今お付き合いしている彼と、結婚を前提に同棲するか迷っている方も多いのではないでしょうか。

「絶対同棲した方がいいよ!」という声がある一方で、「そのまま破局するカップルもいるしね……」という声を聞くことも。

正直どうしたら良いのか迷うところですよね。

そこで本記事では、結婚を前提に同棲する場合としない場合の、メリット・デメリットを比較していきたいと思います。

目次

【必読】同棲に失敗しないために! みんなの“後悔あるある”&覚えておきたい5つのポイント結婚前に同棲しているカップルはどのくらい?


そもそも、結婚前に同棲しているカップルはどのくらいの割合なのでしょうか。

少し古い調査ではありますが、同棲にまつわるアンケートを実施している会社がありました。

結婚式及び披露宴会場の運営サービス等を行うアニヴェルセル株式会社が、2017年に全国の23歳~39歳の既婚男女各300名の方を対象に行ったアンケートによると、結婚前に同棲しているカップルは、なんと33.8%

さらに半同棲していたのが14.7%と、約半数の方が、結婚前に同棲や半同棲を経験していたそう。



また、婚活アプリを運営するマッチアラーム株式会社が2016年に20〜30代の独身男女763名を対象に行ったアンケート調査によると、結婚前に「同棲したい」と回答したのは、なんと男性が89.7%、女性が66.5%にものぼりました。


実際に同棲・半同棲したカップルは男女全体で約半数、結婚前に同棲を希望しているのは男女ともにそれ以上の割合にのぼるということになります。

やはり、結婚となると一生を共にするパートナーを選ぶことになるため、生活に対する考え方が合うかどうかを、きちんとすり合わせてから結婚へ進みたい方が多くなっているのですね。


結婚前に同棲をするメリット・デメリット


時代とともに同棲を望む人が増えている昨今。

実際のところ、同棲にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。

インターネット上でさまざまな体験談をリサーチして多かった声をまとめました。

ぜひ参考にしてみてください。


結婚前に同棲をするメリット
・一緒に過ごせる時間が増える
・生活リズムなど相手の素が知れる
・生涯のパートナーになれるかどうかが体感で分かる
・価値観が合うかどうか分かる
・趣味を一緒に楽しめる
・宿泊デートの料金分は節約になる
・結婚の準備期間になり相手の家族も知れる


結婚前に同棲をするデメリット
・親世代の理解を得るのが大変
・自由な時間やお金が減る
・どちらかが家事を負担することになる場合も
・異性として意識できなくなる
・相手のイヤな部分が見えやすい
・結婚しても「新婚」の感覚になりにくい
・トラブルから別れに繋がりやすい

お互いに相手をシビアに見極める期間にもなり得るため、新婚のような「幸せたっぷり」の雰囲気がある反面、相性がよくないと分かれば、パートナーが解消されてしまう(最悪の場合、そのままセフレ関係になる)というシビアな面も持ち合わせています。

その点は理解しておく必要がありそう。


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同棲をせずに結婚するメリット・デメリット

反対に、同棲をせずに結婚するメリット・デメリットの声をまとめてみました。

従来からの流れなので親世代からの理解も得られやすく、保守的な考え方の方にとっては受け入れやすいでしょう。

また、独身時代はお金を自由に使えますし、同棲生活がズルズル長引いて、貴重な独身の時間を削られる心配もありません。

同棲せずに結婚するメリット
・新鮮な気持ちで新婚生活を迎えられる
・独身時代は自分の自由に時間を使える
・お付き合いの期間に自分のお金で自己投資ができる
・結婚前の大事な数年を無駄にする心配が無い
・プロポーズの嬉しさはひときわ
・保守的な親世代の理解を得やすい
・婚前妊娠のリスクを下げられる


同棲せずに結婚するデメリット
・相手のことを知らないまま結婚することになる
・結婚準備になるまで相手の家族のことが分からない
・金銭感覚を結婚後にすり合わせる必要性がある
・お互いの生活リズムまでは事前に分からない
・家事への価値観がズレている場合がある
・体の相性やタイミングまでは事前に分からない
・相手の趣味や興味の対象を事前に知ることができない

独身と結婚との境目をきっぱりして、より形式を重んじる段取りなので、万が一結婚後にお互いの相性が噛み合わなかったときの対応力が求められそうです。

結婚式の準備、価値観や家事のすり合わせ作業、人によっては出産など、入籍直後から同時に求められることがたくさんになるのが大変なところです。


同棲前の疑問を解決!


最後に、同棲にまつわるさまざまな疑問を解決していきましょう。


親への挨拶は行きますか?

同棲のタイミングで親へ挨拶するのは必須ではありません

週末同棲(半同棲)や恋人関係ではない同棲など、一緒に暮らしていても挨拶しないケースもあるでしょう。

一方で、先に結婚を見据えた同棲なのであれば、真剣度を示すためにも、一度挨拶をしておくのがおすすめです。

結婚をすることで、相手のご両親はあなたと親戚関係になります。

同棲の段階でお互いの家のことをきちんと知っておくことで、今後の関係性がスムーズになるでしょう。

また、はじめのご挨拶で良い印象を与えることができれば、結婚のお許しにも結びつきやすくなるのではないでしょうか。


どのくらいの期間同棲するかは決めておくべき

同棲をするときは、住む場所やお金の出し方、家事の負担割合など事前に決めることが多いため、期間まで詳細に決めている方はそんなに多くはないかもしれません。


しかし、2〜3年をすぎるようですと「少し長いかな…」と感じ始めるようです。

女性の場合は妊娠できる年齢についても配慮が必要なので、焦る気持ちはありますよね。


もしも不安なようなら、事前に期間を決めておきましょう。

また、同棲する目的(結婚前に価値観や生活感をすり合わせる)事前にしっかりお互いが認識しておくのも大切です。


そのまま別れるのが心配!プロポーズに繋がりますか?

周りのカップルで同棲を解消している方が多いと本当に結婚に繋がるのか心配になりますよね。

しかし、同棲からプロポーズ、結婚につながったという方も多くいます。

もちろん、ヒトコイにもそんな体験談が投稿されていますので、人生の先輩の事例としてぜひ参考にしてみてくださいね。



“今では結婚していますが、同棲して結婚してからもマンネリ化することはなく、毎年結婚記念日やお互いの誕生日といった記念日はプレゼントを送りあったり、おしゃれなお店で食事をしたりして楽しんでいます。”
引用元:結婚を前提に同棲開始。今では子宝に恵まれて幸せの絶頂。




“私が今のダンナと結婚する前、付き合ってすぐに同棲を始めたので新鮮味もなく、ほとんど家族のような感覚でした。
いつかは結婚するのかなと思いつつ、あまりにも家族のような感覚でどこか他人事のように思ってしまっていました。
しかし私が25歳の誕生日の日、彼が話があると連れていってくれたのは交際を始めた日の記念のレストランでした。
店の灯りはついているものの中には客が他におらず、人気店なのにどうしたんだろうと思っていました。
食事が終わりデザートまで済むと店の照明が一気に落とされ、キャンドルとともに運ばれてきたのは指輪でした。”

引用元:家族のような彼の精一杯のプロポーズ

まとめ

同棲してから結婚したパターンと、同棲なしで結婚したパターンには、それぞれメリット・デメリットが存在します。

どちらがよいかはそのカップルの価値観や状況によって異なるでしょう。

あなたと彼は、結婚生活に何を望むでしょうか。

ライフスタイルやご家族の結婚観などもすり合わせつつ、どちらが自分たちにとってベターな段取りなのか、話し合ってみるとよいでしょう。