「彼氏と一緒にいてもおもしろくない」

同棲をしていると、このような心境になるケースがあります。



それは付き合いが長くなり、倦怠期に突入してしまっている可能性が高いです。

「彼女だけが倦怠期」など片方だけが倦怠期になっていたり、また片方だけがイライラすることもあります。



倦怠期はお互いの気遣いで、改善することができます。


この記事では倦怠期になる原因、ありがちなこと、乗り越え方まで掘り下げていきます。

倦怠期に悩むカップルはぜひ、参考にしてみてください。

目次

同棲中に訪れる倦怠期とは?冷めるのとは違う?


倦怠期とは夫婦や恋人が、ふたりの関係に飽きてしまう状態のことです。
付き合い始めの頃のドキドキや幸福感を得られなくなるのです。

同棲中のカップルは毎日一緒なので、相手に刺激的な気持ちがなくなりがちで、倦怠期になりやすいといえるでしょう。

「愛が冷めた」と倦怠期中には考えがちですが、両者は別物です。
彼氏に「飽きた」「一緒にいても退屈」と感じても、嫌いだと思わないのが倦怠期です。

愛が冷めた時のような「顔を見るとイライラする」「彼より、◯◯君のほうが好き」など、

ハッキリと気持ちが離れているケースとは違います。

とはいっても、倦怠期があまりに長く続くと、愛が冷める場合もあるので要注意です。
倦怠期を乗り越える改善法を考えて、実践するのをおすすめします。


刺激がないから?同棲中に倦怠期になる原因

なぜ同棲していると、恋人と一緒にいても楽しくなくなってしまうのでしょうか。
ここでは、同棲中に倦怠期になる主な原因を紹介します。

良くも悪くも慣れきってしまう

付き合いが長くなると「慣れ」が生まれます。
慣れるのは、決して悪いことではありません。
相手を理解して、親しい関係になったからこその状態です。

ただ相手をよく知っているだけに、新しい発見は少なくなります。
日頃の付き合いもパターン化されて、新鮮さがなくなるでしょう。
それを安定した、落ち着いた関係と考えられればいいですが、そうはいかないケースもあります。

「毎日代わり映えしない」と感じて、それが不満となり、「彼氏と一緒はつまらない」と倦怠期に入るのです。


いつも一緒にいる時間が長い

同棲をすると、恋人とすごす時間が圧倒的に長くなります
意識して機会を作らないと「ひとりの時間が全然ない」といった状態になりがち。

いくら愛し合っているカップルでも、来る日も来る日も一緒だと息が詰まるもの。
そうなると当初は楽しかった同棲生活も「もう彼氏にはウンザリ」と一緒にいるのに飽きてしまうのです。


恋人の嫌なところが見える

付き合い始めは、恋人の嫌な面が見えにくいものです。

恋は盲目という言葉があるように、恋人の悪い面は見えなくなりがちで、
むしろ短所ですら長所に見えるようなケースもあります。

しかし、やがて恋は盲目から冷めて、お互いの嫌な面が見えてくるものです。
「最初の頃と変わっちゃたな」と恋人に失望するのがきっかけで、倦怠期に入ります。


恋人への興味が少なくなった

恋人との交際が長く続くと、相手の行動や性格など、おおよそは理解できるものです。
「彼氏をもっと理解したい」と付き合い始めのような感情が少なくなります

ましてや同棲をしていると、いつも一緒なので「いま何をしているんだろう」と考えることもなくなりやすくなります。

恋人が当たり前の存在になりすぎて、興味を持って向き合えなくなるのです。

飽きたなと感じてしまう瞬間や、つまらないと思う瞬間も増えてきます。


仕事などで生活に余裕がない

お互いに働いている同棲カップルは、日々仕事に追われて心に余裕がなくなってしまうケースがあります。
そうなると恋人を気遣うという、心のゆとりが欠けてしまいます。
思いやりのない態度や言動が増えてしまうこともしばしば。

デートをして関係を深める時間も作れません。
そんな一緒にいても楽しめない状況が、倦怠期の原因になる場合もあるのです。


同棲解消の危機?倦怠期にありがちなこと。


倦怠期になると、カップル間で特徴的な出来事が起きます
それが原因で同棲解消になるおそれもあるでしょう。
ここでは倦怠期にありがちなことを紹介します。
「彼氏と倦怠期かも」そんな人は当てはまるか確認してみましょう。

ケンカが増える

倦怠期になると、恋人と一緒にいてもおもしろくありません。
楽しくないので、ついついお互いの言動や行動にイライラしてしまいます。

以前なら許せていた欠点を責めたり、ちょっとした癖にカチンときたりするもの。
トゲのある言い方をしたり、されたりするケースも増えるでしょう。

その結果、ケンカが増えるのが倦怠期にはありがちなのです。


よく見られたい気持ちがなくなる

好きな人には可愛い自分、カッコいい自分を見せたい心理が働くものです。
付き合いが長くなると、その気持ちが少なくなります。

彼氏や彼女に自分がどのように見えるかなんて、どうでもよくなってしまうのです。

・恋人と一緒でもオシャレをしない。
・行動や言動が下品なものになる。
・適正な体型を保つ気持ちがなくなる。


このような状態になっているなら、倦怠期に突入しているはずです。



カップル間の会話が減る

倦怠期は恋人に飽きている状態です。
飽きてしまった相手とコミュニケーションを取っても、楽しくはありません。

必然的に会話が減ってしまいます
同じ家に住んでいながら、心は離れてしまっているのです。

「友達や同僚と会話をしている方が楽しい」
「彼氏が自分の話を聞いていない」


そんな状況になりがちです。


思いやりの気持ちがなくなる

倦怠期になると、恋人の存在にありがたみを感じられなくなります。
自分の中での重要度が下がっているので、恋人に対する気遣いや思いやりの気持ちがなくなってしまいがちです。

「以前は彼氏に対して自然と優しくできていたのに、最近はそんな気持ちになれない」
そんな心境になってしまいます。

逆に「昔は優しくて、彼女優先だったのに、今や自分勝手な行動ばかり」彼氏がそんな変貌をしてしまう場合もあるでしょう。


ひとりの時間が落ち着く

一緒にいても楽しくない相手と過ごす時間は、落ち着かないものです。
「彼氏と同じ部屋にいると息が詰まる」なんて人もいるでしょう。

倦怠期になると、一緒にいるのが苦痛になることがあります。

そのため「ひとりになれる時間がほしい」と考えがちです。
そして恋人が出張や帰省などで、家にいないことがあると「落ち着くなぁ」と解放されたような気持ちになります。


スキンシップが少なくなる

倦怠期はキスやハグなど身体的なスキンシップが減ってしまいます。
当然、夜の営みも少なくなるもの。

あっても目的は性欲の解消といった、処理的な行為になってしまいがち。
・したいと思わないし、しても幸せを感じられない。
・求められても面倒に感じる。


そんな関係になっているなら、倦怠期に突入していると考えられます。

同棲中の倦怠期を乗り越える方法


倦怠期を「時間が解決するだろう」と放置してしまうのは危険です。
そのまま気持ちが離れてしまいかねません。
関係を改善する努力が必要です。
ここでは同棲中の倦怠期を乗り越える方法を紹介します。


会話を増やしてみる

倦怠期中は、会話をするのが面倒になることもあります。
しかし、コミュニケーションの基本である会話をおろそかにしてはいけません。

彼氏と会話をする機会を増やしましょう。

・悩みはないのか

・最近何に興味があるのか

尋ねるのがおすすめです。

上手に聞き役に回ることができたら、関係改善のきっかけになるでしょう。


お互いにひとりの時間を作る

いくら同棲しているといっても、ずっと一緒にいすぎるのはおすすめしません
一緒に過ごす時間は多少のガマンや妥協があります。

ずっとそれが続いてしまうと、不満が爆発してしまうもの。

倦怠期だと感じたら、少しの時間、離れて息抜きをするのが大切です。
順番に実家に帰るなど、ひとりですごせる時間をお互いに作りましょう

気持ちがリフレッシュすれば「最近思いやりがなかったな」と冷静に考えられるようになるものです。


好きな気持ちを伝える

付き合いが長くなると、彼氏と彼女の関係とはいえ、愛の言葉を交わす機会は少なくなる傾向があります。

言葉を交わさなくても、気持ちは伝わることも多いですが、実際に言葉で伝えた方が心に響きやすいもの。

「大好きだよ」「カッコいいね」など口にするのを習慣にしましょう。

彼女に愛されて嫌な気持ちになる男性はいません。
倦怠期を乗り越えて、仲良しカップルに戻れるはずです。


ふたりで何か始める

倦怠期に陥っていると、恋人に対して興味を失っている状態です。
カップルで何かをする機会も少なくなっているでしょう。

むしろ一緒に共有できるものがないから、倦怠期になっているのかもしれません。

それを解決するには、ふたりで何かを始めるのがおすすめです。

カップルで同じ趣味を楽しんでもいいですし、目標に向かって一緒に頑張ってもいいでしょう。

一緒に物事に取り組めば、必然的に会話が増えます
新たな一面にふれて、興味がわいてくることもあるでしょう。

倦怠期を乗り越えるきっかけになりますよ。


恋人の気持ちに立って行動する

倦怠期になると恋人を思いやる気持ちがなくなります。
お互いに思いやり合えない関係を続けてしまうと、やがてふたりの気持ちは離れていくでしょう。

破局という結末を迎えたくないのなら、恋人の気持ちに立った行動を心がけるべきです。

思いやりを持って恋人と向かい合えば、気持ちは恋人に届きます
恋人も思いやりのある態度を返してくれるでしょう。

離れかけた心をふたたび近づけられますよ。

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「同棲中の倦怠期」よくある質問

同棲中の倦怠期に関して、よく出てくる質問をご紹介します。

同棲中の倦怠期の特徴は?

ケンカが増えたり、相手によく見られたい気持ちが減り、おしゃれをしなくなっていきます。

会話が減り、相手が家にいない方が落ち着くように感じ始めるのが特徴です。

同棲中の倦怠期を乗り越えるには?

時間が解決すると思って放置するのが一番危険です。

会話を疎かにしないように増やす努力をしたり、好きな気持ちを定期的に伝えたりすることも効果的です。

その他にも2つの乗り越え方があります。

まとめ

倦怠期はカップルがお互いに飽きを感じてしまうこと。


毎日一緒にいる同棲カップルは陥りがちだといえるでしょう。



倦怠期を放置すると気持ちが冷める場合もあります。


乗り越えるために行動をするのがおすすめです。


「倦怠期はいつか終わる」
と前向きに行動してみましょう。


倦怠期を乗り越えると絆の強いカップルになれますよ。