近頃では人の性格などを判断する時に「○○脳」と呼ぶことが多く、脳に対する関心を持つ人が増えています。近頃では人の性格などを判断する時に「○○脳」と呼ぶことが多く、脳に対する関心を持つ人が増えています。
その中でもよく耳にするのが「男性脳」「女性脳」という区別です。
果たしてこの性差による脳の違いというのは、性格的にどんな違いがあるのでしょう。
さらに、周りの女性と少し価値観や恋愛パターンが違うと感じている人は、実は女性脳ではなく男性脳の傾向が強いのかも知れません。
今回はそんな男性脳の女性がどんな特徴を持ち、どんな恋愛をしがちなのかについて紹介していきますね。

目次

男性脳・女性脳ってどんな意味?


はじめに男性脳と女性脳の、どこが違うのかについて見ていきましょう。

性差による性格の違いのことを意味する

この男性脳と女性脳という分類は、実は具体的に脳の構造や働き方が違うというものではありません。
ですから、男女の脳自体に関しては医学的に大きな違いがあるわけではなく、MRIで見ても異なるという話ではありません。
そのため単純に男女の性格の傾向が異なることを、男性脳、女性脳という表現で分類しているということになります。
ですから男性脳、女性脳という分け方や、それによる性格の傾向の違い自体も、これと言って明確に定義されているわけではなく、あくまで男性女性のそれぞれの一般論として、このような違いがありますよという話なのです。

基本的には個人差が大きい

さらに男性脳と女性脳という考え方は一般的な傾向としての性差によるキャラクターの違いで、すべての男性女性に当てはまるというわけではありません。
あくまで一般論として、という話です。
そのため実際には男性脳と女性脳の差による特徴の違いよりも、個人差による違いの方が大きかったりするため、あまりすべての女性に対して当てはまるという風には受け取らない方がよいかも知れません。
とはいっても、一般論としてはある程度通用するものですから、自分のキャラクターを分析するためにはその違いを理解しておくのも悪くないはずです。

男性脳の女性にはどんな特徴がある?


ではいよいよ、男性脳的な要素を持った女性には、どのような特徴があるのかを順番に見ていきましょう。

考え方がロジカルで「オチ」を求める

一般的に男性は論理的で、ロジカルな思考を特徴としています。
その一方女性は論理よりも感情で行動します。
ですから通常女性の行動の動機となるのは、喜怒哀楽と言った感情的な要素となるのですが、男性脳の女性は「論理的に明確なメリット」がある時に行動します。
さらに会話においても論理的になるため、きちんとオチがないと納得いきません。
よく女性がしがちな「アレがこうしてああなった」という曖昧な会話が理解できず、筋道立てて話さなと成立しません。
そのため、一度取り組み始めると感情で飽きてしまってやめるということが少ないため、集中力が高かったりもします。

競争が好きで負けず嫌い

競争好きというのも男性脳の特徴です。
女性の場合は何かと穏便に済ませ、競争を避ける傾向にありますが、男性脳の女性は白黒をハッキリ付けたがり、さらに相手に負けることをよしとしません。
そのため他人から見ると負けず嫌いで、頑固者という性格に見られがちです。

女性脳より協調性がない

女性の場合は比較的グループを作りやすい傾向にありますが、男性は一匹狼的な行動を取る人がたくさんいます。
そのため男性脳の女性はグループの中でなんとなく落ち着くと言うよりは、協調性に欠けてひとりで行動しがちです。
そうなると周りの女性から協調性に欠けるとみられてしまい、グループから阻害されてしまいますが、そもそも団体行動をそこまで好まないため、気にならないことがほとんどです。

他人への関心が低い

他人に対しての関心が低いというのも、男性脳のキャラクターと言えるでしょう。
女性の場合はあれこれ他人の噂話や、あの人がどうしたという話題に事欠かないのですが、男性脳の女性はそのようなことにあまり興味がありません。

男性脳の女性がなりがちな恋愛の傾向は?


さてここまで男性脳の特徴についてチェックしてきましたが、これを自分に当てはめてみると、ひょっとしたら私は男性脳かもと思い当たることがあるかも知れません。
そこで続いて、恋愛について男性脳の女性がやりがちなパターンを見ていきましょう。
もちろんこのような男性脳の女性のパターンがダメというわけではありませんが、恋愛に関してマイナスになるようなパターンは意識してやめることも必要かも知れません。

普通の女性より性欲が強い

性欲に関しては、通常男性の方が女性より強いものです。
そのため男性的な気質が多い男性脳の女性は、一般的な女性よりも性欲が強い傾向があるかも知れません。
もちろん性欲が強いことが悪いことではありませんが、ある程度は自分でコントロールしていかないと、後から後悔することにもなりかねませんので、気をつけてくださいね。
特に女性はその気になれば誰とでもセックスできてしまうような環境でもありますので、あまりにたがが外れてしまうのも考えものです。

過去の恋愛を忘れられない

男性は女性と比較して、過去の恋愛に引きずられがちです。
女性は別れ話をした後に、ケロッと何を食べたいかなどを考える切り替えの早さがあったりしますが、男性は案外何ヶ月も何年も別れを引きずったり、元カノを忘れられなかったりするものです。
そのため男性脳の因子が強い女性は、他の女性と比較して過去の恋愛にとらわれがちになる傾向があるようです。

好きな相手に理由を求める

「私のどこが好き?」と質問する女性は珍しくありませんが、男性の場合も実は特にその傾向が強かったりします。
なぜなら男性は論理性を重視しますので、恋愛に対しても理由を求めてしまうからです。
先ほどのようなセリフを女性がよく口にするのは、男性は恥ずかしくて本当は聞きたいのに聞けないからというのがその理由ですが、男性脳の女性は特にその理由が気になってしまったりします。

追われるより追うのが好き

これもまた、男性脳の女性にありがちな恋愛のパターンでしょう。
男性というのは自分に言い寄ってくる女性をめんどくさく感じて、自分から女性を追っかけるのが好きだったりします。
ですから男性脳の傾向が強い女性は、同じように男性が言い寄ってくるよりは、自分から好きな男性を追っかけることを好みます。

自分がリードしたい

リーダーシップに関しても、男性脳的な要素の強いものといえるため、カップルの関係でも通常は男性が主体性を持ってあれこれ決めていくことが多いのですが、男性脳の女性は自分が主導権を握らないと気がすみません。
もちろんそれで二人がうまくいくのであれば、まったく問題ないのですが。
しかしそのことで衝突する機会が多いのであれば、すこし自分が折れることを学んだ方がうまくいくはずです。

まとめ

男性脳と女性脳というのは、あくまで一般論としての男女の違いを表す言葉です。
さらに最近ではジェンダーフリーが強調されていますから、一概に男性がこう、女性がこうと言い切るわけにもいかないかも知れません。
とはいっても昔からある程度性差によるキャラクターの違いは存在しますし、それに振り回されるのではなく、自分と周り、あるいはパートナーとのよい関係作りのために、上手に利用してみるとよいのではないでしょうか。