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まゆ
公開日|2024.07.26
更新日|2024.07.26
ベッドに寝かされ服を脱がされ、いつものように先に私が身体中を愛撫される。いつにもまして丁寧に舐められた後、彼が「凄いクリちゃん大きくなってる、これ、撮っておいて後で見返したいな」と言ってきた。「顔は写さず接写ならいいよ」と返すと彼がベッドサイドに置いていた自分の携帯で一枚撮影し「これ仕事中見ないようにしなきゃ、見ちゃったらギンギンになって仕事に戻れなくなる」と笑いながら私にも見せて来た。ただでさえ人より少し大きめの陰核が舐められた直後なので大きく膨れており、彼が指でひだを上に引っ張っているのでさらに飛び出ている。思わず「恥ずかしい」と言い顔を伏せてしまった。
「恥ずかしがるのも可愛い」と言い彼は携帯を放ると、事を始める前に充電していた先ほど私にくれた玩具をポートから外し電源を入れた。シリコン加工された、女性も所持するのに抵抗が少ないシンプルなフォルムのバイブを先端からゆっくりと挿入される。その先端がGスポットに当たると奥から湧き出るような快感が押し寄せ、思わず「あ、あ、だめ、出ちゃう」と身を捩った。が、彼に膝を押さえられ「出して」と促された。我慢出来ずに潮吹きすると、彼が私の足の間に顔を埋め「まゆの潮美味しい、最高」と言いそのまま舌で愛撫した。膣にはバイブが刺さり更にクンニリングスで刺激され、そのうち私は腰を浮かせながら「あーだめ、またイッちゃう!」と叫び再び絶頂した。
やがてバイブを引き抜くと彼のものが挿入される。挿入されながら胸や首筋を噛んだり吸われ、最後は耳元で「思い切り中に出したい」と言われ膣内射精された。私がふざけて「今の状態も撮る?」と言うと、彼が手元に放られていた携帯を手に取りまた一枚撮影した。「これは…エロ過ぎるでしょ、中から溢れてる」と言う。私も覗き込みながら「シーツにも垂れてるよ」と笑った。
一戦終わり疲れたのか彼が寝息を立て始めたので布団を掛けてベッドから降り、ペットボトルの水を飲んでいると外から雨音がしているのに気付いた。窓の外には女性の平均身長より少し低いくらいの高さの塀に囲まれたテラスがあり、ソファーとテーブルも置かれていて裸のまま過ごせる。窓を開けてみると先ほどまで太陽が照り付けていてとても過ごせる気温じゃなかったが、一雨来てかなり涼しくなっていた。一旦部屋に戻りバッグからモバイルシーシャを取り出しテラスに戻り、ソファーに腰掛ける。私は喫煙者だが彼は吸わないので、いつも一緒に過ごす時は煙草は持ち歩かずにいた。が、最近はニコチンが含まれず水蒸気しか出ないモバイルシーシャが流行っておりたくさん売り出されているので、彼が眠り私が一服したくなった時はそちらを吸うようにしている。
裸のまま足を組みシーシャを吸い込むと、ミントの強い味が鼻と喉に来てメンソールを吸っているのと同じような満足感が得られた。それでいてニコチンが含まれない為非喫煙者が嫌がる煙草特有の匂いが髪にも口にも残らないので、何度もマウスウォッシュしたり髪にスプレーして匂いを消す必要も無い。
吸いながらぼんやり空を眺めていると、雨が止んだ。そして目を瞑り、いつかの自分の誕生日と先ほどの出来事を続けざまに思い出す。あれはまだ息子らが小さい頃
「今日くらい子供の面倒一緒に見てよ、私これから歯医者行かないといけないのに誰にも子供預けられないから二人連れて行くしかないんだよ?!歯医者の一時間でいいから見ててよ。今日私の誕生日なんだよ?今さら何かしなくていいから、せめてスムーズに歯医者行くくらいはさせて」
そう旦那に訴えたが、旦那はせせら笑うと
「無理、今日新台入るから」
とだけ言いパチンコに出掛けて行った。その去る背中に、本気で死ねばいいのにと願ったのを今でも思い出す。そして先ほど出掛ける支度を始める前に洗濯をしていた私に、旦那が「お前誕生日近いよな、たまには鰻でも食いに行くか?出すから」などと、言った事も無い事を言い出したので驚いた。が、私の口から出たのはお礼ではなく
大笑いだった。
「今まで言った事も無いのに、何言い出すの?」
私の態度にかなりむっとした旦那が
「誘ったのにそのバカにした笑いはなんだ!!」
と激昂する。それには
「あんた、あたしが育児で疲弊している最中の誕生日さえあたしを放置してたよね?そんな男と二人で、せっかくの自分の誕生日にツラ突き合わせて食事したいなんて誰が思うの?」
と睨み返した。私は旦那に呆れ放置はしているが、怯えた事は一度も無い。睨むと旦那は逆に狼狽した。
「誕生日は毎年一人で好きな食事をして、買い物をしようと決めてる。邪魔しないで」
低い声で返すと、旦那は黙って部屋の奥に引っ込んだ。誘ってくれた人間に対し優しさの欠片も無い返しだが、もう私は旦那に微塵の愛情も無いし関係を修復する気も無い。可愛げが全く無い態度も物言いもどんどんして行く。代わりに声のトーンを変え甘えるように接し、尽くし、共に食事を楽しむ相手は別に居る。吸い終えたシーシャをガラステーブルに置き、塀の縁に上ると外の景色が見えた。一雨来て止んだ後、虹が遠くに見えた。
鬱陶しい旦那は相手にしない、長く私を育児という名の鎖で縛っていた二匹の怪獣だった息子二人も、今は成長しバイト代を自力で稼ぎ自由にやっている。口煩い義理の親は片方死に、もう片方も時間の問題。仕事していて自分が自由にするお金もあるし、育児が無くなり時間も増えた。女友達と遊ぶ時間も取れるし、そして何より大好きな男と会う時間も取れる。
私は今、自由だ。
裸で景色を眺めながら、心からそう思えた。だがこの自由には期限がある。私は老いとともに女としての魅力はこれから更に加速して落ちていき、あっという間に足腰の立たぬ老婆になる。いつかやろう、などと思っていたらやれないうちに死ぬから、もう散々したのだしこれからは我慢はすまい。やすとの付き合いだけじゃなく、家族に遠慮し行かなかった女友達との旅行も行こう。
そんな事を思っていたら、背後からそっと抱き締められた。「起きたら部屋のどこにも居ないからびっくりした」やすは私の背中にキスすると、誘導し私に塀に手を突かせた。そしてそのまま立ちバックの体勢で挿入する。
「あ…」
挿入時声がいつも漏れてしまうが、それは気持ち良さばかりでなく、彼のサイズの大きなペニスが挿入されると内臓まで押し上げられるような感覚が来て、それに対する声が出てしまうのだ。やがてそれが快感に変わり、私はテラスでも彼にイカされた。最後は二人でジャグジーバスに入り、身支度を整える。
清算機の前に先に立つ彼を見て、片方のパンプスに足を突っ込んだだけで履いてもいないうちから、私も財布を出し一万円を精算機に差し入れた。「あー、ちょっと、今日はまゆの誕生日だろ?財布出すなよぉ」と言う彼に「このお金は、やすに渡しても受け取って貰えなかった分の累計だよ。今日一緒に使いたかったの」そう言いながらもう一枚入れようとしたが、それは精算機の入れ口に彼が指を置いて止めた。そして彼も、私の払わせたがらない気性を理解してくれてもいる。プレゼントをいくつか貰った上にランチもホテル代も男の自分が全額負担するのは、私はあまり喜ばないと分かっていて「なら後の8000円くらいは持たせて、ありがとな」と言い、私も「こちらこそ、今日は本当にありがとう。楽しかった」と素直に礼をした。
フリータイムの長い時間すら足りないと感じる、それはあちらも同じらしく「まゆと一緒に居ると時間があっという間に過ぎる」と運転しながら呟いていた。「私も同じ。あと今日はプレゼントもありがとうね、本当に嬉しい。でも来年からはプレゼントは無しね、キリが無くなるから。代わりにホテルに長く籠るリクエストは毎年していい?」「もちろん、また来年も来よう」そんな会話をするうち車が着いてしまう。夏の夕刻でまだ日が高いが車内でキスして別れた。
家に着き改めてお礼と今日の感想をメッセージにして送ると、彼からも返る。「まゆに出会ってから、こんなに幸せでいいのかなと感じる。お礼をするのは俺の方こそだよ、いつもありがとう」旦那からもダイキからも返った事の無い、優しい言葉が返った。
している事は不貞行為、というタブー。だがその中身は若い人間も中年もしている事は同じ、誰かを好きになり一緒に居たいと願い、記念日には形に残るものを贈り側に置いて欲しいという恋人同士としての交際に変わり無い。
お礼を言い合うメッセージをやりとりした後には、せっかくなので腕時計を付けた写真を撮影し送信してみた。すると「似合ってる、あと俺からはこの写真あげるね」と先ほど撮った私の局部の写真が二枚送られて来た。彼の指が引っ張って私のクリトリスを露出させている写真と、中に出した彼の精液が私の膣から垂れて出ている写真。露骨な程いやらしい写真に「改めて見てもやらしい(笑)」と笑って返したが、彼に愛された証拠でもあるから大事に保存した。
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