同棲をしようか検討しているけれども、周囲の色々な声を聞くうちに、尻込みしてしまっている方も多いようです。せっかく同棲するなら、絶対に成功させたいですよね。

そこで今回は、同棲経験のある女性が遭遇しがちな“後悔あるある”と、対処のために覚えておきたいポイントをご紹介します。

目次

幸せなイメージがあるけど、同棲=結婚?


今では、すっかり恋愛のワンステップとして「同棲」がおなじみになりました。しかし、婚約の前段階の場合も多く、結婚のステップに至らないまま別れてしまうというリスクもあります。

同棲の際には、これまで全く別々の生活をしていたカップルがひとつ屋根の下で生活することになりますので、ある程度「こういう問題が起こりやすい」というパターンがあります。

先輩カップルが陥ってしまった後悔の事例を予め知っておくことで、上手に対処できるようになるのではないでしょうか。


同棲カップルが陥りやすい後悔あるある&対処ポイント5選



それでは、同棲カップルが陥りやすい“後悔あるある”と、対処ポイントをご紹介します。各項目をより詳しく知りたい方は、ヒトコイ内の別記事も併せて参考にしてくださいね。


①結婚の気配も無く、ズルズル付き合ってしまう……。

同棲カップルの“あるある”として、現状の生活に満足してしまい、結婚の予定も立たないのにズルズルと付き合ってしまうというケースが挙げられます。

もし、今現在まだ同棲をしていない段階であれば、お互いに将来結婚する意思があるのかどうか、確認して合意のもとで同棲を始めると、のちのち後悔しなくて済みそうです。

なかには、「結婚願望は無いけれども、同棲はしたい」という考えをお持ちの方もいらっしゃるので、お互いに共通認識を持てるのがベターでしょう。

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②少しのすれ違いが重なり、なんかイライラ……!

料理の作り方や掃除の仕方など、些細な価値観のギャップで、すれ違いが起こることも。はじめは小さなすれ違いも楽しめますが、積もり積もっていくとイライラに変わってしまうのです。

そんなとき、衝突を避けるあまり、一方が相手に合わせて我慢してしまうのはリスク。ある日突然ストレスが爆発してしまうと、信頼関係が一気に壊れやすくなるためです。

不満は大きくなる前に、ちょっとずつ小出しにして都度話し合うのがおすすめ。なにか問題にぶつかった際に、一緒に解決できる関係性を構築しておくと良いでしょう。

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③一緒にいる時間が増えてマンネリ気味→同棲倦怠期に。

パートナーと一緒に過ごすだけでドキドキしていた日々が過ぎ、同じ屋根の下で生活していると、いつもと代わり映えしない生活にマンネリを感じることがあります。

同棲することで相手が家族のように見えてしまうタイミングは、どのカップルにも訪れます。お互いの配慮に欠けやすく、自分を良く見せようという姿勢も失われがちな時期です。

こんなときこそ、あえて1人の時間を増やしたり、これまでとは違ったことを2人で始めたりといった変化をつけることで、同棲の倦怠期を回避できるでしょう。

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④パートナーと自分のお休みが合わなくて大変……><

パートナーと自分の勤務日程や休みが合わない場合、相手に合わせようとし過ぎてどちらか一方に負担がかかることがあります。こんなときは、ある程度割り切ってしまうのがおすすめです。

勤務時間が合わない場合は、1日のなかで一緒に過ごす時間を決めてみて。限られた時間は大切にしつつ、それ以外の時間は自分のペース……と緩急をつけてみてはいかがでしょう。

お休みが合わない場合も同様で、有給などを使ってたまに休日を合わせたら、めいっぱい思い出を作るように意識するといいです。

それ以外はあまりこだわらず、こまめな連絡でお互いの気持ちの距離を埋めるような工夫をしてみて。

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⑤お金について、ちゃんと話せなくてなあなあに……¥

まだ結婚の約束の無い段階ですと、リアルな「お金」の話はしにくいというのが正直なところ。しかし、もし同棲をするのであれば、より具体的に話し合っておくのがおすすめです。

家賃、電気代、水道代、ガス代、通信費、食費……などなど、生活にはある程度のお金が必要です。これらの生活費を、誰がどのくらいの割合で負担するのか、明確にしてから同棲を始めましょう。

さらに、お互いの年収や生活に必要な支出なども、あらかじめ把握しておくのがGOOD。いずれは話さなければならないことなので、いちばんはじめのうちに明確にしておくことで、のちのちの喧嘩の種が解消されるはずですよ。

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《タイミング》同棲はいつから?きっかけは?



同棲のタイミングは人それぞれ。将来を見据えて話し合い、計画的に同棲したカップルもいれば、片方の家に足を運ぶ機会が増え、半同棲を経て一緒に住んだカップルもいます。

先輩カップルが同棲を検討したタイミングとして「お互いの部屋を行き来し、週末以外にも一緒に過ごす仲になった」という声は、よく聞かれます。

事実、カップルが同じ空間で過ごす時間が大幅に増えると、部屋を2つ借りていることが余計な支出に感じてしまうのです。

「お互いの将来への資金を貯める」という共通の目標が持てるようになったタイミングを、1つの目安として捉えてみても良さそうですね。


同棲の際は、親への挨拶は必要?



同棲は正式な結婚ではないため、本来親への挨拶は必須ではありません。けれども、両親の年齢によっては「同棲」という文化になじみがなく、否定的に捉えられることもあります。

もしも、今のパートナーとの将来を見据えて同棲へ進めたいなら、双方の親へ挨拶をしておくことで、より真剣度をアピールできるはずです。

どうして同棲をしたいのか、同棲することでどんなメリットがあるのか、そこをきちんと説明できるように準備しておくと良いでしょう。

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まとめ


お付き合いの段階で、お互いに将来結婚の意思があるのであれば、同棲を経ずにそのまま結婚に進むのも良いでしょう。

しかし、その前段階として「今のパートナーと結婚して本当に一緒にやっていけるのか?」を見極める段階という意味合いで、“同棲”というステップを踏むのも良いでしょう。さまざまな生き方があるなかの1つの選択肢です。

周囲の体験談や噂話を聞くとつい尻込みしてしまいがちですが、あなたが真剣に考えた上で、両者納得のうえで同棲を進めるなら、きっと「幸せ」に近づけるのではないでしょうか。