キーワードで探す
できる女性
氷の山
公開日|2023.09.27
更新日|2023.09.27
入社2年目の私の部署にある女性が異動してきました。
その女性は仕事をテキパキとこなし他の男性社員顔負けの仕事っぷり、いわゆる「仕事がデキる」女性でした。
部下だった私はその仕事っぷりや容姿、人柄にだんだんと惹かれるようになっていました。
とはいうものの私と女性との年齢差は9歳。
到底かなうことも無い憧れだけで終わってしまうものだと思っていました。
しかし諦め切れずにいた私。
猛アタックの末、何と交際まで発展していきました!
社内恋愛がバレないように職場での彼女との仕事のやりとりはとても気を使い大変でした。
交際から2年で同棲生活。
それから5年目にプロポーズ。
彼女も喜んで受け入れてくれました。
それからお互いの両親に結婚の報告をしました。
彼女の両親は「やっと結婚してくれる。仕事ばかりだったのでもう一生結婚しないのかと半ば諦めていたので本当によかった」と、とても喜んでくれました。
しかし私の両親に報告に行き、帰ってきた答えは「年の差が離れすぎている。現実を見ろ。将来の事を考えろ」との事で猛反対。
二人でとても悩む日々が続きましたが、「年の差なんて関係ない二人の人生なんだから!」と私の両親の反対を押し切って籍を入れました。
結婚して2年目。
彼女の年齢は42歳。
二人とも子供が欲しかったのですが高齢出産のリスクがありました。
しかし無事に女の子を授かることが出来ました。
お互いの両親にとっても初孫でしたので妻の両親はもちろん大喜び。
そして結婚に猛反対だった私の両親も「猛反対なんてしてた?」と言うくらいの喜び方。
まさに孫の出産あるあるの典型でした。
それから月日が経ち子供も順調に成長していきました。
私自身子供の成長と共に悩みが1つありました。
それは妻が他の子供さんのお母さんより年齢が上で上手く付き合っていけるのかという点でした。
しかしその悩みは全く問題ありませんでした。
妻は私の仕事の上司だった頃のような人柄、テキパキと何でもこなしていくところは変わることが無く回りのお母さんからいい意味でのリーダーシップが取れており、「デキる母」でした。
そんな妻を見ていると本当に結婚して良かった!と心から思い、ついて行こうと思います。
もっと読みたい!あなたにおすすめの記事はこちら
ログインをすると利用出来ます
コメントを書く