たまに見かける、LINEの文面がそっけない女性。一見「塩対応」に見える態度をとる方でも、意外なことに、男性から声をかけられることがしばしばあるようです。

傍から見てると「あんなそっけないLINEなのに?」と不思議に感じることも。今回は、そんな素朴な疑問を持つあなたのために、彼女たちが塩対応の割にモテる背景を深掘りしていきます。

目次

LINEってちゃんと送るほど好感度が高まるものじゃないの?


女性のなかには、LINEを送れば送るほど、相手と自分は心が繋がっていき、思い合っていくと感じている方も多く、さまざまなトーク術を駆使して恋愛戦を乗り切ろうとしがちです。

しかし、これはいつも通用するとは限りません。情報密度が高く、頻繁な連絡は負担に感じてしまう男性も多く、好感度を上げるつもりが逆効果になることもあるのです。

「いっそのこと塩対応で良いから、こちらに負担をかけない女性を選びたい」というニーズがあっても、不思議ではないでしょう。


そっけない女性 ≒ 男性から追われる女性?

日頃から割とそっけない態度の女性が男性から追われるのには、ほかにも理由が。それは、男性ならではの狩猟本能が出ているためです。

気になる女子に自分から話しかけたら見事に軽くあしらわれたとか、LINEを返してくれたけどそっけないなど、ツンデレなタイプの異性は妙に印象に残るもの。

“ギャップ萌え”という言葉どおり、本当の性格やマインドと、表面的な態度が一致していない異性ってミステリアスなんですよね。「なんとかして、この人を落としたい」と、一部の男性のハンター魂に火をつけてしまうのかも!?


【魔性の女!?】好意があるのに連絡しない、返事がそっけない理由や背景


“愛嬌があって気遣いのできる女性”が理想として語られる世の中で、LINEがそっけない女性もモテることがあるなんて、意外ですよね。

しかし実際、彼女たちは表面的には塩対応でも内面にはそれなりの魅力があり、人に対しての礼節も持っているため、人を惹きつけてしまうのでしょう。なんだか、ダークホース的なポテンシャルを感じてしまいますね。

そんな女性が、あえて連絡しない選択をしたり、もしくはそっけない返事をするのはなぜでしょう。色々なケースから、背景や理由を探ってみました。


しばらく連絡しないことで相手の心配を誘う効果があるから

「これぞ魔性の女!」と思ってしまうくらい、恋の駆け引きの上手な女性は、しばらく連絡しないことで異性の心配を誘うことができると知っています。

戦略の1つとして、あえてLINEでそっけない態度を演出し、恋の駆け引きにおいて勝利をおさめていくのでしょう。塩対応でも、意外に恋愛経験値の高いタイプかもしれませんね。


重いと思われる女より、追いかけられる女でいたいから

男性に媚びて「重い女」と思われるのを避けているというケースもあるでしょう。 NG行動を認識してリスクを回避し、追いかけられる側でいることを望んでいるのかもしれません。

さらに、恋愛の上で男性に狩猟本能があることを知っている可能性も。こういった、比較的情報に敏感な女性は、実戦経験より知性を活用して恋愛をしているのかもしれませんね。


LINEを負担に感じる男性がいると知っているから

世の中にはLINEを負担に感じる男性がいることを知っている女性が、戦略などは抜きで、相手の負担にならないよう、あえて簡単な返事のみで済ましてしまうケースも

こういった女性は、優しくて思いやりがありつつも、自身も干渉されることを負担に感じる繊細なタイプかもしれません。同じように連絡が淡泊な人同士なら、良い距離感でのお付き合いができそうです。


「連絡は合うときだけでいい」と思っているから

稀ながら、合理性重視で必要があるときにしか返事を返さない女子もいます。「返事は用事があるときだけで充分でしょ?」と思っているような、サバサバしたタイプです。

そもそも、女性内の世論に流されない自立心のある女性なので、仕事や趣味も充実しています。いわゆる“ソロ充”なのでモテるのですが、彼女本人は男性からあまりかまわれなくても、意外に平気かもしれません。


結局、LINEにそっけない方がモテるってこと?


こういった女性が「そっけないからモテている」と考えるのは早計です。彼女たちはただ周囲との関係にとってベストな言動をしていただけで、それがたまたま日頃のLINEに現れていたのではないでしょうか。

なにより、背景にある人間味こそがモテる理由なので、表面的な「LINEの塩対応」だけを真似てもモテには繋がらないでしょう。塩対応なだけで魅力が伴っていなければ、ただの嫌な人になってしまうからです。

本質的には「相手の状況を想像する」ことが大切なのかもしれません。 自分の目線だけでなく、相手から見てどうか、負担にはならないか、どんな言動を喜ぶか…… そういったことを客観的に考えて行動できる女性がモテていくのではないでしょうか。

モテるのは相手の状況を思いやれる女性!ベストな連絡頻度は?

もし、今までこまめにLINEを送っていた方が、より良い連絡頻度を考えるとしたら、 相手と同じぐらいの時間の間隔をあけて返信するのが良いでしょう

なぜなら、相手がスマホを確認して返信できるくらいの余裕がつくれるのは、そのくらいのペースである可能性が高いからです。

たとえば、2時間後に返ってきたら2時間後に返す、半日後なら半日後……といった具合に送ります。思いやりを持つことで、相手にとっての負担を減らせるはず。簡単な方法なので、ぜひ試してみてくださいね。


「好きだからこそ連絡をしない」思いやりも大事


今現在、片思いをしているのだとしたら、好きな人からの返信が嬉しくて、ついどんどん LINEを送りたくなってしまいますよね。

しかし、相手の事情はどうでしょう。現代は“SNS疲れ”という言葉も囁かれるようになり、たまにはスマホから意図的に距離を置くという人も増えています。

もし、片思いの相手が、日頃仕事や学業で忙しい方なのだとしたら? 「好きだからこそあえて連絡をしない」という思いやりもときには大切になってくるのではないでしょうか。

あなたの片思いの異性は、どんな考えを持った人なのか、 どんな状況で自分とLINEをしてくれているのか、一度振り返って考えてみて。


まとめ


LINEの返信がそっけないのは、相手から好意を得るための戦略だったり、嫌われるのを回避していたり、不器用な優しさだったり、ちょっと合理的すぎたり……さまざまな理由があります。

想像すると、思わずクスッと微笑んでしまうような、そんな彼女たちの人間味があるからこそ、塩対応でも相手の異性に嫌な印象を与えないのでしょう。

表面的な「塩対応」だけ真似てもモテには繋がりませんので、まずは、相手の状況を想像し、自分なりの方向性で相手のニーズに合致する“思いやりのある行動”をとれるのがベストです。この記事が、あなたの恋の良いきっかけになりますように。