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私の復讐は一生終わらない
ヒトコイ引用投稿アカウント
公開日|2022.02.10
更新日|2022.02.10
一度嫌いになると、どうして残酷なことができるんでしょうね。
単に、“裏切られたから、その恨みで”ってわけではないはず。
「結婚したい!」「ふたりの子どもが欲しい!」って思うほど愛した男なのだから、私のことを一生忘れて欲しくない。
だから、彼のなかに消えない想い出を残したいのかもしれません。
たとえその結果、彼の心に「恐怖」や「罪悪感」を植えつけることになったとしても――。
周りから見れば二人の関係は不倫。でも私のなかでは純愛
独身で彼氏もいなかった私と、すでに既婚者だった彼。
出会ってから深い仲になるまで、それほど時間はかかりませんでした。
義理の両親との同居生活に息苦しさを感じていること。
妻が妊娠したものの、生まれてくる子どもを愛せないこと。
そして、「いずれ起業を考えているから、そうしたら妻と別れるので、結婚しよう」と言ってくれたこと。
奥さんが妊娠・出産という大変な時期に私と一緒にいてくれたので、彼は奥さんよりも私を選んだのだと信じて疑いませんでした。
実際、子どもが生まれた後も会う頻度は一向に減らず、会うたびに「早く一緒になりたいね」と満面の笑みで言う彼。
そんな関係が一年以上続き、彼が奥さんのことを口にしなくなり、自分が“彼の一番大事な人”になったかのように感じていたある日、大きな転機が訪れました
私の妊娠を知って態度が豹変した彼
「まさか……」
体調不良に悩まされていた私の中でいろいろと思い当たることがありました。産婦人科に行ってみたところ、妊娠が発覚。
突然の出来事に、私のなかでは喜びと不安が半分ずつ。
でも、彼はきっと喜んでくれると思っていました。
それなのに、彼が口にしたのは「堕ろして欲しい」「今はまだ違う」というまさかの言葉。
いかにも焦った様子で電話を切った彼からはその後、連絡が来ることはなく、
待ち疲れた私は「なんだ、遊ばれてただけなのか」と気持ちがスーッと冷めていきました。
「苦痛を与えられるかしら?」彼の自宅へ直撃訪問
興信所を使って彼の勤め先や自宅を調べ、お腹のふくらみが目立つようになったとき、私は彼の家を訪ねました。
ずっと連絡を控えていたので、彼のなかでは“自然消滅”扱いだったのでしょう。
チャイムを鳴らすと、偶然にも出てきたのは彼。
“驚き”と“絶望”が混じった表情に変わったのを見て、苦痛を与えることができたのがわかり、「訪ねて来て良かった」と心から思いました。
「どうしてここが分かった?」
「あなたに用はない、奥さんに会わせて」
「ふざけるな、帰れ」
「いいから、奥さんに会わせて」
そんなやり取りをしていると、不審に思った彼の奥さんが玄関に顔をのぞかせました。
私が「お腹の子をなでて欲しいと思って、父親に会いに来ました」と、ふくらんだお腹をアピールするやいなや、固まる奥さん。
そりゃそうでしょうね。いい気味だわ。
たたみかけるように、「男の子ですって」と、持ってきたエコー写真を玄関に並べてみせる私。
ふたりの反応を待ったけれど、彼も奥さんも言葉にならないようなので、「生まれたら、顔を見せに来ますね」と言って、彼の家をあとにしました。
彼をとことん追い込むまで私の復讐は終わらない
私が彼の家を訪ねてから数ヶ月。彼はまだ離婚してないみたい。
ただ、平穏な生活を送っているわけがなく、義理の両親や奥さんから信頼を失い、針のむしろ状態のようです。
そんな“同居生活”はさぞかし苦痛でしょう。まあ、すべて彼のせいなんだから、同情なんてしないけど……。
もちろん、これで復讐を終わらせるつもりはありません。
彼を離婚に追い込むのがいいのか、それとも“居場所を失った家”で延々と苦しんでもらったほうがいいのか。
楽しみながら次の一手を考えています。
引用元:修羅場ライフ
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