最近芸能人でも多いのが「歳の差カップル」。
自分の身の回りにもそういうカップルがいる!という方も多いのではないでしょうか?

あるいは、今自分自身が歳の差のある方と交際していたり、歳の差のある方に片思いをしていたりする、という方もいるでしょう。
50 代の方が20 代の方を好きになったり、その反対のことがあったりすると、アタックしていいのか迷いますよね。

また、現在交際中のカップルにも、色々と悩みはつきものです。

そこで今回は、50 代と20 代が交際するメリットとデメリット、そして50 代と20 代のカップルが上手くいくコツを解説していきます!
ぜひ参考にしてみてください。

目次

50 代と20 代が交際するメリット5選!


50 代と20 代のカップル。
歳の差が大きすぎると、上手くいかないことが多いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、実はそうではないんです。
50 代と20 代が交際することには、次のような5つのメリットがあります。

1.ケンカが起こりにくい

50 代と20 代のカップルは、実はケンカが起こりにくいというメリットがあります。
50代の方からすると、20代の方はかなり若く見えます。


ですから、ちょっとしたわがままやだらしなさも「若いからそんなものだよね」と、おおらかに許してしまえるのです。
反対に、20代の方からすると、50代の方はかなり歳上です。
ですから、ちょっとした価値観の違いなども「歳上だからそんなものだよね」と、あっけらかんと受け止めてしまえるのです。
違いを受け止めあえる2人は、自然とケンカにもなりにくく、穏やかな関係を築いていけることでしょう。

2.世界が広がる

50 代と20 代が交際すると、自分自身の世界が広がるというメリットがあります。
普段生きていて、歳の離れた方と会話をする機会があるという方は多いでしょう。


しかし、交際するとなると、普通の日常会話以上の親密さで付き合うことになります。
歳の離れた方と、そこまでの親密さで付き合う機会があるという方は、それほど多くないのではないでしょうか。


普通の人が得られない機会を得ることによって、普通とは違う特別な経験を積むことができます。
それによって、知見が広がり、世界が広がっていくのです。

3.コミュニケーション能力がつく

50 代と20 代が交際すると、コミュニケーション能力がつくことが多いです。
なぜなら、共通の話題が多い同年代の方とのコミュニケーションよりも、共通の話題が少ない世代の異なる方とのコミュニケーションのほうが、大変だからです。
歳の差カップルは、その「大変なコミュニケーション」を普段から楽しんで行っているため、ほかの人たちよりもコミュニケーション能力が高いことが多いです。

4.刺激が多い

50 代と20 代が交際すると、刺激的な交際となることが多いです。
なぜなら、50 代は20 代のことを、そして20代は50代のことを、あまり知らないからです。


50代の方からすると、自分の知らない最新の流行や若者の考え方をリアルに知ることができ、刺激的です。
そして20代の方からすると、自分が生まれてもいない時代や自分が経験したことのない時代の話を知ることができ、こちらも刺激的なのです。
自分の知らないことをたくさん知っている相手との交際は、刺激の多いものになるといえるでしょう。

5.自分磨きができる

50 代と20 代のカップルは、お互いに自分磨きを欠かさない関係になる場合が非常に多いでしょう。
50代の方からすると、20代の恋人と交際するときには

「隣を並んでいて違和感がないくらい、若々しくなりたい」

「相手の望むデートをできるくらい、体力をつけたい」というふうに考え、ほかの同年代よりも見た目に気を遣ったり、健康に気をつけたりするようになります。


そして20代の方からすると、50代の恋人と交際するときには

「不釣り合いにならないように、大人っぽくなりたい」

「相手の話についていけるように、知識をつけたい」というふうに考え、ほかの同年代よりも落ち着いた物腰になったり、ニュースや本に触れたりするようになります。
このように、50 代と20 代が交際すると、魅力にどんどん磨きがかかっていくのです。

50代と20代が交際することには、たくさんのメリットがあります。
交際は難しいのでは?と思う人も多いかもしれませんが、そうとも限らないのです。

50 代と20 代が交際するデメリット3選!


50代と20代が交際することにはたくさんのメリットがありますが、同時に、デメリットも存在するのが現実です。
メリットだけでなく、デメリットもしっかりと理解しておくことが大切です。
50 代と20 代が交際することには、次のような3つのデメリットがあります。

1.世間体が気になる

50代と20代のカップルには、世間体が気になるというカップルが少なくありません。
残念ながら、まだまだ、歳の差カップルへの偏見をもつ人たちが少なからず存在するのが現実です。


見ず知らずの他人ならまだ気にならないかもしれませんが、カップルのうちのどちらか一方、または両方の大切な家族や親しい友人の中に、悲しい偏見をもっている人がいるかもしれません。
家族や友人に交際を反対されたり、心ない言葉をかけられたりしたら、とても傷ついてしまいますよね。
このように、50代と20代のカップルは、肩身の狭い思いをする可能性があります。

2.周囲に理解されにくい

50代と20代のカップルは、周囲に理解されないことが多いです。
なぜなら、50代と20代のカップルは世間にそれほど多くないからです。
50代と20代の歳の差カップルならではの悩みを誰にも理解してもらえなかったり、気持ちを誰にも共感してもらえなかったりすることもあるでしょう。
交際が上手くいっているときはよいですが、上手くいかなくなったとき、周囲に理解されにくいというのはとても辛いことです。
50代と20代のカップルは世間にまだあまりいないため、孤独感に苛まれることがあります。

3.死別や介護の問題がある

50代と20代のカップルには、死別や介護の問題がついてきてしまいます。
もちろん、どのようなカップルにも存在する問題ですが、50代と20代のカップルは、この問題がより苛烈になります。


仮に2人とも80歳まで生きるとした場合、50代の方が亡くなってしまうとき、20代の方はその頃50歳です。
50歳で大切なパートナーと死別するというのは、耐え難い苦痛ですよね。
その後30年間も1人きりで過ごすと考えると、その孤独は壮絶なものです。


また、仮に5年間ほど介護が必要になると考えると、20代の方は、45歳の頃からパートナーの介護をしなければなりません。
ただでさえ大変な介護ですが、まだまだ仕事盛りで、周囲にも介護経験者が少ない45歳からの介護というのは、普通よりもかなり大変なのではないでしょうか。
2人のご両親の介護も必要になると考えた場合、20代の方の負担は相当なものになってしまいます。

50代と20代の交際には、デメリットも数多く存在します。
デメリットをしっかりと認識しておくことが大切です。

50代と20代カップルが上手くいくコツ5選!


50代と20代の交際には、さまざまなデメリットや障壁も存在します。
しかし、コツを押さえれば幸せな交際を行うことが可能です。
次の5つのコツをぜひ参考にしてみてください。

1.周囲の反応は気にしすぎない

周囲の反応はあまり気にしすぎないようにしましょう。
それよりも、自分の気持ちと相手の気持ちに敏感になることのほうがずっと大切です。

2.将来のことをよく話し合う

将来のことは2人でよく話し合いましょう。
結婚のことや介護のこと、子どものこと、お互いの両親や兄弟のこと、仕事のことなど、
50代と20代のカップルは、同年代同士のカップルと比べて難しいことが多くなるかもしれません

しかし、よく話し合うことで、むしろ2人の絆がより深まっていくでしょう。

3.時には楽観的になる

時には楽観的になることも大切です。
将来のことをよく考えることは大切ですが、時には、今目の前の楽しさや幸せを思いっきり堪能しましょう。

まとめ

同年代カップルにはない障壁も多いですが、そのぶん、同年代カップルにはない楽しさや魅力もあるのが、50代と20代の歳の差カップルです。
上手くいくためには、現実の障壁やデメリットなどにもしっかりと向き合い、2人で話し合うことが大切です。

そのうえで、周囲の反応は気にしすぎず、楽観的になることもまた大切でしょう。
2人で力を合わせて、幸せを掴みとってくださいね。