年前にお付き合いを申し込まれた場所でした。
「間に合った~!!ここ◯時になったら入れなくなっちゃうからちょっと焦ったー!」と彼。
デート中に何度も腕時計を確認していたのはそのためだったのか!と納得しました。
澄んだ秋の空気にオレンジ色の夕日がさしかかり、とてもきれいな空でした。
そして彼が急に真剣な眼差しになり「◯◯、改めてお誕生日おめでとう。そして、僕と結婚してください」と、プロポーズしてくれました。
その瞬間、全身の毛穴が開いたような、なんとも言えない高揚感に包まれ、返事はもちろん「こちらこそ、よろしくお願いします!!」でした。
それから約半年後に入籍を済ませ、今は娘という家族も1人増え、仲良く幸せに過ごしています。
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