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ようやく目が覚めて
チカ
公開日|2022.03.04
更新日|2022.03.04
27歳の時に2年ほど付き合っていた彼の話です。
彼は、元々バイト先の後輩で、4つも歳下ということもあり全く異性として見てなかったのですが、
すごくアプローチしてくれて、半ば根負けのような形で付き合うことになりました。
付き合うのとになってからも、デートなど頑張ってくれて、彼の優しさと、歳下だけどちょっと亭主関白な感じが頼りがいもあるように見え、どんどん惹かれていきました。
付き合いが1年を迎え、私の年齢もあり、結婚の話も出る様になり、同棲することに。
これが、地獄の始まりでした。同棲することになると、まず、彼の束縛がエスカレート。
毎日、どこに誰と何をするなど予め報告が必要になり、予定外のことは一切許してくれませんでした。
また、携帯も常にチェックされ、男に人と連絡を取っていようものなら、1時間以上、どこの誰でどうゆう関係なのかと怒鳴られることもしばしば。
そして、ついに、束縛が耐えられなくなり、ケンカになると、彼が手を挙げてきました。
口が切れ、手や足にアザもでき、彼が暴れて手に負えないので、警察に駆け込みました。今から、家に行って、彼を連行することもできますと言われましたが、さすがにそこまでは、と踏み止まりました。
家に帰ると、彼は土下座をして謝り、どれだけ私のことを愛しているか、自分は母親から愛してもらったことがないから、こんな風に間違った愛情表現をしてしまったと泣きながら言ってくる姿を見て、
なぜか私は「この人を救えるのは私しかいない!」と、なぞの正義感が生まれてしまい、さらに地獄に。
この後も、ケンカのたびに手を挙げられることになり、アザも増え、警察にお世話になることも度々。
警察にお世話にこと、7回目にして、ようやく、一緒に家に来てもらい、彼を追い出す覚悟ができました。
警察の方を連れ、マンションの彼のもとへ行き、そこで警察に説得してもらい、そのまま出て行ってもらうことに。警察に追い出してもらった後も、電話が1日に200件来たり、玄関で待ち伏せされていたりと色々大変でしたが、連絡先を消し、マンションも引っ越して、ようやく彼の呪縛から逃れることができました。20代後半の貴重な2年間でしたが、勢いのまま結婚しなくて本当によかったです。
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