海外赴任している彼氏から突然プロポーズされた場合、あなたならどう答えるでしょうか。


迷わずOKしますか?それとも今はそのときではないと断りますか?


大好きな彼氏からのプロポーズは、どのような状況であっても受け入れたいと思うかもしれません。


しかし、勢いだけでOKしてしまうと、後に思わぬトラブルが起こる可能性があるので注意が必要です。


今回は海外赴任している彼氏からプロポーズされた場合、結婚してもよいのか、まだ控えるべきなのか解説します。


あわせて、海外赴任している彼氏と結婚して失敗してしまった方のパターンも説明するので、ぜひ参考にしてじっくりと検討してみてください。

目次

海外赴任している彼氏からプロポーズされた!OKしても大丈夫?


多くの場合は海外赴任中ではなく、お互い同じ国で過ごしているときにプロポーズする場合がほとんどでしょう。



しかし中には、離れて暮らしているうちに一緒になりたいと気持ちが強くなったり、離れている間に女性の気持ちが冷めてしまうのではと心配になったりして、海外赴任中にプロポーズをする男性もいます。


この場合、プロポーズにOKしても大丈夫なのでしょうか?


答えは「同居するなら結婚してもよい」となります。

海外赴任中の彼氏と別居状態のときに結婚をしても、すぐに結婚生活がスタートするわけではありません。


遠距離でお付き合いしているときとほとんど変わりはないでしょう。



そう考えると、別居状態のまま結婚をしてもあまり意味はありません。


あなたに海外移住する気がないのであれば、彼氏が帰国して日本で働くようになってからでも遅くはないでしょう。


「ここでプロポーズを断ったら、彼氏に嫌われてしまうかも…」と不安に思い、勢いで結婚してしまうのはおすすめできません。


結婚は慎重に決めるべきものであり、ましてや海外赴任している彼氏が相手となると、よく考えないと後から思わぬトラブルが起こるかもしれません。


海外赴任している彼氏と結婚するなら海外移住が理想


海外赴任している彼氏からのプロポーズにOKするということは、基本的に自分が海外へ移住することになると覚えておいたほうがよいでしょう。


もしそれが難しいのであれば、夫婦になってもあまりメリットがないため、いったん結婚を見送ったほうがよいと言えます。


ただし、男性側が別居のままで結婚すると考えている可能性もゼロではありません。

そのため、プロポーズされたらまずはその後の生活をどうするのかを決めてから答えを出すようにしましょう。


ありがちなのは、結婚後に海外で一緒に暮らそうと思っていたら、彼氏から「え?こっちに来るの?帰国してからでよくない?」と言われたり、反対に一年後に帰国するのを待って同居すると思っていたら、「一年もあるのに、海外に来ないの?来ると思ってた」と言われたパターンです。


いずれも事前にしっかり話し合っておけば防げるトラブルですから、結婚を決める前に今後のライフプランについては2人で細かく話し合っておきましょう。


海外赴任している彼氏と結婚した場合の失敗パターン


先ほどお伝えしたように、海外赴任している彼氏からプロポーズされた場合、あなたが海外に移住するのであればOKしてもよいでしょう。


しかし中には「やっぱり海外赴任が終わってからにすれば良かった…」と後悔している方もいます。


ではどんな点に後悔しているのでしょうか?失敗パターンをいくつかご紹介しておきましょう。


「半年後に帰国する」と言ったのに帰国しない

まずは「半年後には帰国するから、先に籍だけ入れておこう」と言われて入籍したのに、結局半年過ぎても帰国せず、別居状態が続いているというパターンです。

これでは先に入籍した意味がありませんし、半年後の夫婦生活に胸をときめかせていた方は、なんとなく冷めた気持ちになってしまうでしょう。


そう考えるとやはり入籍は帰国後にするべきと言えるはずです。


一度も帰国せずに離婚した

先ほどよりももっとつらいパターンが、帰国すると言った時期に帰国せず、そのまま一度も帰ってこないまま離婚してしまったというものです。

「あと3か月延びる」「もっとかかるかも…」と言われ、挙げ句の果てに「やっぱりしばらく日本に帰れそうにない」と言われると、日本で一緒に暮らす予定だった計画が崩れてしまいます。

その結果、一度も同居することなく離婚となると、夫婦感を味わえないままただ「バツ」だけがついてしまうでしょう。


海外移住したはいいけど食事があわない

彼氏のいる国へ移住したはいいものの、食事が合わずに生活がつらくなってしまった方は決して少なくありません。



食事は生きるために必要なものですから、食べられないとなると海外生活自体が難しくなるでしょう。


夫と一緒に帰国できればよいですが、難しいとなると別居もしくは離婚となる可能性もあります。


海外の生活スタイルが自分にあわなさすぎた

生活スタイルというのは、国によっては日本と大きく異なります。


どこでもすぐに適応できる能力があればよいですが、そうでないと息苦しさを感じるかもしれません。


楽しいはずの夫婦生活も慣れない海外生活によって、上手く楽しめない可能性もあります。


海外で浮気していた

いざ海外へ移住してみたら、夫が海外で浮気していたというケースは決して珍しくありません。


そうなるとせっかく海外で暮らすために日本を離れたのに、すぐに帰国・離婚となってしまう可能性すらあります。


海外移住した途端に日本に帰らなくてはいけなくなった

夫婦の間に問題はなくても、海外移住した途端にどちらかの両親が体調を崩し、介護が必要になったなどの理由から帰国をしないといけなくなるパターンもありえます。

健康な両親でもいつ何があるか分かりませんから、突然帰国しなければならなくなる可能性もしっかりと頭に入れておくべきです。


外国語が全く覚えられず不便

海外で暮らすということは、基本的にはその国の言葉をマスターしないといけないということです。


語学に自信がない方だと、いくら勉強しても外国語が覚えられず、生活が不便だと感じる場合もあるでしょう。


結婚式が海外で家族などから批判された

海外生活には問題なくても、海外で結婚式を挙げる場合、両親や親戚などの参加者から「遠くて行けない」「お金がない」などと批判される可能性もあるでしょう。



参加者の交通費を夫婦で負担するとなると、結婚式の費用が予定よりもオーバーするかもしれません。


参加者のことを考えると、式は国内で挙げたほうが無難でしょう。

まとめ

このように、海外赴任している彼氏からプロポーズされ、OKした場合にはさまざまなトラブルが起こる可能性があります。

もちろん、プロポーズ後に海外移住をして上手くいっている夫婦や、遠距離でも夫婦生活を続けている夫婦がいないわけではありません。

しかし、国内で結婚して夫婦生活を送っているカップルと比較すると、トラブルが起こりやすいというのは事実です。

海外赴任している彼氏からプロポーズされると、なかなか会えない分、嬉しさが増してすぐにOKしたくなる気持ちもわかります。

とはいえ、自分の今後の人生が変わる決断ですから、先を見据えてじっくりと検討してから返事をするようにしましょう。

もちろん周りの意見も参考にすることも大事です。