「いい男にはパートナーがいる」よくあるシチュエーションですよね。
自分が素敵だと思う男性は他人にも素敵な人に映るもので、競争率は高くなります。


そこで「いい男になる前にゲットすべし」と有望な男子を青田買いしようと画策する人もいるでしょう。
果たして青田買いは上手くいくのか考察してみました。

目次

理想の恋人をゲットするために青田買いすべきか?

「理想的な彼氏をゲットしたい!」誰しもがそんな希望を持つものではないでしょうか。

「社会的ステータスの高い職業に就いている」「とにかくお金持ち」「高身長でイケメン」など理想は人によってそれぞれ。

なかには「社会的ステータスの高い職業でお金持ちの高身長イケメン」なんて贅沢な理想を持っている女性もいるはず。

ただ彼氏の理想像はあれど、なかなか希望通りの相手は見つかりません。

運良く見つけられたとしても「もうパートナーがいる」なんてパターンはありがちでしょう。

なかなか理想通りの彼氏と付き合えるなんて機会はないものです。

年齢を重ねれば重ねるほど自分の眼鏡にかなう相手にはパートナーがいるというシチュエーションが増えていき、理想の彼氏を見つけるのが難しくなります。

「だったら将来有望な男性を青田買いしてしまおう」と画策する女性もいるでしょう。

青田買いとは収穫量を見越して田んぼを先買いして利益を得るという意味。

恋愛における青田買いは「この人は理想の男性になる」と見越してまだ成長前の段階から恋人関係になってしまうこと。

恋人を青田買いするなんて抵抗を感じる人もいると思います。

その考え方は正しくて「おっしゃるとおり」としか言いようがありません。

しかし「理想の相手と付き合いたい、あわよくば結婚したい」そんな考えも否定できるものではないと思います。

誰だって好みの相手と付き合いたいはずですし、妥協した恋愛は本当はしたくないはず。

理想だと思う相手に出会えないのなら「理想通りになってくれそう」と成長が期待できる男性を恋人に選ぶのは間違った行為ではないでしょう。

「一流企業で働く高収入の男性になりそう」「洗練されたイケメンになるかも」そんな有望な素材をゲットして、自分が導いて行くような恋愛も否定される恋愛ではないと思います。

ただし、青田買いの恋愛はメリットもあればデメリットもあり、やるなら注意が必要です。

むしろデメリットのほうが大きいかもしれません。

以下でメリット、デメリットを紹介するので青田買いをするかどうかの判断基準にしてください。


恋愛で青田買いするメリット

まずは青田買いをするメリットをリサーチしたので見てみましょう。


完成前はゲットしやすい

「誰もが魅力を感じるような完成された男性をゲットするなんて競争が激しくて無理ですよ。
そもそも相手の眼中にない場合もありますし、自分なんかにはかなり難しいと思います。
でもまだ完成前の成長途中の男性なら、自分にも手が届くんです。
理想の彼氏をゲットするなら絶対、青田買いのほうが簡単だと思います」(Sさん・24歳)

完成された男性は誰もが付き合いたいと思うもの。

まさに選ばれし者といってもよいでしょう。

そんな男性と付き合えるのは同じく選ばれし女性。

完成された男性をゲットするのは難易度がとてつもなく高いです。

それに比べると完成前の男性はまだほかの女性が目をつけていないケースが多く、ゲットする難易度は下がります。

これこそが青田買いの最大のメリットです。


一緒に成長する楽しみがある

「青田買いする男性を予想通りに素敵な男性にするには、彼女としてサポートする必要があります。
彼氏がつらいときは支えて、悩んでいるときはアドバイスをしてあげるのが大切です。
それって二人三脚で一緒に成長しているような感じがします。
自分が育成したって達成感が味わえますよ」(Kさん・32歳)

青田買いした男性を理想の彼氏にするには、自分自身の努力も必要です。

彼氏がしっかり成長するようにしっかりとサポートしてあげなければいけません。

それは大変な面もありますが、一緒に成長している実感が得られて充実した日々を過ごせるでしょう。


彼氏がべた惚れしてくれるかも

「引く手あまたのモテる男性と付き合っても、自分が見合っていないような気がして安心できません。
なんとなく見下されているような気がして、愛されている実感がないことも多くて……。
その点、まだ周囲に発見されていない成長前の男性なら、大切にしてもらえる恋愛ができそうですよね」(Iさん・26歳)

将来有望でも、まだ完成していない男性はそれほどモテていないケースもあります。

それだけに自分を愛してくれる彼女を大切にするものです。

理想的な男性に成長したあとも「若いときから愛してくれた」と結婚相手に選ばれる可能性もあるでしょう。

ただ青田買いのデメリットで解説しますが、必ずしも成長後も愛してくれるとは限らないので「人による」としか言いようがありません。


恋愛で青田買いするデメリット

続いてデメリットを紹介します。

青田買いはメリットがある一方で、デメリットも多いです。

青田買いを成功させるにはデメリットを知っておいたほうが成功率が高まるでしょう。


予想通りに育つとはかぎらない

恋愛の青田買いは「理想通りに成長するだろう」という仮定で始まります。

これは「だろう」と予測なだけで、絶対確実なものではありません。

ときには読みが完全に外れてしまう場合もあります。

「一流企業に勤めていたのに、夢を追いかけて辞めてしまった」
「磨けばイケメンになるかと思ったら、彼女がいる安心感で身だしなみを気にしなくなった」


なんて「そんなはずじゃなかった……」という事態が発生する可能性があります。

青田買いは彼女が上手に男性を成長させる手腕も必要なのです。


成長したら振られる

青田買いをした男性が計画通りに理想の男性になったとしましょう。

そこで男性がどんな心境になるかはわかりません。

「むかしから支えてくれた彼女を大切にしよう」そう思う男性もいるでしょう。

しかしそんな誠実な男性ばかりではありません。

社会的ステータスの高い職業に就いて周囲からチヤホヤされるような立場になったときに「もっといい女と付き合えるはずだ」「彼女は自分に見合わない」と考えるようになることも。

せっかく誰も目をつけていない将来有望な男性を青田買いして、育て上げたところで最後は捨てられてしまうなんて悲劇が訪れる可能性もあるのです。


愛せないかも

青田買いの恋愛は打算の要素がとても強いかたちの交際になります。

恋愛は打算の要素が少なからずあると思っているので、筆者は否定はしません。

しかし打算ばかりの恋愛だと愛情よりも損得ばかりが先立ってしまいがちです。

そうなると恋人を十分に愛せないまま関係を続けなくてはいけなくなります。

「将来有望だ」とあまり好きではない男性を青田買いしても、恋愛を楽しめないケースも考えられるでしょう。

計画通りに素敵な男性に成長したとして、そこで彼氏を愛せるようになるかは保証できません。

愛情よりも優先するものがあるならそれでも幸せになれるでしょう。

しかし愛を求めるのであれば思っていたほどの満足は得られないかもしれません。



「青田買いの恋愛」についてよくある質問

青田買いの恋愛に関して、よく出てくる質問をご紹介します。


青田買いの恋愛は成功する可能性はありますか?

青田買いの恋愛は成功する可能性はありますが、成果を確実にするためには慎重なアプローチが必要です。


青田買いで育てた理想の彼氏が成長後に振ってくる可能性はありますか?

青田買いで育てた理想の彼氏が成長後に振ってくる可能性もあるため、そのリスクも考慮すべきです。

まとめ

恋愛で青田買いをするのは、理想の彼氏をゲットする方法のひとつ。
理想の彼氏像として完成している男性よりも、まだ成長途上の素材のほうが彼氏にしやすいからです。


しかし、想像通りに成長しないケースや、成長したら振られてしまうなど関係を継続するのは簡単ではありません。
なにより打算だけで選んで、自分が彼氏を愛せる保証もないです。


青田買いをする際には、負の側面も多いと認識しておきましょう。