祝福される結婚の3つの条件 〜こじるりの結婚から読み解く応援される結婚とは？～

芸能人の結婚ラッシュが止まりません.

5月15日に一部メディアでタレントのこじるりこと小島瑠璃子さんが3月に極秘結婚していたと報道されました。

芸能人の結婚は、たくさんの祝福のメッセージが飛び交うものです。

筆者自身も結婚については細かい事情は抜きにして祝福されるべきものだと認識しています。

しかし、今回のこじるりの結婚では芸能界からの祝福の声が少ないばかりか、一般の方からは否定的な意見すら聞こえてきました。

先日、女優の中条あやみさんが結婚を発表し、たくさんのお祝いメッセージが芸能界内外で飛び交ったことを考えると、どうしてここまで違うのか疑問にすら浮かびます。

関連記事はこちら:中条あやみが結婚発表 ～結婚した人気女優に立ちはだかりそうな壁5選～

そこで今回は、こじるりの結婚から祝福される結婚条件を勝手に考えてみました。

応援される結婚の形に共通する条件はどんなものがあるのか紹介していきますね。

周りから祝福される結婚とは

それもそのはず、結婚は人生の中でもとりわけ幸せな一大イベントのひとつだからです。

これは芸能界に限ったはなしではなく、仲の良い友人の結婚であれば手放しで喜んでくれる人も少なくないでしょう。

とはいっても、なかなかイメージがつきにくいこともあるかもしれません。

ここでは、周りから絶大な応援と祝福を得られる3つの結婚のパターンを具体的に紹介していきます。

よくよく考えてみると、結婚する大部分の人に当てはまることではありますが、整理してみると祝福される理由が見えてくるかもしれません。

運命の出会いからそのままゴールの純愛結婚型

まず1つ目のパターンが出会ってからデートを重ね、ゴールインするパターンです。

今回は『純愛結婚型』と名付けてみました。

多くの人がこのパターンに当てはまるのではないでしょうか？

出会いの場は職場、友人の紹介、合コンなど様々あると思います。

最近だと、ＳＮＳやマッチングアプリといった選択肢もあるかもしれません。

無数の出会いの方法はあるにしても、出会ってから順調に愛を育み、同棲からのゴールインというパターンは比較的多いのではないでしょうか？

交際0日婚や別居婚といった選択肢など、近年では結婚の形は多様化していますが、多くの場合はお付き合いを経て結婚することがほとんどだと思います。

とりわけ、友人の紹介がきっかけであれば紹介してくれた友人、職場内結婚であれば同僚などからは惜しみない祝福が贈られるでしょう。

超長期間恋愛の青春結婚型

2つ目のパターンは小学校、中学からの幼馴染同士で学生時代からお付き合いし、比較的長いお付き合いの期間を経て結婚するパターンです。

このパターンは『青春結婚型』と名付けてみました。

学生時代から換算すると平均6〜7年、長い人だと10年以上もお付き合いを経て結婚する方もいるのではないでしょうか。

ちなみに、大手ブライダル情報サービス「ゼクシィ」の調査では結婚までの平均交際期間は3.4年とされており、このパターンはとりわけ交際期間が長いことがわかると思います。

参考:ゼクシィ　タイミングが分からない！交際開始からプロポーズ、結婚までの期間

このパターンは地元の友達の大部分が仲の良いカップルであることは周知しており、一途を貫いて結婚という認識になります。

学生時代からの成長や変化をみてきているだけあって、当時を知っている友人たちには万感の思いがあるのではないでしょうか。

特に地元などで顔が広い人や、学生時代からの人気カップルの結婚であればかなりの人に祝福されそうですね。

一度別れたり、遠距離だったりの大恋愛結婚型

このパターンでは気持ちのすれ違いや仕事による時間のずれ、価値観のずれなどで一度距離が離れたあと、離れてから相手の大事さに気づくパターンです。

もしくは遠距離恋愛など、高い壁を乗り越えてゴールインする人たちもこのパターンかもしれません。

このパターンは上記の2つのパターンとは違い、周りの人に多少の迷惑をかけながらも放っておけない2人が結婚し祝福されるといった構図になります。

もしかしたら3つのパターンの内では最もハラハラする恋愛かもしれません。

ゴールインまでいけない人たちも多くいます。

ちなみに、遠距離恋愛を経ての結婚率は21％程度で決して高いものとはいえません。

参考:coicuru 遠距離恋愛の結婚率は21％！成功カップルが共通してやったこと5選

それでもそんな困難を乗り越えての結婚は奇跡的なものといえます。

とくにお互いの気持ちの変化やすれ違いを相談され、パートナー同士でお互いが知らない裏側を知っている人たちからしてみると大祝福は避けられないでしょう。

ヒトコイサイト：遠距離恋愛に関係する体験談はこちら

3度の遠距離恋愛を乗り越えた私達夫婦

祝福される結婚の大条件3つとは

祝福される結婚には3つのパターンすべてに通じるある共通点があります。

それは『人のものを奪わないこと』『周りの人への報告をすること』『他人の幸せを素直に祝福できること』の3つです。

これらは結婚する2人が周りの人に対して誠実であり、礼儀があり、配慮があるともいうことができます。

そもそも、周りから祝福される人間の心理として、お祝いすることでお祝いした側にマイナスがないことが最低ラインです。

反対にいうと、どんなに本人たちが楽しんでいても、周りへの誠実さと配慮がないカップルは祝福されません。

ここからは祝福されるために最低限必要な具体的な3つのポイントを紹介していきます。

人のものを奪わない

略奪愛や不倫といった他の人から奪うような行為は他人の不幸と引き換えに相手を手に入れることになります。

人の不幸と引き換えに、奪った恋愛は必ず誰かしらの恨みを買っているものです。

また、本人同士が略奪愛の結果幸せだったとしても、それを知った周囲の人へはネガティブキャンペーンにしかなりません。

やはり『人のものを奪わない』というのは当たり前かもしれませんが大事な条件といえるでしょう。

周りの人への報告をする

2つ目はお世話になったことへの感謝も込めて、恩人、友人への報告は入籍前に報告するということです。

特にお世話になった人や、親しくしてくれている恩人などに挨拶しておくことは日本独特の礼儀の問題も大きく関係するため、しっかり報告しておきましょう。

しばらく疎遠になっているくらいの友人であれば、結婚式や披露宴の案内で結婚を知るということもあってもいいのかもしれませんが、職場の上司や恩人、仲のいい友人などには入籍前にメールなどでいいので報告しておきましょう。

早めに一報入れておくだけでも周りの祝福は受けやすくなります。

他人の幸せを素直に祝福できる

3つ目は周囲に祝ってもらう前に、他人の幸せを素直に祝福できることです。

少しだけ言い方を変えると、『他人の幸せを素直に祝える性格であること』とも言えます。

これは人としての性格が大きく関わってきており、周りから祝福される上では必ず必要になります。

普段から性格がよい、いい人だと思われていると周りの祝福してくれる人が必然的に増えることは想像できるでしょう。

あなたも性格が悪い友人よりも、性格の良い友人の方がお祝いしたくなるのではないでしょうか。

大前提として、素敵なカップルである前に、素敵な人であることが祝福される上で必要な条件になります。

こじるりの結婚はなぜ祝福コメントが少ないのか

大きな理由としては、こじるりについてしまっている略奪愛、不倫などというネガティブイメージの影響がありそうです。

性格の面はわかりませんが、略奪愛、恩人への挨拶ができていない、ホリプロを急に退所したなど、いくつかの要因はありそうなので詳しく考察していきます。

繰り返された略奪愛報道

当然、現在は破局しているのですが、その時はお相手が離婚した直後に交際宣言をしたこともあり、実は不倫や略奪なのでは無いかという報道がされました。

ましてや、誰もが知る大人気漫画家との略奪愛疑惑とそのあとの破局の際には多くの辛口コメントが残されていたことが印象的です。

参考:小島瑠璃子、嫌われる女への転落。『キングダム』作者と破局、50億円セレブ妻は泡と消え“好感度だだ落ち”しただけの末路

そして、今回の結婚なのです。

実は結婚したお相手にも離婚歴があり、こじるりと出会った頃はまだ前妻との離婚が成立していませんでした。

この、タイミングの一致から実はまた略奪からの結婚なのではないか？という噂が流れてしまいました。

当事者たちはこのことを否定しているため、真相は定かではありませんが、やはり一度ついた不倫や略奪などのイメージを拭うことがいかに難しいかがわかるでしょう。

このことも周囲が祝福のメッセージを出しにくい要因の1つといえます。

ホリプロ退社の影響

このことをホリプロ上層部、先輩たちは良く思っていない可能性も否定はしきれません。

ホリプロの大先輩である和田アキ子さんへの結婚の挨拶はなかった様で、和田さんは自身がパーソナリティを務める番組にて「こじるりはホリプロを辞めてしまって、あたしはもう中国行ってるもんやばかり思ってますから」と現在の関係の薄さを物語るコメントをしています。

和田さんとこじるりは、和田さんの冠番組にて何度も共演し、和田さんは「結婚するときは言えよ」とかなり気にかけていた間柄だったようで、報告のなかったこじるりに対してあまり良く思っていない可能性はあります。

和田さんに報告できなかった理由として、実は今回の結婚についてはこじるり自身が極秘にしてたようです。

しかし、自身で挨拶し、公表する前に文春オンラインに報道されてしまい、周りに挨拶するタイミングを完全に逃し、結果として報告ができなかったという何ともいえない事情があります。

やはり、結婚のタイミングの前に、極近しいひとにはひとこと挨拶やご連絡しておいた方がいらぬトラブルをさけ、祝福されやすいことは間違いなさそうです。

祝福される結婚のススメ

1つできることとしては、極秘とはいえ和田アキ子さんや事務所の先輩、仲の良い友人への報告は結婚前にするべきだったといえます。

これを1つしておくだけで、仮に文春の報道があった場合でも、お世話になった人たちからすると世間的に周知の事実となるだけです。

報道され、本人が認めたあとに一斉にお祝いコメントを出しやすくなるため、もう少し一般の方からの否定的なコメントは弱められたのかもしれません。

元々は芸能界の優等生タレントとしての地位があったキャラクタ―だったからこそ、略奪愛などのイメージ払拭はかなり難しいといえます。

しかし、天真爛漫かつ、素直なキャラクターイメージが元々あるからこそ、少しの配慮と、芸能関係者の協力でもう少し居心地のいい環境をつくれた可能性はあるでしょう。

まとめ

やはり、不倫や略奪などは避けた方が敵も作らず、周囲の人から祝福してもらいやすくなりそうです。

特に芸能人はマイナスイメージの払拭が難しいことが浮き彫りとなったため、とくに不特定多数と会う人や多くの人と社交的な付き合いのある人は気をつけたほうがよいでしょう。

また、結婚以前に人としてのちょっとした配慮なども祝福される条件といえるでしょう。

今回のこじるりの結婚に対しての周囲の反応は正直、不可抗力的な部分はあります。

結婚とは本来、大変めでたいものなのです。

１つでも多くの祝福される結婚が増えると大変うれしいです。