辞めジャニ達のその後は？あの人気メンバーはいま！

日本の芸能界の中でも絶大な影響力を誇ってきたジャニーズ事務所ですが、最近では退所が相次いでいます。

少し前までは、薬物や社会的問題などで、責任を取り退所する形が多かったのですが、最近は自分の意思で退所を決意し、新しい道や新会社を設立、合流するなど、様子が違います。

今回は、辞めジャニたちのその後について調べてみました。退所後の大活躍や、はたまた芸能界の仕事が全くなくなってしまった人もいるのでご紹介します。

現在、20代～30代の筆者世代を沸かせたあの元ジャニーズは果たして現在、どんな活躍をしているのでしょうか

筆者が熱中した独立ジャニーズたち

辞めジャニは長いジャニーズ事務所の歴史の中でたくさんいますが、今回は現在20代後半の筆者が憧れたいた辞めジャニに絞って取り上げています。

今回調べてみたのは以下の方々です。

1. 滝沢秀明(タッキー)・・・元タッキー＆翼
2. 三宅健・・・元V6
3. 北山宏光・・・Kis-My-Ft2
4. 平野紫耀＆神宮寺勇太・・・元King & Prince
5. 中居正広・・・元SMAP
6. 新しい地図(草彅剛・稲垣吾郎・香取慎吾)・・・元SMAP
7. 長瀬智也・・・元TOKIO
8. 山下智久(山P)・・・元NEWS
9. 赤西仁・・・元KAT-TUN

辞めジャニたちが合流を発表している、新会社『TOBE』や、スーパーアイドルSMAP、TOKIOやNEWS、KAT-TUNなど、20代、30代にとってはジャニーズのど真ん中で輝いていた辞めジャニを中心にご紹介します。

【話題沸騰】TOBE

TOBEに合流を発表している辞めジャニは、2023/7/12現在で元V6の三宅健さん、Kis-My-Ft2の北山宏光さん、元King & Princeの平野紫耀さんと神宮寺勇太さんです。

滝沢秀明

人気絶頂のなか、アイドルとしての一線を退き、副社長に就任しました。

副社長時代は若手のプロデュースと育成をメインで担当しており、現在では大人気グループのSnowMan、SixTONESの生みの親ともいわれています。

滝沢歌舞伎から見てわかるように、次々に新しいものに挑戦しながら、ジャニーズJr.との融合を果たしていることからも、そのプロデュース力は一流です。

プロデューサーという観点でみるのならば、ジャニーさんの正統後継者といえるのはタッキーだったのかもしれません。

タッキーが新会社を設立したことに伴い、今後も辞めジャニたちはもしかしたらTOBEへの合流が続く可能性があります。

三宅健

タッキーとは、もともとかなり近しい関係で、おそらくTOBE設立のタイミングで退所・合流はが決まっていたのかもしれません。

三宅さんといえば、V6でも時代から人気メンバーではありましたが、退所日の24時までインスタライブをするなどファン思いの一面もあります。そのほかにも、聴覚障害を持つ女性から手話で話しかけられて際に、全く返答できなことをきっかけに手話を覚えはじめ、現在も手話を使った仕事を続けているなどマルチな才能を持つながらも努力をつづけています。

祖父が美術館に勤めていたことから、現在も現代アートが好きであり、美術館を巡るなどの文化的な一面もあり、かなり広い幅の仕事をこなせるセンスと実績があります。

今後、タッキーとの合流が、どのような化学反応を起こし、活躍の場がどのように広がっていくのかを考えると期待が膨らみます。

北山宏光

当初は、退所理由を自分の自身の活動の場を広げるためとしていましたが、TOBEへの合流が決定しています。

タッキーのバックダンスを務め、度々尊敬している先輩にタッキーを挙げるなど、滝沢社長の下でどのような活躍となるかはこうご期待といったところでしょうか。

ちなみに、サッカー推薦で堀越高校に入学が決まるほどサッカーが上手でしたが、同級生に山Pがいたことでジャニーズに興味を持ち、高校卒業後にKis-My-Ft2としての活動し始めた経緯の持ち主でもあります。

平野紫耀&神宮寺勇太

ジャニーズ事務所は特に国内志向の強い事務所ではあったので、TOBEの中で世界に羽ばたくことができるのかに大きな期待がかかります。

もしかすれば、遅れて退所を予定している、岸優太さんの合流もあるのかが注目されます。

お2人とも、アイドルだけにとどまらず、ドラマや舞台でもマルチな才能を見せているだけに、TOBEにとっても合流は大きな武器となる予感です。

【スーパーアイドル】SMAP

内部分裂のような形で解散、退所とはなってしまいましたが、多くの人にとって、SMAPは永遠のスーパーアイドルなのではないでしょうか？

元SMAPの辞めジャニには森且行さんもいますが、今回はSMAPが解散となった時の所属していた4名を取り上げていきます。

中居正広

完全独立し、同時に完全個人事務所の『のんびりな会』を設立、活動をスタートさせました。

SMAP解散からの3年間という時間をつかって各方面、事務所と話を進めつつ、元SMAPメンバーや周囲の関係者への影響を最小限に抑えた上での退所という立ち回りは中居さんにしかできない見事な立ち回りだったことを鮮明に覚えています。

中居さん個人でみれば、MC業や冠番組の数からも、仕事に対する影響はそこまで大きくなく、休止期間を挟みながらも順調に仕事をしてきているといえます。

いずれにしても、泥沼化したSMAPの騒動がここまできれいに収まったように見えたのも、中居さんの活躍なくしてはあり得なかったといえます。

新しい地図

SMAP解散時、半ばグループ内分裂および、ジャニーズ事務所との決裂状態での退所となった事からその後の動向が注目されていた中での発表でした。

当初、ジャニーズ事務所から民放、各メディアに対して3人の出演依頼をしない様に圧力をかけたという事実があり、独占禁止法に抵触する可能性あるとして、公正取引員会より当時のジャニーズ事務所副社長・メリー喜多川に対して、口頭注意をしていたことが発覚しています。

この影響により、当初は民放メディアなどへの出演はほぼありませんでしたが、インターネットメディアやSNSから徐々にメディア露出を拡大し、現在では民放、インターネットメディア双方での露出機会が格段に増えてきています。

ジャニーズを退所したあとに、わかりやすく圧力を受けていた事実を考えると、見事な復活を遂げたといえるでしょう。

ちなみに、現在も精力的に活動しており、某有名ゲームシリーズのプロデューサーになったり、始球式を引き受けたりなど活躍は多方面に及んでいます。

【自分の夢へ】辞めジャニ独立組

退所したあとに、自身で事務所を立ち上げたり、合流したり以外にも、個人で活動を続け、世界に羽ばたいていった辞めジャニもいます。

今回は個人的に好きな3名を紹介します。

長瀬智也

趣味があまりにも本格的なため、バス釣り専門誌『Basser』やバイク雑誌『ROLLRE Magazine』で特集が組まれるなど、思わぬ形で表舞台での活躍もみられています。

裏方としては、演技指導や映画制作にも取り組んでいた時期があり、そのほかにも2023年に入ってから、『KODE TALKERS(コード トーカーズ)』というバンドのフロントマンとして登場もみせています。

趣味を最優先しながらそれがそのまま仕事につながっている様子や、ワイルドな風貌でいまだに一部のファンからは高い人気を誇っています。

ジャニーズ退所後も好きなことで走り抜けている姿は男として非常に魅力的な方です。

山下智久

退所の理由は子どものころからの憧れであった海外での活躍を叶える為とのことで、海外での本格的な俳優業をスタートさせました。

海外に移住していることから、ジャニーズ事務所からの影響はほとんど受けることがなかったと予想されますが、ハリウッドの壁には直面したようで、なかなか日本ほど思い通りとは行かなかった日々も続いていたそうです。

そんな中、オーディションを経て、2023年4月21日『神の雫/Drops of God』がappleTVで世界独占配信され、海外ドラマ初主演を果たすこととなります。

『野ブタプロデュース』、『クロサギ』、『コードブルー』などなど、日本では大人気俳優であった山下さんが、子供のころからの夢であった海外進出を果たした瞬間といえるのではないでしょうか。

赤西仁

元KAT-TUNのメンバーであり2010年にグループからの脱退を発表、その後、2014年2月にジャニーズを退所しました。

KAT-TUN脱退後からソロ活動はジャニーズ事務所に所属しながら続けており、主に歌手活動、俳優業で活躍していました。

とくに、ジャニーズ所属中のソロデビュー曲「Eternal」は発売初週で21万7000枚を売り上げ、オリコンチャート初登場1位を獲得した実績もあります。

「Eternal」にハマったという、現在20代～30代の赤西ファンは数多くいたのではないでしょうか？

ジャニーズ退所後は海外での歌手活動をメインとして行うと発表していました。

海外での活動をしながら新曲をリリースし続け、2020年4月22日には初のベストアルバム「OUR BEST」を発売し、オリコン週間アルバムランキングで首位を獲得するなど歌手としてのすごみはますます増しています。

交友関係が非常に広いのも特徴であり、俳優の山田孝之とのユニット『JINTAKA』や元ジャニーズの錦戸亮とのユニット『N/A』としての活動もしているなど、他方面、他ユニットでの活躍は今後も目が離せません。

【人生の転機】不祥事で退所した辞めジャニ

自分の足で夢にむかって、踏み出す一方で、いろいろな事情があり、退所した辞めジャニもたくさんいます。

彼らはその後、どのような活躍をしているのでしょうか。

代表的な方たち3人をご紹介します。

近藤真彦

長年、ジャニーズ事務所の長男として、苦しいときの精神的支柱であった近藤さんが退所するニュースは昔からのジャニーズファンには衝撃的だったのではないでしょうか。

近藤さんは退所後、とくに目立った芸能活動はほとんどしていない様子です。

どうやら、ジャニーズ事務所に所属していたころから行っていた、カーレースのオーナー業や監督業を中心に行っており、芸能界引退はしていないが、芸能活動をいつ本格的に指導するかは不明な状態のようです。

現在は、日本レースプロモーションの代表取締役に就任するなど、芸能界以外の場で活躍しています。

山口達也

アルコール依存症を患っており、医師からは完治しないといわれているほど重度の依存をしていたようです。

現在は『株式会社山口達也』を設立し、自身のアルコール依存の体験から、アルコール依存症を方を救う活動および、依存症全般に関する講演活動、企業向けの危機管理セミナーなどの活動を中心に行っています。

自身の過ちをそのまま社会貢献繋げている献身性には感嘆してしまいました。

ちなみに、元TOKIOでメンバーであった、城島さん、国分さん、松岡さんもジャニーズ事務所は一応退所しており、社内ベンチャーという形で、『株式会社TOKIO』を設立し活動をしています。

田口淳之介

退所の理由は定かではありませんが、退所後は歌手などのソロ活動をメインで行っていたようです。しかし、2019年5月22日に厚生労働省麻薬取締部に大麻取締法違反の疑いにて逮捕され、芸能活動休止することとなってしまいます。

釈放後は2022年3月5日に日本プロ麻雀協会21期前期生プロテスト合格し、プロ雀士としての資格をとり、麻雀のイベントや普及活動に精力的に参加しているそうです。

最近では、新事業として、『株式会社ロイヤルボード』を設立し、軽度障害者のための就労支援施設をopenすることを発表したことも記憶に新しいのではないでしょうか。

辞めた後の活躍は茨の道？

一見すると再起可能なように見えますが、ジャニーズを辞めた後に芸能界で生き残るのはどれほど大変なのでしょうか。

一概には言えませんが、SMAPのように内部分裂の様な状態で辞めてしまうとジャニーズの影響力の強い民放への出演、テレビ活動が厳しくなる可能性は非常に高いです。

ジャニーズの報道に対する強さを物語るかのように、報道内容は著しく偏ることもあります。

参考URL:意外と知らない？ジャニーさんの性的虐待問題への国内と海外の反応の違い

しかし、現在では、インターネットメディアやSNSメディアが発達しているため、再起を図ることは以前よりは可能となっている印象は強く受けます。

また、ジャニーズ事務所の求心力低下もささやかれており、今後この風潮に拍車がかかる可能性は否定できません。

まとめ

今回は辞めジャニのその後と題して、ジャニーズ事務所を退所した方たちを中心に紹介しました。

ジャニーズ事務所からの退所は最近、非常に多いです。

ある意味、アイドル業界の一時代の終焉を目の当たりにしている最中なのかもしれません。

さまざまな理由でジャニーズ事務所を退所したあとでも、それぞれの道で活躍している辞めジャニをこれからも応援していきましょう。