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ストーカーレベルの束縛
こなもん.com
公開日｜2022.03.18
更新日｜2022.03.18
以前付き合っていた彼に束縛されていました。
付き合い始めた頃は
「俺、嫉妬しないし束縛とか考えられないタイプなんだよね」とよく話していて、
実際に束縛はありませんでした。
しかし、交際期間が長くなるにつれて、少しずつ彼の様子がおかしくなり始めました。
私たちはいわゆる社内恋愛で、住んでいる家も近かったので、どちらかに予定がある日以外は殆ど会っていました。
付き合ってから1年が過ぎたある日、いつものように「今日はどうする？」という話になったので、
「今日は友達と飲みに行くよ」と彼に伝えました。
彼から「どんなメンバーなの？」と聞かれたので、「サークルで知り合った子たちだよ」と答えると、
次は「全部で何人？ 男は？」と聞かれました。
そんなことを聞いてくるなんて珍しいな、と思いながら「男は3人、女は私入れて4人だよ」と答えると、
彼が突然「合コンじゃねえか！」と怒り出しました。
もちろん、合コンの意図など全くありません。
もともとサークルで中が良かった友人たちで、彼氏・彼女がいるメンバーが殆どです。
それを彼に説明し何とか誤解は解けましたが、今までの彼からは考えられなかった態度だったので、その日から違和感を覚えるようになりました。
違和感の通り、その日を境に彼はどんどんエスカレートしていきました。
まず、「これからは飲みに行く相手のプロフィールを全て提出して、俺に許可を取ってからにして」と言われました。
もしかしたら、私が何か彼を不安にさせるようなことをしてしまったのかもしれない……と思い、その時はそれを承諾しました。
その後、友達と飲みに行くときは必ずメンバーの名前や恋人の有無など簡単なプロフィールを彼に伝え、許可をもらった上で飲みに行きました。
しばらくはそれをしていれば何も言ってこなかった彼ですが、やがて飲み会の最中に電話をかけてくるようになりました。
「まだ飲んでるの？」「今日は何時に帰るの？」「まだ帰ってないの？」……このあたりから、私は自分が束縛されていることに気付き始めました。
私が彼の電話に気付くのが遅れると、「なんで電話出なかったの？ 俺は心配してるんだよ？ 何考えてるの？」とまくしたてるように怒られました。
その後、彼は私が「飲みに行く」というと、店や私の家の周りを車でぐるぐると回り監視するようになり始めてしまったので、私は飲みに行かないようになりました。
気づけば、家に帰って寝る以外の時間は殆ど彼と一緒にいる、そんな日々が続くようになりました。
私が体調を崩し病院に行く、と言った日も、「俺も病院についていく」とわざわざ仕事を休んで病院までついてきました。
傍から見れば私の体調を心配してついてきてくれたように見えますが、彼が私がウソをついて病院以外の場所に行っていないか監視する目的でついてきているのは明白でした。
私が休日に母の誕生日のお祝いに親子で旅行に行くと伝えた時も、疑って後ろを車でついてきていました。
さすがにおかしいと思い、私は彼と別れる決心をしました。
何とか別れることはできましたが、別れてからしばらくは、彼がつけてきていないか怖くてたまりませんでした。
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