これから同棲を考えているけれど、一人暮らしの経験が無いから不安……そのようなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、実家暮らしから同棲する場合のメリット・デメリットや、一人暮らし経験との比較を通して、さまざまなアドバイスをご紹介します。

これから選択に不安がある方は、一緒に解決していきましょう!

目次

これまでずっと実家暮らしだったのが心配です…



パートナーと同棲の話が出ているけれど、これまでずっと実家暮らしだった場合は敷居が高く感じてしまいますよね。

一人暮らしの過程を経ずにそのまま同棲することで、なにか懸念されることはあるのでしょうか。



実家暮らしからそのまま同棲するメリット・デメリット

実家暮らしからそのまま同棲する場合、一人暮らしにかかる生活費を節約できることは大きなメリットになります。



家賃や家具家電購入費を一手に担う一人暮らしと比べ、実家の家族と複数名で生活できるのはコスパがよいです。

結婚のための資金も貯めやすくなるでしょう。



一方、現在家事を他の家族が担っている場合は、いわゆる“家事力”不足となってしまうことも。

帰宅後に家事をする生活は、慣れないうちは辛いかもしれません。



また、もし同棲がうまくいった場合、次のステップで結婚という流れも多く、自分ひとりの自由な時間をもった経験が無いまま家庭に入ることになります。



その点も自分の将来設計をよく考えてみるとよいでしょう。



自分だけ一人暮らし経験が無い場合


自分だけ一人暮らしの経験が無いことを、引け目に感じてしまう方もいるようです。

とはいえ、社会人全員が必ず一人暮らしをしている訳ではないはず。一体どのくらいの割合なのでしょうか。



やや古めのデータですが、2016年に流通業界の情報基盤を運営する株式会社プラネットが4,400人を対象に行った調査によると、一人暮らしの経験がある人の割合は全体の約6割(※)とのこと。


経験が無い人も約4割はいるということになりますので、実家暮らしからそのまま同棲するという点も、過度にネガティブに捉える必要は無いのではないでしょうか。



もしあなたがそのまま同棲することを希望しているのなら、積極的に家事を学ぶ意欲をパートナーに見せてみて。

今のうちに、親から料理や洗濯のコツを教えて貰うのもおすすめです。



また、家計のイメージを具体化するために、1ヵ月あたりに必要な生活費の内訳を2人でシュミレーションするのもGOODです。



負担金額を打ち合わせてから同棲することで、お金のトラブルを防げるでしょう。



引用元:(※)「初めての一人暮らし」に関する意識調査



自信が無いなら、1度一人暮らしするのもアリ


パートナーから同棲を提案されたものの、あなた自身が同棲に不安をもっていたり、デメリットになる事情があったりする場合は1度一人暮らしを経験するのもアリです。



今後の人生設計などを考えつつ、パートナーの理解を得た上で選択してみてください。



一人暮らしのメリット・デメリット

一人暮らしのメリットは、なんといっても自由な時間が増えて自分のペースを保てること。



他人の影響がない環境で自立する力がつきますし、スキルアップに充てる時間も増えます。



とはいえ、複数名で暮らすのに比べるとコストパフォーマンスは悪く、家賃・光熱費・食費・家具家電の購入費などを自分1人で賄わなければなりません。



その分、当然ながら他のことに使えるお金は減ってしまうでしょう。



双方一人暮らしなら週末同棲(半同棲)で練習するという方法も

もし、パートナーの双方が一人暮らしという形になれば、週末同棲(半同棲)で先の生活の練習をするという方法も取りやすくなります。



平日はお互いにそれぞれのマンションやアパートで暮らし、週末はどちらかの家に宿泊するというスタイルなら、お互いの自由な時間と同棲の楽しさと、半々でいいトコ取りができますね。



ヒトコイにも、半同棲経験者の体験談が投稿されていますよ。



“付き合っているときから私が彼の家に入り浸ることもあって婚約する前から半同棲のようなことは何度もしていたのであまり新鮮味は少なかったんですが、それでもやっぱり「いってらっしゃい」「おかえりなさい」などの挨拶が一番に出来て顔を見て言えることが凄く幸せだなと感じました。


仕事行くときに「今日も頑張ってね」と声を掛けてもらえるとやっぱり頑張ろうと思えるし勇気も出るし家に彼を残してしまうのは少し寂しいけどそれでも家で待っていてくれるんだなと思うと凄く幸せです。

後は、朝起きたとき「おはよ!」と言われながら抱き着かれたりすると本当に幸せで彼と同棲できて幸せだなーとか結婚できてよかったなとしみじみ感じることがあります。”


引用元:同棲してからこその幸せ。|おちびchan(日本最大級の恋愛メディア「ヒトコイ」より)



冒頭に「半同棲」と触れられていました。

もしかしたら、その後に同棲して結婚した流れでしょうか? 先人の体験談からは、勇気が貰えますね!



もし自分だけ実家暮らしなのが不安なら、お互いに1人暮らしをして半同棲することも選択肢に含めてみてはいかがでしょうか。



お互い実家暮らしの場合(同棲のきっかけは?)


もしもカップルの2人がどちらも実家暮らしの場合、どちらかがこの先も一緒に居たいと漠然と感じ始めた頃に同棲を提案し、それをきっかけに実家の了承を得る形で進めるようです。



実家を出れば、パートナーと過ごす時間を増やせますし、一緒に慣れない家事に試行錯誤していく過程も楽しめるかもしれません。



一方、同棲を経ずにそのまま結婚するカップルが居ることも確か。



同棲自体にもメリット・デメリットがありますので、その点の考えもすり合わせてみてください。



【番外編】彼・彼女にだけ一人暮らし経験が無い場合



あなたに一人暮らし経験があってパートナーに経験が無い場合、同棲直後は一時的に、あなたが家事を教えることになるかもしれません。

押し付け合いにならないよう、あらかじめどんな家事が必要なのかリストアップして役割分担を決め、疲れていてできない場合の妥協点なども話し合っておきましょう。

ただし、同棲がうまく行ったあとは結婚へ繋がっていくため、相手が一人暮らし経験ができないまま家庭に入る可能性がある点について、一度確認を促すのも優しさかもしれませんね。

まとめ

本記事では、一人暮らしの経験が無く、同棲に不安を抱いている方へのアドバイスをご紹介してきました。

一人暮らしをする人の割合の方が多いのは確かで、実家暮らしのデメリット面ばかりフォーカスされがちですが、余分なコストをかけずに2人の生活に繋げられるのは実家暮らしの大きなメリットです。


家事力への懸念があっても、パートナーと一緒に頑張れそうなら、あまり心配しすぎる必要はありません。


一方、一人暮らしの経験が無いことが後悔に繋がりそうなら1度経験してみるのもおすすめ。
週末同棲などで、彼との時間を楽しむ方法もありますよ。


現在はさまざまな選択肢がありますので、それぞれを比較検討して、あなたとパートナーのライフプランに合った選択をしてみてくださいね♡