働いていても将来が不安になることがありますよね。

「今のまま働いていていいのかな?」、「将来どうなっちゃうんだろう……」という不安に苛まれる女性は非常に多いです。

そして、働く女性ならではの心配や不安というものも存在します。

そこで、女性が仕事に対して不安になる原因と対処法を紹介します。

目次

不安なのは人生設計ができていないから!?将来が不安な原因7選



働いていても、将来が不安になってしまうことはありますよね。

将来が不安になる原因7つをご紹介するので、自分がどれに当てはまるかチェックしてみてください!


人生設計が曖昧だから

毎日頑張って働いているのに将来が不安になってしまうのは、人生設計が曖昧だからかもしれません。

「自分はいつまでにいくらの収入を得たいのか」、「結婚や出産についてはどうしたいのか」など、しっかりと人生設計をすることは非常に大切です。

人生設計が曖昧なままだと、どこへ向かって頑張ればいいのかわからなくなり、モチベーションを維持できなくなります。


やりたいことがわからないから

「自分はなにがしたいのか」ということがわかっていないと、将来に対して漠然とした不安を抱いてしまうかもしれません。

自分のしたいことがわかっていれば、「したいこと」を軸に生活を組み立て、頑張ることができます。

しかし、「自分はなにがしたいのか」がわかっていないと、軸がぶれやすくなってしまい、生活や仕事の目的を見失ってしまいます。


収入が低いから

現在の収入が低いと、将来へ不安を抱きやすくなるでしょう。

お金は人生のすべてではありません。

しかし、お金がないと生活していけないのは事実です。

現在の収入に満足できていなかったり、現在の収入では生活がカツカツだったりすると、「このまま貧乏なままなのかな」、「老後はどうなっちゃうんだろう」という不安につながります。


新卒のときの就活に心残りがあるから

新卒のときの就活が不完全燃焼で心残りがあると、今の仕事にモヤモヤを抱え続け、将来への不安を抱いてしまいやすいです。

就職活動は非常に大変なものですが、そこで心が折れてしまって妥協したり、よく考えないままに就職を決めたりすると、その後ずっと「本当にこれでよかったのかな」、「あのときもっと真剣に向き合っていれば……」とモヤモヤした気持ちを抱え続けることになります。

今の仕事への不満やモヤモヤは、将来への不安につながっていきます。


不安定な世の中だから

不安定な世情を鑑みて、将来への漠然とした不安を抱えてしまう女性は非常に多いです。

現在の日本は非常に不安定で、景気もよくありません。

バブル期のように「働けば働くほど生活がよくなる」ということもなく、自分の会社もいつなくなってしまうかわかりませんよね。

そんな世の中の不安定さに対して、不安感を抱いてしまいます。


仕事にやりがいがないから

今の仕事にやりがいがないと、将来に不安を感じてしまうかもしれません。

仕事にやりがいがあれば、大変でも毎日充実した気持ちで生活できるはずです。

しかし、仕事にやりがいを感じられていないと、「私がやらなくてもいい仕事じゃん」、「だれにでもできる仕事じゃん」とどんどん気持ちが暗くなっていきます。

そうすると、「こんな気持ちのままずっと働き続けるのかな」と将来への不安を感じてしまいます。


ブラックな労働環境だから

今の仕事がブラックな労働環境だった場合、将来に不安を感じやすいです。

ブラックな労働環境とは、例えば、長時間労働だったり、ハラスメントが横行していたり、サービス残業が常態化していたりする環境のこと。

こういったブラックな環境に身を置き続けると、心身が疲弊しきってしまい、「今のまま働き続けることはできない」と将来に強い不安を感じるようになります。



結婚・出産と両立できるか心配。女性ならではの不安3選


将来に不安を感じる人は非常に多いもの。

しかし、中には「女性ならでは」と言える不安の原因も存在します。

女性ならではの不安3つをご紹介しますので、参考にしてくださいね。


婚期を逃さないか不安

働く女性の中には「婚期を逃してしまうのではないか」という不安を抱えている人が少なくありません。

毎日必死に働いていると、恋愛をする余裕がなくなってしまうこともありますよね。

気づけば年齢を重ねていっていて、あるときふと「私、もうこんな年齢!?」と驚くことも……。

「このまま働き続けていたら、結婚できないんじゃないか」という不安を抱えてしまう場合があります。


出産・育児と両立できるか不安

「子どもが欲しい」と望んでいる女性にとって、切実な問題なのが「出産・育児と仕事を両立できるか」という問題です。

育児は両親2人で行うべきものですが、まだまだ女性への負担が大きくなりやすい世の中であることは残念ながら事実です。

また、出産はどうしても女性にしか行うことができません。

出産・育児に伴う社会制度がまだまだ整備されきっていない現代では、「仕事をしていたら出産・育児ができないんじゃないか」、「子どもが欲しければ仕事は諦めないといけないんじゃないか」という不安を感じる女性は大変多いです。


収入が上がるのか不安

女性の中には「このまま働き続けていても、収入が上がらないんじゃないか」という不安を抱く人も多いです。

まだまだ、出産・育児で女性ばかりが休職したり退職したりすることが多い世の中です。

そのため、女性より男性のほうが昇進しやすく、そのぶん収入も上がりやすいという傾向があります。

そういった世情を見て、「もし結婚・出産をしなくても、収入があまり上がらないんじゃないか」という不安を抱える女性がいます。



仕事に不安があるときは自己分析をしよう。不安なときに試せる対処法6選


仕事や将来に不安を感じてしまうことはありますよね。

しかし、なにもせずに不安を解消することはできません。

仕事や将来に不安があるときに試したい対処法6つをご紹介します。

「これならできそう」、「やってみようかな」と思えるものを見つけて、試してみてくださいね。


自己分析をする

今の仕事や自分の将来に不安があるときは、自己分析をしてみましょう。

インターネット書籍を探すと、自己分析に役立つ情報がたくさん見つかります。

自分に合った方法を見つけて、自己分析をしてみてください。

自己分析をすると、「今の仕事は私に向いていないんだ」とか「私にはこういう長所があったんだ」ということに気づけます。

仕事や将来について考えるための、大きな第一歩となることでしょう。


業界分析をする

仕事に不安や不満がある場合は、今の職種について業界分析をしてみるといいでしょう。

自分が身を置いている業界についての理解を深めることで、「やっぱり自分に向いている業界なのかも」とか「この業界にはこういう悪い体質があるんだな」といったことに気づけます。

また、合わせて、近接業界や自分が興味のある業界について、ほかの職種の業界分析もしてみましょう。

自分の業界と比較することで、分析をより深められます。


転職情報を集める

将来に不安があるときは、転職情報を集めてみましょう。

実際に転職するつもりがあるかないかには関係ありません。

ほかの仕事について知ることによって、視野が広がり、今の仕事や将来について客観的に考えられるようになります。

また、いざ今の仕事をやめたくなったとき、スムーズに転職活動を行える地盤を築いておくと、精神安定にもつながりますよ。


他業種の人と交流する

将来に漠然とした不安があるときは、他業種の人と交流してみるのがオススメです。

インターネットなどで検索すると、「異業種交流会」「社会人サークル」の案内がたくさん見つかります。

その中で、自分が興味をもてそうな会に参加してみましょう。

他業種について知り、世間を知ることによって、「自分がなにに不安を感じているのか」ということがだんだんハッキリとわかってくるでしょう。


資格の勉強をする

仕事になんとなく不満があるときは、資格の勉強をするのがオススメです。

自分が興味をもてる資格や、転職の際に有利になりそうな資格を探して、勉強してみましょう。

資格の勉強をすることで、「やめたくなったら仕事をやめられる」という安心感につながります。

また、目に見えるかたちの努力をすることで、漠然とした不安感を少しずつ解消していけますよ。


手に職をつける

将来への不安を解消するためには、手に職をつけるのがいいでしょう。

死ぬまで役に立つ知識や技術を身につけると、どんな世の中になっても自分で稼いでいくことができます。

「どうなっても稼いでいける」という自信は、不安感の解消にもっとも効果的です。




まとめ

将来に対して漠然とした不安を感じてしまうことは、だれにでもあることです。

不安を感じたときは、なにか具体的な行動を起こしてみましょう。

不安感が解消できるだけでなく、あなたの将来をよりよいものにするための第一歩となってくれるかもしれません。