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人の気持ちを考えるようになった恋愛
tatsu 男性
公開日|2024.03.17
更新日|2024.03.17
大学時代の彼女との悲しい、いや自分を成長させてくれたエピソードになります。
わたしは2歳年上の女性と大学3年から付き合っていました。もちろん、先に就職してわたしが、社会人になり、うまくいけば結婚まで。とお互い何となく意識していたほどの関係でした。
しかし、わたしが就職ではなく大学院を選択しようかというところから少し変化が生まれ出したのです。
私が大学院にすすむと必然的に社会人になるタイミングが遅くなります。また、進路として最初から遠距離になるような企業しかないような研究室でした。
もちろん、彼女は大人ですから表向きはわたしを応援するよ。と言ってくれるのですが、2人の中で暗黙の了解ともいえる結婚より大学院にすすむことを優先したことに対する不信感はありありと感じるようになりました。
必然的に彼女とコミュニケーションがうまくとれなくなります。もちろん、まわりからは見えないのであくまでも2人の間でしかわからない範疇ですが。
そして、大学院に正式にすすむと決めて、実際に院に進むタイミングで彼女から別れを告げられたわけです。もちろん、予感はありましたがやはりいざとなるとかなりの悲しみです。
彼女とその時に話したのですが、結局、2人で結婚まで意識していたにもかかわらず、自分自身の学業を勝手に優先して、結婚の話が立ち切れになってしまったことが大きな不満でした。もし、大学院を卒業するまで待ってほしいと言う一言があったのであれば、彼女は待ってくれたと言います。
要するに何らかの将来に対するコミュニケーションがないのは耐えられないということ。
まだまだお互い若いとはいえ、それくらいの思いで私と付き合ってくれていた彼女には申し訳ない気持ちでいっぱいになり、若いなりに人の気持ちを大事にしようと心に刻み込むことになりました。
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