ヒトコイとは
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土下座で懇願。
さよ 女性
公開日｜2023.04.19
更新日｜2023.04.19
私が大学２年生の頃、バイト先で知り合った男性ですがお互い大学がたまたま同じだった事と、一人暮らしをしていて借りている部屋同士が近かった事もあり急速に私たちは仲良くなりました。
そのうち、バイトが同じ日に入っている時は必ずバイト終わりに一緒に夕飯を食べたり飲みに行ったりするようになりました。
彼の性格は私とはまったく反対でどんな人とでもすぐに打ち解けてしまう人懐っこさと明るさ、そして話がとても面白くてみんな彼の事が大好きだったように感じます。
そんな彼だったので、私は彼の事が好きだったのですがなかなか打ち明ける事も告白する事も出来ないでいました。
もう、この思いはずっと胸にしまっておこうとしたのですがある日、彼の部屋で一緒にご飯を食べていた時の事です。
急に彼が私と一緒にいると楽しいと言ってきました。
私もだよと返事をすると、付き合ってくれないかと告白をされました。
まさか彼から告白されるなんて思ってもいなかった私はとても嬉しくて、もちろんOKの返事をして、その日から彼氏彼女の関係になりました。
それから一週間後、私はとても落ち込んだ気分でいました。
なぜなら、素敵な彼に自分は見合っていない、このままでは嫌われて別れられてしまうのではないか、それならもういっそ友達関係に戻ってしまった方が、今後もずっと仲良くいられるのではないか…と思い自分から別れると彼に言ってしまいました。
その次の日、なんでそんな事を言ってしまったのだろうと今度は後悔を始めた私は改めて彼にもう一度付き合って欲しい事を土下座しながら伝えました。
返事はもちろんNOでした。
好きすぎる人といきなり付き合える事になった脳の許容量を超えて情緒不安定になってしまっていたのだと思います。
今でもたまに思い返しては頭を抱える程恥ずかしくなります。
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