お付き合いをしていると、唐突に「彼氏がうざい……」と思ってしまうことがありますよね。

好きで恋人になったはずなのに、どうして「うざい」と感じてしまうのでしょう? 今回はその理由を掘り下げつつ、対処法をご紹介していきます。

心地よい関係性に改善するためにも、まずは状況を知るところから始めましょう。

目次

「彼氏がうざい……」わたしの性格が悪いの?


そもそも「彼氏」とはいえ、家族ではない他人です。意見や考え方が違う、話が噛み合わないなど、「うざい」と感じてしまうことは、誰にもあるでしょう。

距離が近い人だからこそ、なおさら「分かって欲しい」という気持ちとの乖離で苛立ってしまうのです。なので「性格が悪いかも……」と心配する必要は無いでしょう。

「彼氏がうざい」という気持ちを持つこと自体が悪いことではありませんが、それを直球でぶつけると喧嘩に発展してしまいます。対処には工夫が必要です。


彼氏を「うざい」と思ってしまうエピソード例&理由はコレ!


まずは、あなたが「うざい」と感じた理由や背景をしっかり認識しましょう。ここからは、さまざまな例から、そう感じた理由を深掘りしていきます。


例:もう彼氏の全てがうざい→倦怠期を迎えている可能性

「彼氏の〇〇が嫌!〇〇も嫌!」のように嫌な部分が次々見えてきたり、一緒にいるだけでイライラが募るようなら、「好き」という気持ちが湧かなくなっているかも。

これは、いわゆる「倦怠期(けんたいき)」という状況。どのカップルにも訪れるので心配しなくても大丈夫ですが、現実的な対応は必要になりそうです。


例:愛情表現がしつこくてうざい→気持ちに温度差があるから

恋愛の経験が少ない方に多いのが、相手の愛情表現がしつこく感じてしまうこと。あなたが彼を慕うよりも彼があなたを好きな気持ちの方が大きく、温度差があるのでしょう。

また、人前でベタベタしたくないのに、周囲に配慮せず“好きアピール”してくるケースも。もし「嫌」と言えないままなら、だんだんに相手がうざく感じてしまうかもしれません。


例:付き合いたての彼がうざく感じるように→理想と差がある

付き合いたての人にありがちですが、理想と現実の彼の差が激しいと、違和感や苛立ちを感じることがあるでしょう。これは、本当の彼を好きになれば一時的な現象で終わります

しかし、もしあなたが恋しているのが「本当の彼」ではなく、自身のなかにある「彼の理想像」なのだとしたら、今後も本当の彼をうざいと感じる感覚は変わらないかもしれません。


例:彼からのLINEがうざい→状況を配慮してくれないから

コミュニケーションに齟齬が出たときも、うざいと思いやすいです。LINEで自分のことを思ってくれたと分かってはいても「そうじゃない」とため息をついてしまう状況は良い例ですね。

自分の状況を適切に理解・配慮してくれないとき、大抵の人は不快に感じます。その感情が「うざい」という言葉に包括されているのかもしれません。


例:彼の嫌な部分だけがむかつく→一方的に我慢しているから

彼氏のことは全然大好きなのに「ここだけは嫌!」と感じる部分もあるでしょう。どんな仲良しカップルだって、1つや2つは合わない部分が必ずあるものです。

しかし、それを話し合いで解決できないと、フラストレーションがたまる一方。次第に自分ばかりが我慢していると思い込み、嫌悪感が増して「うざい」「むかつく」となってしまうのです。

うざいと感じる時期はどのくらい? 一時的なもの?


前述のように「彼氏がうざい」と思ってしまうのには色々な背景がありますし、どんなカップルにも一度はそんな機会が訪れます。

しかし、そういう気持ちは、大抵一時的なもの1〜3ヶ月ほど悩んで、なにかしら改善を試みれば、次第に関係性が回復します。

衝動的に別れてしまうと後悔に繋がるかもしれませんので、まずは次の「対処法」を試してみてください。

彼氏がうざいときの対処法|心地よい関係性に改善しよう


最後に、彼氏が「うざい」と感じるときの対処法をご紹介します。「誰が悪いか」を考えず、まずはフラットな立場で関係性を改善する気持ちを持って読んでみてください。


①同棲中など距離が近すぎるなら、少し距離をおく(倦怠期と同様)

同棲中はもちろん、離れて暮らしているときであっても、一緒に過ごす時間が長かったり、2人の距離が近すぎると、余計に相手の存在をうざく感じてしまうものです。

よくある「倦怠期」と同様に、少し距離を置いたり、冷却期間を設けるのが得策です。

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②直接話し合って嫌なところは改善してもらう

「本当は〇〇して欲しいけど、喧嘩したくないから言えない……」「嫌われたくなくて、本音で話せない……」こういった状況なら注意。彼はあなたの要望に気づくことができません。

「察して」という気持ちも分かりますが、あなたがうざがることをやってしまうタイプの彼氏にそこまで考えさせるのは難しいかもしれません。勇気を出して直接話し合いましょう


③自分の理想と現実が離れすぎていないか、振り返る(付き合いたてにありがち)

あなたは理想の彼を追い求めすぎてはいないでしょうか? イメージとの違いに苛立ってしまうのは、実際の彼に幻滅しているからです。まずは、自身の理想が高すぎないか振り返ってみて。

また、アニメや漫画・アイドル・動画などの影響で、編集されたフィクション男性を現実と混同している可能性も。リアルな交流を増やし、本当の彼を知るところから始めましょう。


④友人に相談&協力をあおぎ、たしなめてもらう

③とは逆に、交際から年数が経っているカップルではお互いに慣れや甘えが出てしまうことも。直接話をしても改善しなかったり、協力の姿勢が見えないと悩んだりするでしょう。

そんなとき、共通の友人に相談して協力をあおぐのも手です。当事者以外の人間から指摘される言葉には重みを感じるもの。目に余る行動は、友人からたしなめて貰いましょう。


⑤完全に「冷めた」と感じるなら別れを検討

①〜④を試してみても、「好き」という気持ちが回復してこなかったり、「うざい」という気持ちが抜けなかったり、一緒にいることが苦痛になることもあるかもしれません。

もし完全に冷めてしまっているのが自覚できたら、残念ですがこれ以上の改善は難しいです。お別れルートを検討してみましょう。

まとめ

彼氏が「うざい」と思ったとき、自分や相手の人間性に問題があるのだと思いがち。しかし、思い通りの関係性が築けず悩むことは誰しもあるのです。

彼女側が本音を伝える勇気を持てなかったり、彼氏側が配慮を欠いていたりと、ディスコミュニケーションが解決されないままだと「うざい」という気持ちが湧いてしまいます。

その前に、本当はどうして欲しいのか、お互いに伝える習慣を作ってみて。あなたも相手を受け容れる姿勢を見せれば、良い関係性を築けるはずですよ。