大好きな人へ告白するのは、とっても勇気がいることですよね。しかも、勇気を出して告白してもあえなく玉砕してしまうこともあります。

しかし、中には「1回目がダメでも、2回目、3回目とチャレンジする!」という勇者もいます。

その勇気は称賛に値するものですが、でも、少し待ってください。

その告白、“しつこく”ありませんか……!?

3回目の告白は、一歩間違えると“しつこい”告白になってしまいます。

そこで、3回目の告白をされた側の本音や、3回目の告白をするときに気をつけたいことについてご紹介します。

しつこい告白ではなく、されて嬉しい告白にすると、成功率も格段にアップ。ぜひ参考にしてくださいね!

また、「ダメ元での告白を成功させるテクニック」もあわせてチェックするといいでしょう。

目次

3回目の告白はしつこい?告白される側の本音



「2回でも3回でも4回でも告白したい!」と思っているとき、気になるのは「相手はどう思うんだろう……?」ということです。

何事もまずは相手を知ることから。

同じ人から3回告白された人の本音を5つご紹介しますので、ぜひ熟読してくださいね!


そんなに好きでいてくれているんだ……。嬉しいと感じる

同じ人から3回告白された人の中には、素直に「嬉しい!」と感じる人も非常に多いです。

普通に生きていれば、同じ人から3回も告白される機会なんてそうそうないですよね。1人の人からそこまで想われることなんて、生きていても1回あるかどうかです(ちなみに、私はありません……)。

だれだって、だれかから愛されるのは嬉しいもの。「そんなに私(おれ)のことが好きなの?」と内心ニヤニヤしてしまうかも!


そこまで言うなら……。根負けしてOKする

3回告白された人の中には、「根負けしてOKしちゃった……」という人もいます。

気の弱い人や押しに弱い人は、何回も告白されると根負けしてついついOKしてしまうこともあるようですよ。

この「根負けしてOK」ですが、その後お付き合いが上手くいくかどうかは千差万別です。

「その後本当に好きになって、案外上手くいった!」という人もいれば、「やっぱり好きになれなくて、すぐ別れちゃった」という人も。

その後のお付き合いの行く末は、告白した側の頑張り次第かもしれません……!


何回告白されてもムリ!迷惑だと感じる

厳しい意見ですが、「ハッキリ言って、迷惑!」という人も少なくありません。

しかし、考えてみれば迷惑だと感じる気持ちもわかりますよね。私も、本当にタイプじゃない人から何度も何度も告白されたら、「断ってるじゃん!」とうっとうしく思ってしまうかも……。だれだって、興味のない人から好意を寄せられたら面倒に思ってしまいますよね。

残念ながら3回目の告白は、どう頑張ったって迷惑だと思われてしまう危険性があります。



断っているのになんで?どんどん嫌いになる

迷惑だと思われるだけでなく、どんどん嫌われていってしまう危険性もあります。

いつだって、しつこい人は嫌われてしまいやすいですよね。告白を断るのも案外エネルギーを使うものなのです。きちんとお断りしているのに、話が通じず何度も告白してくる人がいたら、「なんなの!? もう嫌い……」と思ってしまうのもムリはありません。


ストーカーになったらどうしよう。恐怖を感じる

もっとも悲惨なパターンは、相手から「ストーカーになるのでは……」と思われてしまうことです。

自分はストーカーをするような人間ではなかったとしても、世の中には、好きな人をストーカーしたり、フラれて逆恨みしたりする人もいますよね。そして、自分は自分のことを「ストーカーをするような人間ではない」とわかっていても、相手にはそれはなかなかわかりません

好きな人を「ストーカーされたら……」という恐怖に陥れてしまうのは、本意ではありませんよね。できるだけ避けたいところです。


3回目の告白をする前に!覚悟しておきたいこと


3回目の告白には、さまざまなリスクがつきものです。つまり、3回目の告白をするためには、覚悟しておくべきことがたくさんあるのです。

3回目の告白をする前に覚悟しておきたいことを3つにまとめました。しっかりと確認してみてください!



嫌われてしまうかもしれない

まず覚悟しておきたいことは「嫌われてしまうかもしれない」ということです。

もちろんこちらは、ただ純粋に好意を伝えたいだけです。しかし、「3回目の告白」というのはやはりかなり多い回数です。どれだけ気をつけたとしても、嫌われてしまうかもしれないというリスクを避けることはできません。

そのリスクをおかしてでも告白したいのか? と今一度、自分に問いかける必要があるでしょう。


怖がらせてしまうかもしれない

3回目の告白は、相手を怖がらせてしまうかもしれないというリスクがあります。

こちらも、自分がどれだけ気をつけても完全に避けることは非常に難しいでしょう。そのため、3回目の告白をするのはある意味で非常に自己中心的な行動だということもできます。相手に恐怖を与える危険性を踏まえてでも、自分の気持ちを優先するのですから。

ですが、恋愛とは大なり小なり自己中心的なもの。自己中心的な行動をするのは、かならずしも悪いことではありません。

ただ、「相手を怖がらせてしまうかもしれないんだ」、「これは自己中心的な行動だ」ということをしっかりと認識しておきましょう。その事実を理解しているかいないかでは、些細な言動に大きな違いが表れるはずです。


共通の友人にウワサが流れるかも

好きな人と自分に共通に友人や知人がいる場合、彼らにウワサが流れてしまうかもしれないというリスクがあります。

3回目の告白というのはかなり多い回数ですので、好きな人が周囲に相談したり、あるいは話のネタとして話したりすることが考えられるからです。

周囲の人間関係にもよりますが、もしかするとかなり恥ずかしい思いをしたり、今後コミュニティの中で浮いたりしてしまう危険性があります。

この告白が今後の人間関係にどのような影響を与えるのか? ということも一度落ち着いてシミュレーションしてみる必要があるでしょう。


OKしてもらっても同情心からかも

最後に認識しておきたいことは、OKしてもらっても同情心からかもしれない、というリスクです。

3回告白された人の中には、根負けしてOKしたり、断りきれなくてOKしたりする人も少なくありません。つまり、好きになってくれたわけではなく、半ば強引に恋人関係になってしまった、ということになります。

その後、相手から本当に好きになってもらえればいいですが、好きになってもらえなければあとでとても悲しい思いをすることになります。

その未来を覚悟できるのか? 好きになってもらえるように努力し続けられるのか? 相手は根負けするタイプじゃないか? といったことを今一度考えてみましょう。


3回目の告白をするときに気をつけたいこと


もろもろを覚悟したうえで、「それでも3回目の告白をしたい!」と思ったなら、それは告白するべきときなのかもしれません。

最後に、3回目の告白をするときに気をつけたいことを3つお伝えします。

どれも大切なことなので、ぜひ参考にしてくださいね!


「どうしても好きで諦められなかった」と真摯な気持ちを伝える

3回目の告白をするのであれば、真摯な気持ちを伝えることは非常に重要です。

世の中には、「数打ちゃ当たる!」と考えなしに何度も告白したり、やけくそになって告白し続けたりする人も少なくありません。そんな態度は相手に対してとても失礼ですよね。当然、相手からのOKももらえるはずがありません。

しかし、あなたはそうではありません。考えなしややけくそではない本気の告白なんだ、ということをしっかり伝える必要があります。そういった人たちと自分をきっちり区別しなければ、誤解されてしまうおそれがあるからです。

実際の言葉はなんでもかまいません。あなた自身の言葉であることが大切です。相手のことをどれくらい好きなのか? いつから想っているのか? なぜ3回も告白するのか? そういったことを丁寧に、しかし簡潔に、真摯に伝えましょう。

OKしてもらえるかどうかは相手次第ですが、少なくとも、迷惑や不安を与える危険性はグッと減らせるでしょう。


「迷惑だったらごめん」と相手を気遣う

「迷惑だったらごめんなさい」と相手を気遣うことも大切です。この言葉には2つのねらいがあります。

1つ目のねらいは、相手の気持ちに寄り添うことです。世の中には、相手のことを全然考えない、本当の「自己中」が大勢います。でもそうではなく、「この告白は相手の迷惑になるかもしれない」と1回でも考えた、という事実が大切なのです。「迷惑だったらごめん」と伝えることで、相手の気持ちを思いやる姿勢を示すことができます。

2つ目のねらいは、常識人だとアピールすることです。そうすることで、「ストーカーになるのでは?」という相手の不安を軽減することができるでしょう。もちろん、一見常識人に見えてもストーカーなど犯罪行為をする人はいます。しかし、相手を安心させるための配慮ある言動を少しでも選ぶことが大切です。


人通りのない場所や密室は避ける

最後に、人通りのない場所や密室を避ける、という配慮もできるといいでしょう。

告白するためには、できるだけ2人きりになれる場所でゆっくり話したいと思うかもしれません。しかし、2人きりになる状況というのは少なからず相手に恐怖を感じさせるおそれがあります。特に、相手が女性である場合はなおさらです。

密室に行かなくとも、例えば人通りのある夜の大きな公園や、半個室のあるカフェや居酒屋、夜景の見えるレストランなど、雰囲気がよくてゆっくり話せる場所はいろいろあります。できるだけ相手に不安を与えないような場所を選び、誠実な態度を心がけましょう。




まとめ

3回目の告白で成功したという人は世の中に存在します。また、人を好きになることや、その気持ちを相手に伝えることはとても素晴らしいことです。

しかし、3回目の告白にはさまざまなリスクがついてまわるのもまた事実です。

相手に迷惑をかけたり、不安を与えたりしてしまわないように気をつけ、真摯に気持ちを伝えましょう

上手くいくかどうかは神のみぞ知ることですが、そうすれば少なくとも悪い思い出にはならないはずです。

誠実な態度で、思いやりをもって、しっかりと気持ちを伝えてきてください!