年の差婚って何歳差からいうの?    
年の差で結婚する人の特徴ってなに?                         

こんな疑問がある人は必見です。
最近57歳差という超年の差婚で結婚したカップルもいて、話題になっています。

ここでは年の差婚の一般的に言われる定義を解説し、年の差婚のメリット・デメリット、年の差婚に向いている人の特徴を記載していきます。
認識を深め可能性を広げていく機会にしていきましょう。

目次

年の差婚とは?

年の差婚とは、年齢差が離れた結婚のことを指します。特にどのくらい年の差があるからという明確なものはありません。

ただ5年程度の年の差であれば世間一般では年の差とは呼ばれていません。

超年の差婚」ですと、日本では山寺さんと31歳差の結婚が話題となりました。
他に過去の芸能界で話題になった結婚の年齢差を見ると、最低11歳差〜最大で48歳差となっています。

認識としては大体10歳以上離れた場合、「年の差婚」として認識されることが多いようです。
そもそも年の差婚を望む人はどのくらいいるのでしょうか。
ある調査をもとにひもといてみましょう。

年の差婚を望む希望数は?

年の差婚を望む未婚男女の傾向を見てみましょう。

男性が望む年齢差

1位:同じ歳(41.8%)
2位:1~2歳年下(14.9%)
3位:5~6歳年下(14.4%)
4位:3~4歳年下(13.6%)
5位:7歳以上年下(8.5%)
6位:年上(6.7%)

女性が望む年齢差

1位:1~2歳年上(29.6%)
2位:同じ歳(28.4%)
3位:3~4歳年上(20.6%)
4位:5~6歳年上(11.9%)
5位:7歳以上年上(5.6%)
6位:年下(3.9%)

※国立社会保障・人口問題研究所の「第15回出生動向基本調査」参照

男性の統計では基本同年代同士の結婚願望が多く、約41.8%に上ります。
全体の85%が同じ歳か6歳以下の年下を希望している状況です。

女性については同年代と6歳年上以下を含めると、全体の約90%を占めています。
先ほど話した10歳以上離れているものを「年の差婚」と定義してみていくと、そこまで希望段階では多くないことがわかります。

年の差婚は喧嘩しやすい?

20〜40代の、年の差婚(10歳上離れた結婚)と同年代婚(同じ年同士の結婚)の夫婦に
調査した事例によると、年が離れることで生じる実態が見えてきます。
※夫婦の組数は等しく調査されています。

「夫婦の仲は良好ですか?」という質問には、ともにYESが全体の8割とほぼ同数の結果でした。

一方夫婦喧嘩の頻度については、年の差婚の方がやや多くなる傾向を示しています。
やはり年の差があるとライフスタイルや経済力の点など、相違が出る部分が多いのでしょう。

年の差婚のメリットデメリットを押さえた上で進める必要があります。

年の差婚のメリットとデメリット

ここでは年上夫・年下夫のメリット・デメリットについて解説していきます。

年上なのか年下なのかで感じる部分は大きく変わってきます。女性・男性目線でそれぞれ見ていきましょう。

●年の差婚に対する女性目線

女性目線から見るメリット・デメリットをそれぞれ書いていきます。

お金や人生の長さによる経験値が大きく影響してますので、早速みていきましょう。                           

1.年上夫:年の差婚の4つのメリット

・経済的に余裕があると、お金のストレスがかからない
・精神的に包容力があるので辛い時に話をして聞いてもらえる
・経験豊富なため自分が直面した困難を乗り越えられる
・経験値が成長につながる

2.年上夫:年の差婚デメリット

・相手が早く高齢になるため子育てが追いつかなくなる
・相手が早く亡くなる場合、未亡人になり子供がいる場合収入が途絶える可能性がある
・相手が高齢になるとケースによるが介護施設に入る可能性もあり、お金がかかる

3.年下夫:年の差婚のメリット

・お互いに若々しい気持ちで生活ができる
・体力があるので子育ての手伝いや重労働など負担の大きいこともお願いできる

4.年下夫:年の差婚デメリット

・貯蓄を含め経済力がなくお金のトラブルになる可能性がある
・経験してきたことが少ないと、何か困ったことがあった場合に頼れない可能性があ。
・年齢によっては親子差に見られることがある
・相手が子供を求めていると出産リスクを考えていかなければならない


●年の差婚に対する男性目線

続いては男性目線から見た、年の差婚のメリットデメリットを紹介します。                  

1.年上妻:年の差婚のメリット

・社会経験を多く積んでいると、男性としては帰宅が遅かったりしても理解がある
・人生経験が豊富なため仕事やプライベートで困った時でも相談できる

2.年上妻:年の差婚礼デメリット

・女性の同世代の男性との収入や経験値を比較される
・財布の紐の主導権を握られやすい

3.年下妻:年の差婚のメリット

・経験値が多いと尊敬され信頼されやすい
・経済的な主導権を握りやすく、ある程度自分のやりやすいように進められる

4.年下妻:年の差婚デメリット

・仕事などの経験が少なく少し頼りないや世間知らずな部分がある
・経験が少ないと頼られる機会も増えて、自分のやりたいことに使う時間がなくなる。


年の差婚が合っている人とは

年の差婚で生じる夫婦の意見の違いは、下記3つが代表的です。

  1. 収入の違い
  2. 年の差によるライフイベントの捉え方の違い
  3. 価値観や経験値による考え方の違い


これらが大きく作用します。この違いを考慮して4つのケースで年の差婚に向いている人を書き出してみます。

1.年の差婚が合う女性像(男性が年上のケース)

・男性が退職した後、生活できる経済力がある人
・老後に介護する可能性があることを認識し、生きていく決意を持っている人
・子供がいないことを想定できる人

2.年の差婚が合う女性像(男性が年下のケース)

・成長し稼げるまでに時間がかかることを覚悟できる人
・まだ未熟な状態を受け入れ、男性を尊重できる人

3.年の差婚が合う男性像(女性が年上のケース)

・年上でも気にせず自分の意見を伝えられる人
・女性が自立している想定で、経験を取り入れ成長を求める人
・女性の年齢を考慮して、生涯二人で生きていくことを受け入れられる人

4.年の差婚が向いている男性(女性が年下のケース)

・頼られる機会が多くても、受け入れしっかり寄り添える人
・収入面で相手を支えられる人

まとめ

年の差があるからこその良さがあります。
今回の記事を読んで
・年の差婚も考えてもいいかもしれない
・私なら年の差婚が合っているかもしれない
と感じたらぜひ出会いの場を広げていきましょう。

ただし超年の差婚のように30〜50歳も違うとなると、ある程度ライフプランが制約される部分には覚悟が必要でしょう。
いずれにせよ、相性の合う相手とは年の差を超えていい刺激になるはずです。あなたにとって新しいきっかけになるでしょう。