社会人になり、毎日の殆ど会社で過ごすようになると社内に気になる人ができることも少なくありません。


相手と自分の立場など、環境はそれぞれでしょうが、自分のことだけ考えてストレートにアプローチするのが難しい場合も多いのではないでしょうか。

今後一緒に仕事をしていく上で気まずくなりたくないし、もちろん恋愛だって成功させたいですよね。


今回は、社内に好きな人ができた場合の距離の縮めかたや注意したい点について解説していきます。

目次

どんなステップで進む?



社内恋愛を成就させるためには、同僚や先輩後輩などといった元々の関係からステップを踏んで近づいていく必要があります。

どのような行動をとる方法があるのかご紹介していきます。

・挨拶などで認識してもらう


相手が自分のことを認識してくれているのか自信がない場合は、まずは挨拶などで自分の存在をしっかりと位置づけておきましょう。

爽やかな挨拶は誰にとっても印象が良いものです。出社時や仕事中など、笑顔を印象づける気持ちの良い挨拶をしたいですね。

早めに顔や名前を覚えてもらえると今後につながりやすくなります。

・相手のことをリサーチしよう


相手には恋人がいるのか、今仕事はどのような状態なのか、などのリサーチが必要です。

距離を縮めることも必要ですが、相手に迷惑をかけない距離感を保つことも重要ですからね。


自分で聞ける仲であれば自分で動いてもいいですが、まだ好意を知られたくない場合や話しづらい場合は共通の知人を頼るのもありですね。
できるだけ相手のことを知ることができれば、アプローチのヒントにもなりますし、逆に失敗してしまうリスクの回避にもなりますよ。

・接点を増やす、共通点を探す


他の人より相手の近くに行きたいのであれば、とにかく自然に近づくチャンスが必要ですね。


一緒に仕事ができる機会があれば嬉しいですが、そうでない場合は自分でチャンスを作る必要があります。

挨拶などで顔を知ってもらい、休みの時間や退勤時間などに話ができる機会があれば逃したくないですね。
社内でイベントや飲み会などがあれば、無礼講の雰囲気やお酒の力を借りて近づいてみるのも良いでしょう。普段関わりのない相手とも話しやすい場所ですので、大事な接点として活用したいですね。

また、社員同士であればSNSでつながることも特に不自然ではない時代です。
SNS や共通の知人などを通して少しでも接点を持つことができたら、趣味や休日の過ごし方などで共通点を探してみましょう。自分の好きなことに関しての話題であれば、誰とでも盛り上がりやすいものです。

仕事以外のことで話せる話題を持っていれば、プライベートな会話やLINEなどの個人的なやりとりを始めるきっかけになりますよ。
2人での関わりが難しい場合や恥ずかしい場合は、複数人で遊んだり話したりできるグループから始める方法もありますよ。

・個人的に会う


社内での会話やSNSでのやり取りに慣れてきて、雑談や趣味の話で盛り上がれる仲になれば、次の段階を目指します。
社内ではなく時間を作って2人で会うことで、相手もあなたの気持ちに何となく他の人との違いを感じるでしょう。その上で個人的に会うことをOKしてくれるのであれば、さらに距離を縮めていける可能性があると言っていいはずです。


共通の趣味などがあればそれを活かしたコンサートやスポーツ観戦でも盛り上がりますし、次回のデートの約束にも繋げやすくなります。
行先が浮かばないのであれば、美味しいランチやコーヒーなど、気軽に誘える場所から挑戦してみましょう。お酒を含めた食事やおしゃれなレストランも素敵ですが、相手にも自分にも無理のない場所から始めるほうが無難です。

・告白する


友だち、他の社員以上の距離感を感じることができれば、いよいよ告白になります。

これまでの会話ややり取りから、相手もあなたの好意に勘付いているはずですし、あなたも手応えを感じられているのであれば、勇気を出して気持ちを伝えましょう。
場合によっては、周りの人にはバレたくない、いつまでは隠していたい、など条件が出てくるかもしれません。仕事をしていく上でどういう関わり方をしていきたいのか、そういった点についても素直に話しておきましょう。


注意したい点は?



社内恋愛を進めていくステップだけ見ると楽しい恋路に見えるかもしれませんが、 社内の2人だからこそ注意しておきたい点もあるようです。

・距離を一気に詰め過ぎない


相手に対しての好意に気が付いた時の2人の上下関係や、部署が遠いか近いか、ライバルがいるかいないかなど、様々な状況からのスタートになります。早く近づきたい気持ちはもっともですが、あくまでも仕事のための場で一緒にいることを忘れてはいけません。


必要以上に話しかけたり、異性としての魅力をアピールしたりすると、相手本人だけではなく周りの社員にとっても気持ちのいいものではありません。ほぼ毎日顔を合わせる社員同士だからこそ、焦りすぎず、相手の反応を見ながら進めていく必要があります。

・脈がなさそうなら諦めも必要


残念ながら、相手にも別に思いを寄せる相手がいたり、あなたになかなか興味を持ってくれなかったりする場合もあるでしょう。

諦めようと思って簡単に諦められるものではないですが、アプローチをゆるめる覚悟も必要です。
例えば相手が今はあなたに好意がない場合でも、同じ会社にいるうちは、必要以上に冷たくしたり距離を取ったりする人は少ないでしょう。仕事仲間として、ある程度かかわっていく必要があるからです。その上で好意を表現し続けると、相手にとっては不快なものにすらなってしまいます。

デートが断られる、好意を感じているはずの相手からの反応が思わしくない…といった場合は、相手のためにも仕事のためにも一度積極的なアプローチはやめましょう。

・何かあると気まずさが出てくる


はっきり望みが無くなったわけではなくても、アプローチがうまくいかずなかなか距離が縮められない場合には、相手と気まずくなってしまう可能性があります。
恋愛中に、いろいろと悩んだり相手の顔色を伺ったりして、自分の動き方が分からなくなってしまう経験をお持ちの方も多いことと思います。
社内恋愛でも同様に「今どうしたら良いか分からない」「相手との距離感が分からない」などの理由で悩むことがあるでしょう。そういった場合でも、相手と顔を合わせる必要が出てくるのが社内恋愛です。周りの人に2人の関係を知られているせいで、余計に気まずくなってしまうパターンもあるようです。
今後うまくいってもいかなくても、そうした気まずい雰囲気の中で仕事をする日が出てくる可能性は頭に入れておきましょう。


どれくらいの期間が必要?



社内恋愛において付き合うまでの期間は当然個人差があります。

しかし一般的には、およそ数ヶ月から半年以上くらいのカップルが多いようです。
距離を一気に縮めるきっかけがあれば、思いがけず短期間で両思いになれる可能性もあります。

デートの回数は、相手の仕事以外の面もよく見えてくるように3回以上は必要かと思えます。
焦りは禁物ですので、時間はかかっても、着実に丁寧に2人の距離を縮めていきたいですね。

まとめ

社内恋愛は、周囲の目や仕事との兼ね合いもあるため、勢いだけで進めることはリスキーな面も多くあります。


相手のことを知り、接点や話をするきっかけをつくり、反応を見ていくことが必要になります。
仕事をしている時に魅力的なその人は、きっと職場を離れても素敵な一面を見せてくれるでしょう。

あなたの社内恋愛が成就するように、応援しています。