「性に奔放」という言葉を耳にしたことがあるはずです。
しかし案外この言葉がどういう意味なのかハッキリとわかっていなかったりしますよね。
そうなると、性に奔放だね、と誰かに言われた時に、どう反応したらいいかわからないはずです。
今回はこの性に奔放という言葉の意味を説明し、どんなシーンでどのように使われるのかを紹介していきますね。

目次

性に奔放という言葉の意味は?


ではまず、「性に奔放」という言葉は、具体的にどのような意味なのかについて見ていきましょう。

基本的には性に対しての抵抗感がないという意味

性に奔放という言葉の意味は、奔放という単語を理解すれば必然的にわかってくるはずです。
奔放という言葉の意味を調べてみると、次のような意味であることがわかります。
「常識や規範にとらわれないで、自分の思うままに振る舞うこと」
ということで、常識や社会的なルールにこだわらず、自分のやりたいことを好きなようにやるというのが、奔放という言葉の意味合いです。
これが「性」とつながればどうなるかは、簡単に理解できますよね。
そもそも性というのは社会的にはおおっぴらに語ることすらタブーとされていますから、それだけ暗黙のルールや常識というものにがんじがらめになっています。
そんな性に対して奔放に振る舞うというのは、開けっぴろげで自由な性を楽しむという意味合いになるはずです。
さらに性に奔放というのは基本的に男女関係なく使われるのですが、実際にこの言葉が使われるのは、男性よりも女性に対しての方が多くなっています。

場合によっては「フリーセックス」の意味としても使われる

この性に奔放という言葉をさらに拡大解釈すれば、それは「フリーセックス」という言葉につながります。
フリーセックスというのは、複数の相手と自由にセックスをするという意味合いを持ちます。
普通は特定の相手を決めて、彼氏彼女の関係になってからセックスするものですが、フリーセックスの人は違います。
ある意味相手を選ばずにセックスを楽しむというポリシーを持ったフリーセックスをする人は、この性に奔放という単語で分類されるといっても良いでしょう。

性に奔放と言われる女性のパターンは?

しかし性に奔放と言われる人の中でも、そのタイプはいくつかに分類できます。
例えば女性のケースで考えてみましょう。
まずは本命の相手がいるにもかかわらず、彼氏以外の異性とセックスしてしまうタイプ。
さらに、複数の異性とセックスをしたいからあえて彼氏を作らないという人もいます。
性に奔放というイメージそのもののキャラとしては、いわゆる「ビッチ」と呼ばれるタイプの人もいます。
逆に、一見清楚なタイプに見えるけれど、その実セックスに関しては自由で、何人かの男性と関係を持つことに抵抗がない女性もいます。

性に奔放な女性のパターンと特徴


さて、そんな性に奔放な人たちには、一体どんなパターンがあるのでしょうか。
ひと口に性に奔放といっても、実際にしている行動としてはいろいろな種類があります。
では、性に奔放と言われる女性が、どんなパターンで行動しているのかをチェックしてみましょう。

グループ内などで複数の男性と関係を持つ

例えば大学のサークルだったり、会社などの組織の中で、複数の男性と性的な関係を持つというのが、性に奔放と言われる女性の一般的なスタイルではないでしょうか。
組織の中にいる男性のほとんどとセックス関係を持っている女性というのは、案外珍しくなかったりします。
もちろんそんなことはあからさまにされませんから、案外集団の中ではバレていないこともありますが、男性側からは「あいつはヤラせてくれる」という評判が周りに広がっていることも珍しくはありません。

不倫などの恋愛に対しても抵抗感がないことも

性に奔放な女性は、社会的な常識や法律なんてお構いなしで、セックスしたいと思った時に思った相手としてしまうということになります。
そうなると当然ですが、社会的にはタブーとなっていて、法的にも問題のある、既婚者男性とのセックスもまた、タブーとして考えずに楽しんでしまう傾向にあります。
もちろん人によっては既婚者は対象から外すということもありますが、性に奔放な女性はどちらかと言えばそのようなモラルがありません。

実は自己肯定感が低い可能性もある

しかしなぜそんな性に奔放なキャラクターになってしまうかをよく考えると、その根底には複雑な事情が流れている場合もあります。
性に奔放な女性のイメージというのは、普通に考えれば陽気なキャラクターで、勢いに乗ってたくさんの男性と関係を持っていると思われがちです。
もちろんそれも正解ではありますが、実際には真逆のキャラの人が性に奔放になっている場合もあるのです。
それは、自己肯定感が原因となっている場合です。
自己肯定感が低い人は、セックスをすることで男性が喜ぶことだけに対して、自分の価値を認めることがよくあります。
そうなると自分の価値=セックスという発想になり、少しでも自己肯定感を高めるために、たくさんの異性とセックスをしてしまうということもあるのです。

性に奔放な女性と付き合う時の注意点


ではもし性に奔放な女性、あるいは男性と付き合っている、あるいは付き合いたいのだとしたら、どんなことに注意すれば良いのでしょうか。

相手を束縛したい人は避けるべき

性に奔放な相手と付き合うとしたら、その相手が自分以外の異性とセックスをすることを、受け入れなければなりません。
そうなるとそもそも自分が束縛の強い性格だったとしたら、関係はあっという間に破綻してしまいますし、性に奔放な相手がストレスになってしまうはずです。
ですからそのような人は、できるだけ性に奔放な人と交際するのは避けるべきと言えるはずです。

性病などにも気をつける

性に奔放な人は不特定多数の相手とセックスし、さらに往々にしてきちんと避妊具を付けなかったりします。
たとえ相手が誰かとセックスをしていることを受け入れているとしても、避妊具を付けていなければ常に性病のリスクがあることを忘れてはいけません。
そんな相手とのセックスの際には、必ず自分はしっかりとコンドームを使うなどして、性病の対策をしておくべきでしょう。

サイコパス的な要素があるので要注意

性に奔放な人というのは、じつは「サイコパス」的な要素を持っている可能性があることを知っておきましょう。
サイコパスというのは「反社会性パーソナリティ障害」に分類されるパーソナリティ障害のことで、社会的な常識や対人関係のルールに対してまったく罪悪感を持たずに自分のしたいことをしてしまうという、精神的な病気です。
まさにそれは性に奔放と呼ばれる人の特徴と一致します。
サイコパスの人は周りの人たちにいろいろなトラブルを引き起こしますので、その問題があまりに大きな悪影響を引き起こすようになったら、何らかの対策をしなければなりません。

まとめ

性に奔放というのは、なんとなく明るくおおらかなイメージを持ちがちです。
しかしいざそんな相手を自分のパートナーとしてしまうと、メリットよりもデメリットの方が多くなるはずです。
さらに性に奔放な原因に、ネガティブな要素が潜んでいる可能性があったり、あるいは先進的な疾患による可能性もありますので、しっかり見極めてトラブルにならないよう、注意するべきといえるはずです。