遠距離恋愛を始めたカップルが、次第に「気持ちが冷めてしまったかも」と悩み始める姿を見かけることは決して少なくありません。

普通のカップルより遠距離カップルのほうが気持ちが冷めやすい傾向にあるのですが、その理由や原因には一体何があるのでしょうか?また、冷めたと感じたときはどうするのが正解なのでしょうか。

今回は遠距離恋愛で気持ちが冷める理由や、ラブラブな状態を継続するコツなどについて詳しく解説していきます。

目次

遠距離恋愛で気持ちが冷める理由・原因


遠距離恋愛で気持ちが冷める理由・原因には次のようなものがあります。

「会えない」状態に慣れてしまった

遠距離恋愛を始めたばかりの頃は、会いたいときに会えないことに寂しさを感じるでしょう。しかし、遠距離になってからの時間が長くなればなるほど、会いたいときに会えない状態に慣れてしまう可能性があります。

そうなると、寂しさをあまり感じなくなり、次第に気持ちが冷めていくのです。彼がいなくても毎日楽しく過ごせている自分に気がついてしまうと、付き合っている意味がないのかもと感じてしまいます。

連絡をあまり取らずすれ違いが増えた

遠距離恋愛を始めてから時間が経ってくると、最初は毎日何通もメールを送り合ったり、電話をしたりしていた2人でも、徐々に連絡を取る回数が減ってくる場合があります。

すぐ会える距離にいないカップルは、連絡をマメに取らないとお互いの状況がわかりません。そのため、連絡を取る頻度が下がるとすれ違いによるケンカが多くなる可能性があるのです。

ケンカが増えると少しずつ相手への気持ちが冷めてしまいます。そのため、連絡をあまり取らずすれ違いが増えたことが、彼氏に冷めてしまう原因の一つと言えるのです。

浮気を疑う・疑われることに疲れた

気軽に会えない距離にいるとどうしても不安がつのり、相手の浮気を疑いやすくなる気持ちはわからないでもありません。

しかし、浮気をしていないのに疑われると、当然ですが腹が立ちます。また、浮気を疑うほうも精神的に疲れてしまうでしょう。

そのため、浮気を疑う・疑われることに疲れたというのも、遠距離恋愛で気持ちが冷める原因の一つです。

忙しくて相手にされなくなった

一緒に住んでいれば、彼氏が忙しくても顔を見て話すことは可能です。しかし遠距離だとそれが難しいですから、彼氏が忙しくてメールや電話をあまり返してくれないと、「相手にされない」と感じて気持ちが冷めてしまいます。

大切にされていると感じられない

頻繁に会えるような状況なら、ちょっとしたことでも「大切にされている」と感じられるでしょう。

たとえば、彼氏がコンビニへ行ったときに、あなたの好きなお菓子を買ってきてくれただけでも幸せな気持ちになるはずです。

しかし、遠距離の場合は普段はメールや電話のやりとりが基本となり、顔を合わせられるのは月に数回程度になってしまいます。

そのため、ちょっとした幸せや思いやりを感じにくくなり、大切にされていないような気がしてしまうことも。そうなると気持ちが冷めてしまうのも仕方ないかもしれません。

遠距離でない場合と比較してしまう

遠距離恋愛に対する不満や寂しい気持ちがたまっていると、遠距離ではない恋愛と比較してしまい、「近くにいればいいのに…」と思ってしまいます。

そうなると、徐々に遠距離恋愛が嫌になってしまい、最終的には彼氏に対する気持ちが冷めてしまうことすらあるのです。

身近に素敵な男性が見つかってしまった

遠距離恋愛は彼氏と離れた場所に住んでいるため、どうしても隙ができやすくなってしまいます。

隙ができやすいということは、気持ちがゆらぎやすいとも言えますよね。そのため、身近に彼氏よりも素敵な男性が見つかってしまったというのも、遠距離で気持ちが冷める原因として十分に考えられます。

遠距離でもラブラブなカップルでいるためのコツ


彼氏のことが本当に好きなら、遠距離でもずっとラブラブなカップルでいたいと思うはずです。では一体どうすれば、いつまでも仲の良いカップルでいられるのでしょうか?

連絡はできるだけマメにとり続ける

先ほど説明したように、連絡をあまり取らなくなるとすれ違いからのケンカが多くなります。そのため、遠距離恋愛を始めてからの期間が長くなっても、連絡はできるだけマメに取るようにしましょう。

「おはよう」「おやすみ」だけでも良いので、毎日メールを送るようにする。週に1回は電話をする。1か月に1回くらいはテレビ電話で顔を見て話す。このような程度であれば、忙しい毎日を送る方でも続けやすいでしょう。

必要以上に浮気を疑わない

いつまでもラブラブなカップルでいたいのなら、必要以上に浮気を疑わないことも大切です。

たとえば、彼氏が職場の人たちと飲み会に行くという話を聞いたときに、「女の人はいるの?浮気しないよね」といちいち釘を刺すのはやめましょう。

彼氏に会ったときや彼氏の家に行ったときなどに、決定的な証拠が見つかったなら話は別ですが、そうでないなら浮気を疑うのはやめたほうが身のためです。

彼氏のほうが浮気を疑ってくる場合は、「信頼されていないような気がするから悲しい」という気持ちを伝えてみてください。そうすると彼氏は申し訳ない気持ちになり、必要以上に浮気を疑わなくなってくれるでしょう。

会ったときは思い出に残るデートを心がける

彼氏とデートをするときは、できる限り思い出に残るようなデートを心がけましょう。お家でのんびりと過ごすだけでは、関係がマンネリ化しやすくなります。

遊園地や動物園、水族館へ行ったり、夜景を見に行ったりと、後から思い返したときに「素敵なデートだった」と思えるようなデートにすると気持ちが冷めにくくなるはずです。

定期的に思い出を振り返る

定期的に彼氏との思い出を振り返るというのも、ラブラブなカップルでいるために忘れてはいけないことです。

一緒に撮った写真や動画を見るだけでも、「早く会いたい」「次のデートは何にしよう?」と彼氏への思いが冷めにくくなります。

遠距離恋愛で冷めたと感じたときの対処法


もしそれでも遠距離恋愛の彼氏に対して「冷めたかも」と感じてしまった場合はどうすれば良いのでしょうか。

一度本音で話し合ってみる

自分だけでモヤモヤを解消しきれない場合は、思い切って彼氏に気持ちを打ち明けてみましょう。一度本気で話し合ってみると、冷めた気持ちがなくなり、再びラブラブなカップルに戻れる可能性があります。

時間を置いて考えてみる

冷めたと感じたらすぐに別れを切り出すのではなく、少し時間を置いて考えることも大切です。人の気持ちには波がありますから、冷めたと感じているのは一時の気の迷いかもしれません。

気持ちが冷めたままなら別れる

1か月ほど時間をかけて考えてみて、それでも気持ちが冷めたと感じるなら、残念ですが再び気持ちが盛り上がる可能性は低そうです。

このまま付き合い続けても苦しいと思うなら、彼氏に別れを告げてしまいましょう。

まとめ

遠距離恋愛は会いたいときに会えず、ささいなことですれ違ってケンカになりやすいかもしれません。

しかし、遠距離でも良い関係を続け、最終的に結婚したカップルもたくさんいます。

ラブラブな状態を少しでも長続きさせるには、遠距離中の「付き合い方」にポイントがあるのです。

今回ご紹介した冷める原因を知っておけば、あやまちを犯すことなくいつまでも仲の良いカップルでいられるでしょう。