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高校生の時に行った記念の場所でのプロポーズデート
林 男性
公開日|2022.04.04
更新日|2022.04.04
私が今の嫁と付き合ったのは高校1年生の時でした。
当時付き合って1ヶ月記念日の時に私は何をしていいか分からずに、
戸惑い、口喧嘩になり、彼女を泣かせて終わってしました。
「来月は期待して待っててよ。」そう投げ捨てた言葉を実現しようと必死にバイトを頑張り、計画を練り、1ヶ月後。
彼女にどこに行くかは伝えずにその場へ行くバスへ乗り込み、到着したのはルスツリゾートでした。
年齢的に泊まることは厳しかったので、遊園地でデートするだけでしたが、
現地に到着した瞬間の彼女の喜びを今でも忘れません。
たくさん遊び、美味しいものもたくさん食べ、堪能していた私たちの最後は、「幸運のカネ」と呼ばれる、ゴンドラのみで山頂へ行ける場所でした。
そこで私は「大好きだー!」と大声で愛を叫び、お互いに赤面しながらその日は終了しました。
それから5年後。
私は彼女にプロポーズをしようとデートへ誘いました。
高校生だったときはバスでルスツリゾートへ行っていましたが、
自分の車を持っていたので、二人で昔から聞いていた音楽を聞きながら遊園地に到着。
「久々だね」「あの時はあれ乗って大変だったね」なんて笑い合いながら
昔話もして昔と同じアトラクションで遊び、綺麗な夕日が浮かぶ山頂へ。
彼女が先走って「綺麗だね!」と走っていく中、私はカバンに潜ませていた結婚指輪へ手を伸ばす。
あの時のように「幸せのカネ」を鳴らし、その場でいろいろな話をし、静まり返ったその瞬間。
私「あのさ」
彼女「何?」
私「あの時からもう5年も経つけど、俺ら、ずっと仲良くやってこれたよな。これも全部お前のお陰だって、最近ずっと思うんだ。」
彼女「どうしたの、いきなり?」
私「俺、回りくどいこと言えなくて、ぎこちなくて申し訳ないんだけど。」
彼女「うん」
私「結婚しよう。必ず幸せにする。」
見事OKをもらえた私はガックリと首を落とすほど緊張して強張っていた力が抜けました。
その後にぎりぎり閉館前のルスツで婚約届けを書き、付き合って丁度5年目の7月29日に家族になりました。
これほど最高なデートを他には知りません。
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