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ひとくちに「不安」と言っても、どんな点で不安を感じるかは人によって異なります。
ここではまず、再婚に対してどんな点で不安を感じやすいのか見ていきますので、漠然と不安を抱えている方は、一度自分の心と向き合ってみましょう。
すでに子供がいる状態の再婚は不安を感じやすいかもしれません。
血がつながっていない子供でもかわいがってくれるのか、子供が相手になついてくれるのかなどの理由が心配になりやすい点です。
相手にも子供がいる場合は、子供同士が上手くやれるかも不安に思いやすいポイントと言えます。
再婚を考えている時期が30代後半だと、再婚後に妊娠が可能なのか心配になる場合があります。
お互い子供が欲しいと思っているなら、再婚後に妊活を行うことになるでしょう。
しかし、年齢的な理由から妊活をしても子供を授からない可能性もあります。
そうなった場合、子供がいなくても上手くやれる自信がないと、再婚後の妊娠の可能性に不安を抱き、踏みとどまってしまう方もいるのです。
前の夫(妻)と死別してしまった場合、再び結婚することになるので「再婚」です。
死別は離婚とは異なるため、再婚するとなったとき、「元夫(元妻)に未練があるのではと思われているかもしれない」との理由で再婚に不安を感じる場合があります。
浮気が原因で離婚し、浮気相手と再婚する場合は不安だらけでしょう。
特別なケースを除き、基本的には浮気からの再婚というのは周りからの印象がよくありません。
祝福されないケースは多く、両親・親戚と縁を切らなければならないことも。
二人で駆け落ちするような再婚となると、「やっていけるのか」「周りの冷たい目線や対応に耐えられるのか」と不安に感じ、再婚を迷ってしまいます。
離婚した理由にもよりますが、再婚同士だと「また次の結婚も失敗してしまうのでは」とお互いが不安に感じ、お付き合いの状態から一歩踏み出せないこともあります。
また、相手が初婚だった場合は、「バツがついている自分を受け入れてくれるのか」と不安になるケースも。
相手はあまり気にしていないことも多いのですが、離婚した事実に対して「悪いこと」と思っていると、初婚の相手に申し訳なく感じてしまうのでしょう。
再婚したいけれど不安で一歩を踏み出せない場合は、以下の5つの対処法をぜひ試してみてください。
再婚に対して何か不安を抱えているのなら、まずは二人できちんと話し合いましょう。
実はあなただけが不安に思っていて、相手は気にしていないなんてこともあり得ます。
また、不安を打ち明けることで相手がサポートしてくれたり、不安を解消するための対策などを一緒に考えてくれたりもするでしょう。
再婚に対する不安は二人で解消するのが、再婚後にも良い影響を与えるのでおすすめです。
不安が残っているのに「今しかチャンスはないかも」と思い、焦って再婚してしまうのはおすすめできません。
不安を抱えたままでは、お互いが愛し合っていても再婚後にトラブルが起こる可能性があります。
再婚だけに限ったことではありませんが、不安が解消されるまで待ち、ある程度お付き合いの時間を設けてから再婚しましょう。
気持ちが不安定な状態のときに相手から「再婚しよう」とプロポーズされても、できれば気持ちが落ち着くまで待ってもらいましょう。
まずは自分が今不安に思っていることを相手に伝え、どうすれば不安が解消されるのか二人で話し合ってください。
不安が解消され、落ち着いた気持ちで再婚するとその後の生活も順調にいくはずです。
再婚するにあたって大きな問題がなくても、「相手に断られてしまうのでは」と不安に感じて行動に移せない方もいるでしょう。
しかし、一歩踏み出さなければ先へは進みません。
相手のプロポーズを待ち続けていると、「結婚する気がないのでは」と間違った解釈をされる可能性も否定できないでしょう。
再婚したい気持ちがしっかりと持てているなら、勇気を出して相手に気持ちを伝えてみてください。
万が一ダメだったら、どうするかはそのときに考えれば大丈夫です。
もし相手にまだ再婚したいという気持ちがないなら、無理やり再婚話を進めないようにしましょう。
自分の気持ちだけを優先して再婚すると、再婚後に不仲になってしまう可能性があります。
相手への思いやりも忘れないようにして、二人が結婚したいと思ったタイミングで再婚しましょう。
いざ再婚すると決めたら、ここからご紹介する幸せな再婚にするためのコツもぜひ参考にしてください。
再婚すると決めたあとも、絶対に焦らないようにしましょう。
焦りは判断ミスやトラブルが起こる元になります。
パートナーと計画を立て、その計画に沿って焦らず二人のペースで進めていきましょう。
もし前のパートナーと不仲になって離婚したなら、そのときの経験を再婚で活かしましょう。
どんなときにケンカが多かったのか、何をしたら二人の間に溝ができてしまったのか、離婚した原因は何だったのかを改めて振り返ってみてください。
前の結婚を活かすことはあっても「比較」はしないほうがよいです。
たとえば、「前の夫だったら言わなくてもやってくれたのに」「前の結婚ではこんなことで悩まなかった」などは、比較をしても意味がありません。
人が違えば行動も違いますし、全く同じ結婚生活はあり得ないのです。
比較するのではなく、再婚後の結婚生活を受け入れることにフォーカスしましょう。
それでも納得できないことは二人で話し合って解決していくのが上手くやっていくコツです。
お金にルーズな結婚生活は後々トラブルに発展しがちです。
お財布は誰が管理するのか、お小遣いはいくらか、貯金は毎月いくら行うのかなど、できるだけ細かく再婚前に話し合っておきましょう。
子供の育て方については、男性と女性で意見が分かれることがあります。
再婚後に教育方針の違いが発覚すると、トラブルに発展したり最悪の場合また離婚に発展したりする可能性はゼロではありません。
こちらも再婚前に話し合っておきましょう。
幸せな再婚にするために「再婚契約書」を作成して取り交わすカップルもいます。
再婚契約書には理想のファミリー像や親族付き合いなどについて記載しますが、内容は基本的に自由です。
再婚後の生活について考えるいいきっかけにもなりますので、不安が多いカップルは作ってみるとよいでしょう。
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