どんなカップルにも必ずと言っていいほど訪れる倦怠期。巷で聞いてはいるけれども、いざ 自分たちがギクシャクしだしたら「 これって倦怠期?」と疑問に思いますよね。

そこで今回は、付き合って少し時間の経ったカップルにありがちな「倦怠期」の特徴や乗り越え方をご紹介します。

ヒトコイのサイト内にある、他のコラムのリンクも一緒に貼りますので、併せて読んで参考にしてみてくださいね。

目次

【倦怠期とは】どんな感じ? 特徴・意味・読み方


とくにカップル間の恋愛における「倦怠期(けんたいき)」とは、相手を好きだという気持ちに確証が持てなくなり、お互いにギクシャクしてしまう時期のことを指します。

どのカップルにも絶対に訪れるという確定的なものではありませんが、 「本当にこの人でいいのだろうか」という不安に心が揺さぶられることは誰しもあるでしょう。 そのため、“どんな恋愛にもつきもの”と言われることが多いのです。

例えば、傍から見て仲が良さそうに見えているご夫婦も、恋人時代には幾度も倦怠期を繰り返していたり、 結婚後にうまくいかない時期があったりするもの。それらを乗り越えて、本当の仲良しカップルになっていくのですね。


【倦怠期の時期】何ヶ月くらいで倦怠期になりやすい?

どんなカップルでも、付き合う前にはある程度「相手と気が合うし、相性もいいかも♡」と感じてお付き合いを始めますよね。 その時期は、相手と自分の共通点を探していたのです。

しかし、次第に自分たちの価値観の違いや考え方の違いを自覚したり、相手の欠点を発見したりすると、これまでの感覚や関係性が保てずギクシャクしはじめます

一般的に、倦怠期が来るのは3の倍数の月(例えば、付き合って3ヶ月や半年後……といった具合)と噂されることも。多くの人の体感で、都市伝説のように語られるのでしょう。

ちょうど少しずつお互いのことが見えてきて、付き合った当初は見えなかった相手の悪いところにも目が行きやすい時期なのです。


倦怠期=別れとは限らない

倦怠期が来たのを自覚したとしても、このまま別れることになるとは限りません相性が合わないと感じる回数以上に、お互いがかけがえのない存在だと思える気持ちが大きくなることもあるでしょう。

また、何かのきっかけでお互いの良さを再度発見することができれば、倦怠期の先はまた違ってくるはず。

このように、ふとしたきっかけで、元の温度感に戻ることも可能なので、いっときの感情で別れることはおすすめしません。場合によっては後悔が残ることもあるためです。

自分の気持ちにじっくり向き合いつつ、視野を広げる時間を持ちましょう。

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倦怠期のあるある!当てはまるかチェックしよう


倦怠期を迎えたときのカップルの様子は、傍から見ても分かりやすいもの。ご自身が感じる変化はもちろん、自分から見た相手にも、次のような“あるある”が当てはまるかもしれません。

▼自分の変化
・相手のことが本当に好きなのか、分からなくなった
・ふと、自分にはもっと相性の良い相手がいるんじゃないかと頭をよぎる
・相手と一緒にいても楽しいと感じられなくなった
・積極的に連絡しようとする気が起きない
・デートが少し負担に感じ、帰宅後に疲労感がある
・相手の気持ちが分からなくなってしまった

▼自分から見た相手の変化▼
・相手の態度が付き合う前と変わった気がする
・相手と自分で意見が食い違うことが増えた
・以前は大丈夫だったのにちょっとのことで喧嘩になる
・自分と一緒にいることで、不機嫌になっている様子
・なんだかコミュニケーションが取りづらそうにしている
・デートに積極的ではなくなった

社会人の恋愛であれば、仕事をしている時間が増えて、会うための時間が明らかに減ってしまったというのも、分かりやすいポイント。

学生さんの場合は、記念日を祝わなくなってしまったり、お互いに他の異性と親しくすることが増えたり……といった変化もあるでしょう。

こういった変化をキャッチしたら、そのまま放置せずにきちんと対応できるかどうかが、その後の命運を分けます。

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倦怠期の乗り越え方・終わらせるための方法


倦怠期を乗り越える、終わらせるためには、いくつか定番とされる方法があります。

①少し距離を置いて、お互いのいない生活を体感してみる
②双方腹を割って話し合い、お互いの欠点を改善し合う
③これまで以上にコミニュケーションやスキンシップを増やしてみる


なにより大切なのは、関係を改善しようとする姿勢です。恋愛は、“相手への関心を表現すること”で成り立っているといっても過言ではないからです。

お互いに別の人間ですから、「察して欲しい」「気持ちを分かって欲しい」が通用しない場面も出てきます。これを機に、コミニュケーションを見直してみるのも良いでしょう。

「相手が悪い」「面倒だから」と、無関心な態度でいると、本当に相手を失ってしまうことになりかねません。まずは自分の気持ちや相手の気持ちと、しっかり向き合っていきましょう。

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倦怠期にやってはいけないこと

倦怠期は、お互いの些細な考え方の違いや欠点に目が行きやすいタイミング。だからこそ、注意したいポイントもあります。

第1に、気持ちの温度感が下がったからといって、あえて相手の粗探しをするようなことはやめましょう。これではあなた自身がどんどん相手を嫌いになってしまいます。

また、 衝動的に別れを切り出すのも考えもの。相手の悪い部分しか見えていない状況で判断しても、あとから後悔することになるかもしれません。

無理して相手に合わせすぎてしまってもお互いに疲弊することになりますから、程よい距離を置いて自分たちの関係性をじっくり見つめ直すのが良いでしょう。

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彼女・彼氏どちらか一方だけが倦怠期になったら


お付き合いしているうちに、彼氏・彼女のどちらか一方だけが倦怠期になってしまうこともあります。

もし自分だけがそのような状況になったら、やはりまずは少し距離を置くのがベター。距離を置きたい旨を伝えつつ、相手の存在の大きさを実感してみるといいでしょう。

今まで毎日連絡していることが当たり前だとしたら、その当たり前がなくなったときの自分の感情を想像しにくいはず。実際に体感することで、これまでと見方が変わるかもしれません。

また、どうやら相手だけが倦怠期になっているようだと感じたら、これまでの接し方を変えてみるのがおすすめ。

会話が少なめだったパターンでは増やしてみたり、逆に干渉が多いようなら減らしてみたり。相手がどんな恋愛が理想なのか、相手の目線で考えてみて。

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まとめ


今回は、付き合って少し時間の経ったカップルによくある「倦怠期」の特徴と乗り越え方をご紹介してきました。

「本当にこの人でいいのだろうか」と不安になってしまうことは、誰しもあります。けれども、そんな時期だからこそ、相手の大切さについて今一度考えたいものです。

相手との関係性で未来の自分が後悔しないためにも、今できる工夫や選択肢は、1つずつトライしていきましょう。