好きな人に好かれたいからと、無理して背伸びをしたり、要望に答えてあげたりするのは恋愛においてよくあることです。


しかし、相手に合わせて振る舞っていたらいつの間にか「都合のいい女」になっていた…なんてことは望んでいませんよね。

都合のいい女のままでは進展の望みも薄く、ライバルも現れるかもしれません。
都合のいい女をやめたいと思った時、逆転するためにはどうしたらいいのか考えていきます。

目次

①やめたいけど…私は都合のいい女?



まずは、彼が自分をどう思っているのか再確認しましょう。

単に「恋人未満」である場合や、「もう付き合っていると思っていた」という場合も考えられます。


「私達は恋人なの?」という問いにはっきり答えなかったり、以下の行動が多かったりする場合「都合のいい女」として扱われているかもしれません。

・昼間以外の急な呼び出しが多い


はっきりとした恋人ではない場合、彼にとってあなたの優先順位は高くありません。



友達と遊ぶ、仕事に行く、ゆっくりしたいなど、自分の生活を優先するため、あなたとの次の約束をあまり作らないでしょう。
かと思えば、暇なときや性欲が高い時に急に呼び出すこともあります。人恋しくなる夜の急な誘いも多いようですね。


「自分のことを好きだから断らないだろう」という自信があるため、多少無理な時間でも呼び出してくるようです。

・会うと体を求められることが多い


「都合のいい女」かつ「セフレ」として扱われるケースもあります。

急に呼び出し、体を求められることが多い場合は、いつでもできる便利な女として見られているかもしれません。


行為中にささやかれる愛の言葉は信じてはいけませんよ。
行為後や、それ以外のゆっくりしている時間の中に優しさや愛情表現はあるでしょうか


・彼の身の回りのことをやってしまう


一人暮らしの彼である場合、このケースも多いようです。


食事や掃除など、自分では面倒なところの世話をしてくれる「家政婦代わり」になっていませんか。

一緒に過ごす時間が長いほど家事をする必要性も増えてきますが、感謝の言葉がなかったり、あなたが家事をしないと文句を言ったりしてくる場合は要注意。
材料費などを出さず、料理をねだってくるだけの男性もいるようです。

・SNSタグ付けや友達の紹介を嫌がる


周囲の人に知られてもいい関係であれば、友人に紹介し合ったり、SNS投稿に顔を載せたりしても問題ないはずです。


本当にSNS関連が苦手な男性もいるため断言はできませんが、投稿はするのにあなたのことは書いてくれないなど、隠したい素振りがあると怪しいですね。
友人に紹介するのを嫌がる理由は、彼氏だと思われたくない、後の面倒事を避けたいなどと考えている可能性があります。

②都合のいい女のまま…やってはいけないこと



「都合のいい女」になってしまう理由は、男性側とあなた側両方にあります。


厳しい言葉かもしれませんが、その彼には「自分に好意を持っている女性を都合よく扱う」という傾向があります。

真面目な男性であれば、彼女にしてくれたり、恋人でない女性とは一線を引いたり、どちらにしても真摯に向き合ってくれるはずですからね。
ただ、彼自身にそういった傾向があればもう望みはないのか…というとそうではありません。

都合よく扱われるか、そうでないかはあなたの行動で変わる可能性があるのです。
残念ながら①の内容の多くに当てはまった場合、「都合のいい女をやめたい」と気持ちのままに動くのは少し危険です。

逆効果になり得る、やってはいけないことをご紹介します。

・感情に任せて問い詰める


彼があなたをそばに置いているのは、自分のいいように動いてくれる「都合のいい女」だからです。

そんな存在から、彼女にしてくれと懇願されたり、今の関係は嫌だと泣いたり責められたりすると、反省するどころか、ただ一言「面倒くさい」と感じてしまう可能性が大きいでしょう。


話したいことや聞きたいことを整理し、冷静な話し合いに努めましょう

聞く耳を持たない、話し合いを有耶無耶にしたがるなどの態度が見られると、今のところ彼はあなたとの進展を願っていないということでしょう。


・料理やベッドなどでいい女アピールをする


彼にもっと好かれるため、自分磨きをして、魅力的な自分をアピールしようと考えるかもしれません。


しかし、進展していない状態でこのようなアピールをしてしまうと、「さらに都合のいい女」になってしまう可能性大です。

また、「〇〇してあげている」という恩着せがましさを感じさせる原因にもなってしまいます。


自分磨きはもちろん重要ですが、自分からアピールをするのではなく、彼に見せない部分で魅力を伸ばしていき、彼の方から気づいてもらうことが大切です。

③目指せ逆転!本命昇格のためにやるべきこと




今の彼に「都合のいい女」扱いされている、または好きな人ができてもいつも「都合のいい女」止まり…という女性は、何を心がければ本命に昇格することができるのでしょうか

・「都合のいい女」であると自覚し、依存しない


実は、「都合のいい女」の中には、自ら進んで「都合のいい女」になっている女性が多いのです。


彼の言うとおりにすれば、必要な時に認めてもらえて「承認欲求」が満たされます。

彼女ではないけれど彼に尽くす、ちょっぴり可哀想な自分に酔っていたり、分かっていても抜け出せずにいたりするのですね。
都合のいい女をやめたいのであれば、まずは自分が今「そうなりがちな女」であると自覚することが大切です。


まずは、男性や恋愛への依存心を少しでも減らす方法を考えていきましょう。

・「いいなり」だと思われないよう、返信や即OKをやめる


男性は、基本的に追いかけたい生き物であり、手に入ったものには興味を示しづらいと言われています。


つまり彼は、彼女でもないのに自分の言うように動いてくれる女性をあえて恋人にしようと思わないのですね。

手に入りそうで入らない距離感が、「手に入れたい」という欲求を高めます。


返信する頻度を減らしたり、時には誘いを断る余裕を見せましょう。

都合よく扱われないためには、「都合よく手に入らない」女になることが大切です。


もしも、「言う通りにしないと嫌われる」と不安があるのであれば、既に彼に依存している証拠です。

このまま彼が一方的に権力を握る関係は危険ですから、いいなりを続けずに何らかの行動を起こすことが必要です。

・彼が興味を持つことでこちらから誘う


都合のいい女は、男性のペースや希望に乗ってばかりいることが多く、男性にとって「一緒にいて自分が楽な女」とも言えます。

会えば彼の言う通り、体の関係や溜まった家事の消化ばかり…という関係では、進展はかなり難しいはずです。


できれば外などで、ライブやスポーツ、ショッピングなど、自分も彼も楽しめそうなことを提案してみましょう。「一緒にいて楽しい女」になり、もっと一緒に過ごしたいという彼の気持ちを高めることをねらいます。
もちろんこの時も、「あなたのために」というような男性本位の態度は避けましょうね。

・恋愛以外で充実した生活を送る


恋愛への依存を減らすには、他の楽しいことに打ち込む時間が必要です。

仕事や学校、趣味や習い事など、自分自身が心から楽しめる時間や成長できる時間をできるだけ多く作りましょう


恋愛がなくても楽しめる場所が多ければ自然と恋愛の優先順位も下がってきますし、自分磨きにも繋がります。
「どうせあいつには俺しかいないから」と安心しきっている男性にも効果があるでしょう。

・アピールせず自分磨きを続ける


「彼のため」ではなく「自分のため」に自分磨きを続けましょう。

全てを「恋愛のため・彼のため」と思っていると、依存に繋がります。
料理やダイエット、スキンケア、勉強など、ひとりの魅力的な人間として自信をもてる部分を増やしていきましょう。


「都合のいい女」は、立場的に彼より下に見られています。手放すのが惜しい存在だと思われれば、あなたへの態度も変わってくるはずです。


知らないうちになんだかいい女になっていて、離れていきそう…という焦りを感じてもらえれば成功ですね。



さまざまな努力をしても彼の気持ちが動かないのであれば、それは女性と真摯に向き合えない彼の問題でもあります。

幸せな未来は難しいと判断して、さっさと次に行くくらいの覚悟でいましょう。

まとめ

「都合のいい女」から逆転するには、まずは彼や恋愛中心ではなく、自分を中心として生活を充実させることが必要です。


都合のいい女をやめたい!と思ったらすぐに意識を変え、行動してみてください。


自分の体や時間を安売りするようなことは避け、お互いに思い合える素敵な恋愛ができるといいですね。