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「プロポーズしたいけど貯金なし」そんな状況から、一歩踏み出せない男性もいると思います。
とくに無駄遣いをしていなくても、なかなかお金が貯まらない人もいれば、思うままに散財して、貯金なんて考えたこともない人もいるでしょう。
いずれにせよ、プロポーズから結婚式、新婚旅行、新生活まで先々のことを考えると貯金なしで結婚するのは不安ですよね。
プロポーズをするのに、お金を支払うわけではありません。
なので貯金なしでもプロポーズはできます。
「お金のない男なんてお断り」なんて女性もいれば「これからふたりで頑張ろう」と考える女性もいるもの。
したがって、貯金がなくてもプロポーズが成功する可能性はあります。
しかしながら、前述した通り結婚にはお金がかかるもの。
貯金なしの状態では、「結婚式を挙げたいのにできない」「新婚旅行にいけない」「住みたいマンションを借りられない」と不都合が生じるでしょう。
お金がない状況は苦労も多いです。
愛する妻に金銭的な苦労をかけるのも心苦しいもの。
できれば多少なりとも貯金があるほうが、安心した結婚生活を送ることができるでしょう。
結婚にはお金がかかると知っていても、具体的にどれくらいの金額が必要なのか把握できていない人もいるでしょう。
ここではプロポーズから結婚、新生活までどれくらいのお金がかかるのか紹介します。
プロポーズをする場所にこだわりたいと考える男性もいるでしょう。
カップルの思い出の場所、デートスポット、おしゃれなレストラン、旅行先など人によってさまざまなプランがあるはず。
場所にこだわるとなると、そこで数万円の出費があるでしょう。
また、プロポーズの際に、婚約指輪を一緒に贈るケースも少なくありません。
婚約指輪の購入金額の目安は給料の3ヶ月分とされています。
給料が25万円なら75万円程度の指輪が目安になるわけです。
しかし、実際のところ給料の3ヶ月分の婚約指輪を購入するケースは少ない模様。
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」によると婚約指輪にかかった金額の平均は38.6万円となっています。
それでも、大きな金額がかかるもの。
貯金なしでは、平均金額の婚約指輪を購入するのは痛い出費になるでしょう。
出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ
プロポーズが成功して、結婚へと前進する際には、どれくらいの金額がかかるのでしょうか。
結婚前には両家顔合わせの食事会を開催するケースが多いです。
両家顔合わせは、両家で費用を折半する場合もありますが、最近は当事者のふたりが費用を負担して、家族を招待するケースも増えてきました。
自分達で費用を負担するとなると人数や場所によりますが、食事代、おみやげ代など、数万円の出費を想定しなくてはなりません。
また結婚式をするなら、さらにお金がかかります。
規模にもよりますが、「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」によりますと、挙式、披露宴、ウェディングパーティーまで行った際の平均金額は323.6万円です。
双方の両親から援助がある場合や、いただいたご祝儀を費用にあてて、実際に当事者が払う金額は少なくなるケースもありますが、いずれにせよ結婚式にはかなりの金額がかかります。
結婚をしたら新婚旅行に行きたいもの。
「結婚式はしなくても、新婚旅行には行きたい」なんて人もいるでしょう。
新婚旅行に関しても、費用は国内なのか、海外なのか、何日間行くのか、いつ行くのかで変わってきます。
こちらも「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」のデータを参考にすると、お土産代を除いたふたり分の旅行費用は平均で30.5万円です。
貯金なしの状態だと、かなり厳しい出費になり、「新婚旅行は諦めよう」となる場合もあるでしょう。
結婚後に新婚生活を開始するのもお金がかかります。
新生活のために、新居を借りるのであれば、敷金、礼金が必要です。
敷金、礼金の相場はどちらも1〜2ヶ月分程度。
月8万円の家賃で敷金、礼金がどちらも1ヶ月分だとしても、16万円かかります。
また家電や家具を購入する費用や、引っ越し業者に依頼するのもお金がかかり、そこでも数十万円の金額がかかるでしょう。
貯金なしの状態なら、家具や家電は現在使っているものを引き続き使用したり、友達や家族に手伝ってもらって自分の力で引っ越しをしたりと、出費を抑える工夫が必要です。
また新居も敷金、礼金なしの物件を探すなどで出費を抑えることができます。
プロポーズから結婚式、新婚生活まで、多額の費用がかかることがわかりました。
では実際、どれくらいの貯金があるといいのでしょうか。
ここでも「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」のデータを参考にすると、結婚費用(結納、挙式、披露宴、ウェディングパーティー、二次会、新婚旅行)のために貯金をしていた夫婦の貯金総額の平均が341.9万円となっています。
このデータを参考に考えると、ふたり合わせて350万円程度の貯蓄があると安心といえるでしょう。
さらに新居を借りる費用、家具、家電の購入費用、引越し業者の依頼など、新生活を始めるために必要な金額も含めると400万円程度が必要です。
もちろん、住んでいる地域や、結婚式の規模、新生活をできるかぎり節約するなどで費用が変わります。
しかし、かなりの費用がかかるのは事実なので、貯金はあったほうが安心といえるでしょう。
出典:ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ
プロポーズして結婚に進むには、ある程度、貯金があるほうが安心だと理解できたでしょう。
ではどうすれば貯金ができるようになるのでしょうか。
ここでは貯金なしから脱却する方法をご紹介します。
「彼女と結婚したいから貯金をする」では漠然としていて、目標に向かって前進しにくいです。
「成功した結果どうなるのか」がイメージできないと頑張れないケースもあります。
まずはなぜ貯金をしたいのか、目標を明確にして具体的にイメージしましょう。
「彼女や家族が喜ぶ結婚式を挙げたい」
「新婚旅行は憧れの海外に行きたい」
「新居は思い切ってマンションを購入したい」
など、はっきりとゴールを設定するのです。
目標が明確になることで、いくら貯蓄すればいいのか、具体的にイメージできて頑張ることができるようになります。
ある程度、貯蓄できる収入がありながら、貯金なしの人は、お金の使い方が適当な傾向があります。
日頃の支出を「見える化」して、自分が何にお金を使っているのかを把握しましょう。
見える化すれば「外食が多すぎる」「毎月の、携帯電話の利用料が高すぎる」と無駄な部分が浮かび上がってきます。
無駄な部分がわかれば「自炊を増やそう」「携帯電話のプランを見直そう」と節約するプランを立てられます。
このように無駄な部分を削っていけば、浮いたお金を無理なく貯金できるでしょう。
貯金をするなら、余ったお金を貯金するのではなく、毎月決まった金額を最初に貯金してしまいましょう。
「お金があると、ついつい使ってしまう」そんな人もいると思います。
そのようなときは、自動積立定期預金や、勤め先の財形制度、社内預金などを活用するのがおすすめ。
これらは給料が自動的に天引きされるため、確実に貯金ができる方法です。
別々に暮らしているカップルなら、同棲をすることで出費を抑えることができます。
ふたりともが賃貸で生活しているなら、家賃をまとめることができて、節約になるでしょう。
光熱費に関しても、2世帯分よりは安くなる可能性が高いです。
同じ家で生活すれば、外食をしたり、お泊りをしたりするお金もかからなくなります。
同棲することで、それまで気づかなかった恋人の一面が見えてくるもの。
結婚生活を事前にシミュレーションできるメリットもあります。
買い物をするときに、クレジットカードを利用する人は少なくないでしょう。
クレジットカードを使うのは便利な支払い方法ですが、使い方に注意する必要があります。
お金を上手に使えない人は、余裕を持って支払える以上の金額を使って、返済に苦しむケースも考えられます。
プロポーズするために貯金をするなら、買い物をするときにクレジットカードやローンを利用しないようにしましょう。
返済に追われて「貯金どころじゃない」となってしまうことも。
目標を達成するまでは、大きな買い物は控えたほうがよいでしょう。
貯金無しでプロポーズすることに関して、よく出てくる質問をご紹介します。
結婚式を挙げることなどを考えると、貯金が無い場合どうしても不安は残りますが、プロポーズ自体にお金を支払うわけではないので、プロポーズはできます。しかし、貯金が少しでもある方が自分も相手も安心しやすいでしょう。
2人合わせて350万円ほどが平均です。ただし、新生活での費用など、住んでる地域によってバラバラなので、必要な費用が変動するところもあります。
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