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略奪愛で結婚...でも、またしてしまいました
ヒトコイ引用投稿アカウント
公開日|2022.02.10
更新日|2022.02.10
今から3年前、29歳のときに、夫と結婚しました。
普通の恋をしての結婚ではなく、既婚者であった夫を元奥さんから奪った略奪婚。
「奥さんよりも私のほうが彼を幸せにできる」
そんな自信を持っていたのですが、それも今は、遠い昔の話です。
職場恋愛はいやだと想っていた
夫との出逢いは大学を卒業して入社した会社。
上司という立場だった夫に頼りがいを感じた私は、ほのかに恋心を抱くようになっていました。
会社自体、職場恋愛を禁止しているわけではありません。
しかし、周囲からあれこれいわれることが苦手な私は、職場恋愛は絶対にしないと想っていました。
ですから、気になる彼への気持ちを無理やり抑え込み、会社外で出逢った男性と交際。
ただ、彼氏と一緒に過ごしている時間も、頭の片隅にいるのは上司でした。
大好きな上司の結婚報告が生んだもの
ある日、会社へ行くと、上司が結婚をすることを聞かされました。
相手は、上司より一つ年下の女性。会社外の人でした。
付き合っていたわけでもないのに、私はすごくショックを受けてし……。
「私だって好きなのに」という想いが沸き上がってきて、一人、失恋をした気持ちになっていたのです。
顔を赤らめながら結婚報告をする彼の姿を見て、無意識に下唇をかみしめていました。
もし、彼に子どもがすぐにできていたら、恋心も消えていたかもしれません。
ですが、子どもができたという話は一向に出てきません。
「もしかして、夫婦仲はあんまりよくないのかな」
そんなことを想っていた頃、たまたま、上司が男性同士で話しているのを聞いてしまいました。
「なかなか子どもができなくて……」
私は、「チャンスかもしれない」と想ってしまいました。
猛熱アプローチで感じた手ごたえ
それから、私は上司にアピールを始めました。
仕事でわからないことがあれば彼に尋ねたり、「食事に行きましょうよ」「おごってくださいよ」と甘えてみたり。
優しくされたときには、「私、優しい○○さんのこと好きです」といったり……。
上司は、「オレ、結婚してるよ」と苦笑いをしていましたが、私を本気で拒絶する感じはありませんでした。
むしろ、喜んでくれているようで、上司からも頻繁に声をかけてくれるようにさえなったのです。
「いける」
そう感じた私は、会社の暑気払いの食事会で上司の横に座り、耳元で、「男性として、本気で好きなんです」と告白をしました。
その後、結ばれました。
あなたとの子どもがほしい
不倫関係が始まって半年ほど経った頃、私は「子どもがほしい」と伝えました。
奥さんとの間に子どもができないと悩んでいたことを知っていた私は、「私なら子どもを産んであげられる」と迫ったのです。
「何をいっているの」なんてなだめられましたが、数か月後、彼から「妻と別れた」と連絡をもらいました。
不倫関係が始まって3年後、ついに結婚。
略奪婚に成功したのです。
子どもに恵まれ私は母に、夫は父に……
略奪婚の翌年、私と夫の間に息子が生まれました。
育児に精一杯の私は、夫のことを父親として見るよう……。
また、夫も、夜泣きのひどい息子とは別の部屋で寝たいというので、私と息子は別の場所で眠るようになりました。
夫との夫婦生活もどんどん疎遠になっていきます。
自分の女としての魅力が失われていく……。
そう感じた私ですが、夫のことはもう男性として見ることはできなくなっていました。
すると、私は外の男性に目を向けたのです。
子どもが幼稚園に入ると同時に始めたパート先で出逢った年下の男性と、不倫関係になりました。
彼は、私を一人の女性として愛してくれるので、心を満たされたのです。
略奪をしてでも結ばれたかった夫なのに、今、私は別の男性に夢中です。
略奪愛は他人のものを奪って欲を満たす快感を味わうもの。
私は、夫を奪ったときからずっと、その刺激にハマっているのかもしれません。
引用元:修羅場ライフ
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