インターネットが発達し、withコロナでオンライン化が進んだ現在、さまざまなツールを駆使して遠距離恋愛をしているという声もちらほら聞こえるようになりました。


そんななか、相手と両思いになったけれども、遠距離が理由でお付き合いすることに踏み出せない、どうしたらよいか分からないというお悩みを抱える方も増えているみたい…。


本記事では、そんな方へのアドバイスをご紹介していきます。

目次

両思いだけど遠距離だから付き合えない…



好きになってしまった方が、これから地方へ転勤したり、海外赴任したりなどで意図せず距離ができてしまうケースもあるでしょう。

学生さんの場合は留学でしょうか。

お付き合いをはじめたあとは遠距離恋愛になってしまうため、今は両思いでもこの先のお付き合いをどうするか迷っている方も多いよう。

また、近年ではオンラインゲームやSNS、ライブ配信などのアプリがきっかけで、好きな人ができたという方も増えている模様です。

インターネット経由の片思いから始まってしまったケースなので、リアルではいわゆる遠距離に。


両思いになっても付き合うのが難しいのではと悩んでしまったり、相手に断られてしまったという方もいらっしゃるかもしれません。


一般的に遠距離恋愛が難しいとされる理由


一般的に、遠距離恋愛が難しいといわれるのには、いくつか理由があります。


懸念点を3つピックアップしました。


コミュニケーション手段が限られるためすれ違う

遠距離恋愛では、コミュニケーション手段が限られてしまいます。


ビデオ通話や音声通話やチャット、メールのみのやりとりになるため、直接相手の状況を理解するのが難しくなります。


ヒトコイにも、遠距離恋愛が理由でパートナーが不信感を暴走させてしまった体験談が投稿されていました。


“バイトが終わると電話の通知が10件以上。電話の約束をしてないときもかかって来ていました。

「バイトだった」と伝えても、本当にバイトだったのか、俺のことを面倒だと思ってるのか、もう嫌いになってしまったのか、他に男がいるのかと質問責め。そんなことないよと伝えても、彼には響いていないようでした。
1回の通話時間も2時間ほどで、睡眠時間を削らなくてはいけなかったのでせめて30分にして欲しいと頼みました。

すると、その短くした分を他の男との時間にするんだろうと言われる始末。”

引用元:「遠距離になった結果」めるてぃあ|日本最大級の恋愛体験談メディア ヒトコイ


上記は相手が被害者意識をつのらせてしまったケースなので少し極端ではありますが、お互いに信頼感を保てないとすれ違いが多く生まれ、関係性を続けるのが難しくなってしまうという分かりやすい例です。


極端に相手を理想化してどんどん好きになる

限られた接点のなかで相手と関わることになるため、相手の人間性を理解する材料が少なくなってしまいます。


まるでアイドルかのように極端に理想化してしまい、どんどん好きになってしまうことも。


オンラインのやりとりではとても頼れる人で、この人なら大丈夫だと思っても、いざ会ってみると社会的な常識に欠けていたことに気づくこともあるでしょう。


これは、ネット恋愛ならではのデメリットでもありますね。


恋人ならではのスキンシップができない

つい見落とされがちですが、恋人ならではのスキンシップができないというのも、遠距離恋愛を難しくするポイントです。

キスやハグをはじめ、夜のスキンシップなど、相手への愛情を全身全霊で示すことが難しくなります。


とくに、パートナーと夜のスキンシップができないのは、男性にとっては非常に苦しいことかもしれません。


両思いからカップルになるには


それでは、遠距離恋愛の「両思い」の状態から「カップル」として成立させていくためには、どのようにしたらよいのでしょうか。


定番なのは、こまめな連絡

もっとも定番なのは、こまめに連絡をとりあって、相手とのすれ違いを防ぐこと。


物理的な距離があるからこそ、せめて心が離れてしまうことは防がなくてはなりません。

オンラインツールをフル活用して、相手の自分の近況報告をしてみましょう。

近年では、オフのときに時間を設けて通話するのではなく、あえて通話を繋ぎっぱなしにして、擬似的に同じ空間にいるような感覚を共有する「オンライン同棲」という方法もあるのだそうですよ。


直接会う機会を設けて本気度を示す

遠距離恋愛のデメリットを補うには、リアルで直接会う機会を設けるのが1番。

お互いにお金を出し合って直接会う計画を立て、パートナーに本気度を示しましょう。


相手のためにお金を貯める時間や、旅行の計画を練る時間など、遠距離で会えないこと自体も楽しめるようになるかもしれません。


遠距離恋愛で成功しているカップルは、このように「直接会う工夫」を欠かさないようです。


一緒に住める選択肢について考える

どちらかがオンラインの仕事に切り替えるなど、この先の未来で一緒に住んでいく選択肢を模索するのもよい手です。

コロナをきっかけにテレワークを導入している会社も増えました。


住む所に縛られなくなったという声もちらほら聞かれます。

もしも、距離だけが理由でどうしても付き合うことができないのなら、どちらかが仕事をテレワークに切り替えて、同棲してしまうというのも手です。


オンラインで一緒に楽しめる趣味を探す

たとえ離れていても、オンラインで一緒に楽しめる趣味を探すというアイデアもあります。


オンラインゲームなどは定番ですが、それ以外でもビデオ通話しながら一緒に料理を楽しんでみたり、ハンドメイドで何か作ったりと、創作方面も楽しそうですね。

また、一緒に身体を鍛えるなどフィットネス系も一緒にできる時代です。


普段屋内で1人でこなすような趣味をあえて2人で行うことで、ただ電話するのとはまた違ったコミュニケーションができるのではないでしょうか。


現代版!?ネット恋愛から結婚したカップルも


ちなみに、ネット経由で遠距離恋愛を経験している方はごくごく少数だと思われがちですが、意外なデータがあります。

ノマドマーケティング株式会社が2021年に行った調査によると、全国の15歳〜49歳の男女のなかでネット恋愛を経験したことのある方は、なんと25%(※)ほど。


20代にいたっては、経験をしたことのある方が30%以上です。

全体の割合から見ると確かに少数派ですが、みなさんが想像しているよりも高い数字ではないでしょうか。


実は、筆者の周囲にもネットの遠距離恋愛から結婚に至ったカップルが何組かあります。

たしかに難易度は高いかもしれませんが、本気になって距離感と向き合うことができれば、乗り越えてゴールすることも可能なのでしょう。


それは、ネット以外の遠距離恋愛でも同様です。


距離を補うほどの情熱があるなら、まずはダメ元でお付き合いをしてみてはいかがでしょうか。


(※)出典:『ネット恋愛とは!?ネット恋愛をしたことある割合を年代別に調査!「きっかけ」「男性心理」「女性心理」まで』ノマドマーケティング株式会社|PR TIMES



「遠距離だけど両思い」よくある質問

遠距離だけど両思いに関して、よく出てくる質問をご紹介します。

遠距離で両思いは大変?

直接相手の状況が分からないこともあり、遠距離だからこそ相手を理想化してしまっている可能性もありため、

いざ付き合ったら理想と違ったり、すれ違いになりやすいです。

遠距離で両思いから付き合うには?

遠距離でも、付き合うためには直接合う機会を設けることが効果的です。

直接会ったときに、相手に本気度を伝えると付き合いやすいです。

まとめ

本記事では、遠距離恋愛で両思い状態になっているけれども、お付き合いの段階に進むかどうか迷っている方へのアドバイスをまとめてきました。

やはり遠距離恋愛には難しいとされる理由がいくつかあります。


しかし、そこを補っていける情熱があるなら、その先に進むことも可能です。


また、近年ではネット経由での遠距離恋愛という形もあり、そこから結婚に至ったカップルもあります。


もし距離を理由にためらっているのなら、まずはチャレンジしてみてはいかがでしょうか。



相手が好きなまま諦めてしまうと、この先後悔を残すことになるかもしれません。



ぜひ、勇気をもって次のステップへ進んでみてはいかがでしょうか。