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いつの間にか立場逆転
hitomi
公開日|2022.03.01
更新日|2022.03.01
高校2年生のころファーストフード店のアルバイト先で仲の良かったイケメン男子に告白された。
人生二人目の彼氏で毎日幸せな日々を過ごしていた。
彼はメールの返信は早いし、毎日電話をしたがった。もともと電話が好きではない私は少しづつストレスがたまっていた。
ある日アルバイト先の先輩と仲良くしゃべっていると「俺以外の男と話すの禁止な」と言われたりもした。
そんなことがかさなり、高校3年生の春にお別れすることになった。
私は大学受験を推薦で合格し、毎日友達と楽しく過ごしていた。
週に2.3回は元カレからメールが来てたまに返信したりした。
進路の話になり、「俺も○○大学受けることにした」と同じ大学を目指す宣言をされた。
正直私は彼にはこの大学は受からないだろうと思っていた。
しかし合格。
サークルも同じで別れているのにいつも一緒にいた。
大学に入り私には新しい彼氏ができた。週に2.3回来ていた連絡が途絶え、元カレからの束縛がおわったと思っていた。
ある日大学で元カレにも新しい彼女が出来たことを知った私は、初めて気づいた。元カレに束縛されていた日々に戻りたいと。いつの間にか元カレからくる連絡やストーキングのような行動を求めていた自分がいた。
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