出来る上司との職場恋愛

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普段は仕事でシナリオライターをしてます。
ただただキュンとしたい時に、書き溜めていた恋愛ものを出して見ました


(フィクションです)

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美咲は、明るく広々としたオフィスでの初日、ワクワクとドキドキの中、新しいデスクに座った。

オフィスは洗練されたインテリアで溢れ、彼女は新しい環境に胸を躍らせていた。

しかし、彼女の上司である高島課長は、仕事ができる反面、厳しい人物で、美咲は初日から彼に手こずっていた。

「美咲、ここの数値、確認した?」
「え、あ、はい!すぐに確認します!」

美咲は慌てて資料を開きなおし、数値を再確認した。彼女は高島の厳しさに時折心を痛めつつも、彼の正確さと速さには感銘を受けていた。

ランチタイム、美咲は同僚の早紀と一緒にランチを取りながら、つぶやいた。
「高島課長、すごく厳しいよね…。」
「うん、でも、課長のおかげで、私たちの成績はトップだよ。」

早紀の言葉に、美咲はうなずきながらも、心の中でため息をついた。


「でも、少しは優しくしてくれてもいいのに。」

「課長も、きっとプレッシャーを感じているんだと思うよ。」早紀が励ますように言った。

「うん、それもそうかも。」


美咲は、深く呼吸をして、再び仕事に戻った。

ある日の夕方、美咲は高島に呼ばれ、ふたりきりで会議室に入った。



「美咲、君の頑張り、見ているよ。でも、まだまだだ。もっと精進が必要だ。」
「はい、分かりました。」



美咲は、高島の言葉に力を感じ、自分ももっと頑張らなければと心に誓った。

美咲は、高島の冷たさと暖かさの中で、自分自身を見つめ直し、一歩一歩成長していくのであった。



ーー



美咲は日々の業務をこなしながら、高島課長の仕事ぶりに次第に目を見張るようになった。

高島は一見厳しさに満ちているが、仕事においては正確無比で、部下に対しても公平であることが美咲の心に響いていた。



「美咲、これ、もう一度確認しておいて。」
「はい、すぐに確認します。」



美咲は、高島の言葉のひとつひとつに、彼の深い情熱と誠実さを感じていた。また、他の同僚たちとも次第に心を開き合い、オフィスでの人間関係が構築されていった。



「美咲さん、このプロジェクト、一緒にやりませんか?」
「是非、よろしくお願いします!」




新しいプロジェクトの中で、美咲は多くの同僚と協力して、新しい知識やスキルを学び取った。同僚たちの多様な考え方や働き方に触れる中で、彼女自身の視野も広がっていった。

ある晴れた日、ランチタイムにはオフィスの屋上で同僚たちと楽しくお弁当を食べながら、楽しい時間を過ごした。



「このビルの屋上、景色が良くて気持ちいいね。」
「ほんとだね。ここで食べるお弁当は、何倍も美味しい気がする。」



美咲は高島のことを考えながらも、新しい友人たちとの絆が彼女の心を豊かにしていた。

美咲の心の中では、尊敬と友情、そして微かな恋心が交錯していた。



しかし、高島には遠慮して心の中に秘めていた想いがあった。彼の仕事に対する姿勢や、部下を思う心に、美咲は淡い恋心を抱き始めていた。



美咲は、そんな高島の優しさに触れるたび、彼に対する想いが強くなっていった。「もし、私が彼の彼女だったら、こんなに素敵なんだろうな。」

美咲の日常は、新しい仲間たちとの交流と、高島への思いに彩られ、彼女は自分の中で新しい何かを見つけ始めていた。



ーーー



美咲はある晩、会社の飲み会の席に座り、食事と笑い、そして仕事の話に花を咲かせていた。


彼女の目の前には、普段見ることのできない同僚たちの新しい一面が広がっていた。皆、仕事の枠を超えて心を開き、語り合っていた。

その中で、美咲は高島とも初めて心の距離を縮めることができた。飲み会が終わりかけの頃、ふたりきりで佇み、多くの深い話を交わした。



「美咲、君はどうしてこの業界に入ったの?」
「ええと、私、子供の頃から人を助ける仕事がしたくて。この仕事なら、多くの人に影響を与えられると思って。」




高島の瞳は美咲の言葉に柔らかく光り、彼もまた自分の夢や過去を語り始めた。


「私も同じだ。何か影響を与えたい、それがこの仕事の原動力だ。」



この夜、美咲は高島の意外な一面、彼の情熱や夢、そして少年のような純粋さを知った。お互いの心が通じ合い、美咲の中で高島への気持ちは更に深まっていった。

しかし、そんな矢先、美咲は衝撃の事実を知る。高島には既にパートナーがおり、彼の心は既に誰かと共有されていた。彼女の心は激しく揺れ動き、彼との間に距離を置くことに決心した。



「これからは、ただの部下として、尊敬する上司を支えよう。」


美咲は自分の心に言い聞かせた。そして、ひとしずくの涙を、静かにこぼした。


ーーー


ある日、噂が美咲の耳に届いた。



「高島課長、シングルになったらしいよ。」



美咲は心の中で動揺を隠しつつも、彼をただの上司として見ることを自分に言い聞かせた。

同時に、美咲の私生活にも変化が訪れていた。彼女は他の男性とのデートを楽しんでいたが、心の奥底では、高島のことを想い続けていた。



「今夜、どこか食べに行かない?」
「うん、いいわよ。」



デートを重ねる度、他の男性と笑い合う度、美咲の中で高島の存在が大きくなっていった。

そして、運命の日が来た。美咲と高島が街で偶然出会い、それがきっかけでお互いの気持ちをより強く意識するようになった。美咲は彼に自分の気持ちを伝える勇気がなかったが、高島が彼女に近づいてきた。



「美咲、ずっと言いたかったんだ。君のことが、本当に好きだ。」
「課長、私も…課長のことが…」




遂にお互いの想いが通じ合い、二人は深く愛し合う。だが、会社のルールや他の人の目を気にする二人。二人の秘密の恋は、ひっそりと始まった。



「課長…本当に私たち、大丈夫かな?」
「美咲、心配するな。二人で乗り越えていこう。」


「そして今は課長って呼ぶなよ。」



二人の間には甘美で危うい秘密が芽生え、小さな幸せとともに、それに伴う不安も存在した。それでも二人はお互いを信じ、秘密の恋を深めていった。


ーーー


時が流れ、美咲と高島の秘密の恋は、じわじわとその存在を周囲に知られ始めていた。しかし、意外なことに、周囲の人々は二人の関係を暖かく見守り、その甘い雰囲気が会社全体を包み込んでいた。



「最近の二人、いい雰囲気だね。」
「うん、なんだか見てるこっちまで幸せな気分になる。」



美咲と高島の純粋で強い愛情が、周りの人々の心を動かし、会社全体がより明るく、ポジティブな空気に包まれていった。

最終的には、会社の方針も変わり、美咲と高島の恋が公然と認められたのだった。



「美咲、これでやっとみんなの前で手を繋げるね。」
「課長…あ、ハルト待ってたの。ずっとずっと…」


彼らの恋が周囲にも良い影響を与え、心地よい空気が会社を満たしていった。高島と美咲は、これからもお互いを深く愛し、そして支え合いながら、新しい人生の節目を迎えていく。


「これからの未来、二人で一緒に築いていこう。」
「うん、ハルト。ずっと一緒にいたい。」



美咲の顔には、幸せな未来への期待と安堵が溢れていた。そして、二人の新たな人生の章が、これより始まるのだった。

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